可愛くなる方法!3つの不動の条件とは!?

「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」

フランスの実存主義者シモーヌ・ド・ボーヴォワールは彼女の著書『第二の性』の中でそう唱えました。勿論そこには時代や社会制度によって規定される「ジェンダー」という問題提起を含めて、多分に哲学的な考察と、さらにそこから導かれた何がしかの高尚な発言意図があったのだろうとは思いますが、少なくとも私は「女性である」ということは単純に生物学的見地から決定されることではなくて能動的で主体的な個人の努力によって確立されていく「事実の積み重ね」だという風にその発言を自分の身の丈に合わせて解釈しています。

そういうわけで、私が以下の文章において「女性」という言葉を使う場合、単に性別のことだけを言っているのではないということをまずもって理解して頂きたいと思います。

さて、前置きが少々長くはなりましたが、ここからようやく本題に移っていこうと思います。

「可愛くなりたい」

女性ならば誰しもがそう思っているだろうし、そのために世の並いる男性などには想像もつかないような大変な努力を日々継続されていることと思います。まずはそのことに対して敬意を払いたいと、世の並いる男性の一人である私は思います。

ところで、そもそも「可愛い」ということの定義はいったいどういう風にしてなされるのでしょうか。

これは本テーマについての内容を進めていく上で非常に重要なことだと私は考えているので、初めにそのことについて少しでも確かな共通理解を持っておきたいと思うわけです。

 

「可愛い」

いとおしさ、趣き深さなど、何らかの意味で「愛すべし」と感じられる場合に用いられる。また、「かわいそう」と関連するという考え方もある。派生語にはやや意味を強めた「可愛らしい」、動詞の「可愛がる」がある”                  

                   Wikipediaより引用

 

 

一方で、「可愛い」と並んでよく女性を形容して使う言葉に「美しい」というものがあります。

こちらについても大まかな語義をここに引用してみましょう。

「美しい」

“ 色・形・音などの調和がとれていて快く感じられるさま。人の心や態度の好ましく理想的であるさまにもいう”                        デジタル大辞泉より引用

以上のように二つの言葉とその語義を並列させて比較してみた時にいったいどのような印象を得ることができたでしょうか?

勿論、とらえ方は人それぞれで多様であるとは思いますが、私は自分の言葉で「可愛い」は下目線、「美しい」は上目線というようにそれぞれを分類しました。

それはどういうことかと言いますと、ここに架空の観察者がいるとして、その観察者から見た目線の違いによって二つの言葉を区別してみたという程のことです。

ここで誤解があってはならないので一応弁明しておきますと、「可愛い」は観察者から見て下目線だからつまり見下しているのだとか軽く見ているのだということではなく、或いはまた同じ理由から、「美しい」については上目線で唯々それに媚へつらっているということでもありません。

上、下という言葉がそのまま優劣を問題にしているということではないのです。

換言すれば、それらは大地と空の関係に近いとも言えるでしょう。

「可愛い」は足元の大地のように人間の手が加わり計画性を持って想定の範囲内において管理されていくことで豊かな実りを結ぶことができます。そこに不確実さや突発性、奇抜さは不要だと言えるでしょう。

一方で「美しい」は見上げた空のように人間の力では如何ともできない程に自由で、透明で、存在自体がどことなく不確かなようで、それ故に脆さを感じさせるようなところがあります。

以上のように「美しい」という比較対象を設定することで、相対的にではありますが「可愛い」ということがどういうことなのか少しだけ明らかになってきたように思います。

『Essentialダメージケア』というシャンプーのテレビCMで用いられていた「カワイイは作れる!!」というキャッチコピーを耳にして未だに覚えている方は多いと思います。

そのキャッチコピーが消費者の既成概念の枠に与えたインパクトについて云々するのに代わって私の持論を述べさせて頂くなら、むしろ、作られたものだけが「可愛い」くあり得ると私は考えているのです。

「可愛い」は決して静的な状態そのものだけを指して表す言葉ではありません。何らかの意図や意思を持って何かを作り上げようとするとき、まさにその時のその意図や意思の純粋さと明らかさにおいてその主体者は「可愛い」く映るのであり、それが「可愛い」ということのおおよその正体なのです。

そしてそれは根本的には「カッコいい」という形容詞についても共通して言えるところが多いのではないかと私は思っています。

ここで少し欲なことを言って今一歩私のその持論を発展させて敷衍していくならば、こう結ぶことができるでしょう。

それは、いかなる種類の肯定的評価であっても、その内部に「可愛い」が内包しているところの要素を抜きにしながら成立するものなどない、ということです。

もっと言えば、対象を「可愛い」ものとして受け入れた上で、それを基礎として、対象へのあらゆる好意的な評価は成立していると私は思っているわけです。

さて、ここにおいて、本テーマについて、どちらかといえば傍観する立場にいたであろう男性たちにとっても、もはや「可愛い」ということとそうなる方法について直接的に無関係ではいられなくなったのだということをお分かり頂けたでしょうか。

どのような形のものであれ、コミュニケーションが円滑に進むということは、相互について「可愛い」要素に基付いた愛情、信頼、尊敬、といった関係性がそこに成り立っているということに他なりません。

そうは言いましても、冒頭の書き出しでボーヴォワールを引用して女性についての定義に断りを入れることから本テーマについて書き始めた私の心理を今もって分析して見ますと、それは私が女性ではなく男性であるが故に、「可愛い」の当てはまるイメージとして第一に現れてくるものが私が勝手に好意を寄せている女性たちの群像であるということに主に起因していることは見過ごすことができない事実でありますので、したがって私がこれからやる仕事は以下に続くように、特に女性の場合に限って、可愛くなる方法として、個人的な経験を手掛かりにして、具体的にどういったことが考えられるかをここまでに示した「可愛い」の定義から演繹的に述べていきたいと思います。

そこでまず第一に挙げたいのが、「笑顔が可愛い」ということです。

むしろ笑顔の可愛くない女性などいないと言っても過言ではないのではないでしょうか。それほどまでに、笑顔が表象するところの他意や屈託のなさというものには明確なところがあります。また、笑うという行為のここでは副次的な効果として心的な負荷の軽減も見込めるでしょう。

もしもストレスのかかる環境下にあって、その状況がどうにもならないのなら、マイナスの感情に機械的に従順になってしまうのではなく意識的に「笑顔」を作ることを心掛けて見てはいかがでしょうか。

次に、「目が可愛い」ということです。

もちろん流行のアイドルをお手本にしたメイク・アップの勉強をするのもいいですが、「目は口ほどにモノを言う」と昔からの格言にあるように、自分らしさが最も現れるのが目だということは間違いないですので、やたらに目の大きさを強調することだけを意図した没個性的な化粧などは控えるべきでしょう。そこには自分を閉ざして他者を拒絶するという閉鎖的な心理が働いていて、それは「可愛い」こととは実のところ、一番縁遠いことのかも知れません。

最後に、「言葉遣いが可愛い」ということです。

「存在は言語だ」と看破した哲学者の教えの通り、その人間が何者であるかを規定するのはその人間の用いる言葉のひとつひとつであると私も考えています。

したがって、普段の会話で自分が使っている言葉についてもっと意識を働かせて、もしもその必要性を感じたら積極的に変えていくようにしましょう。「可愛い」人の言葉というのは明確であるだけでなく、想像を超えるような努力の結果、非常に洗練されているものです。

以上、「可愛くなる方法」についての具体的なものを幾つか提案したところで、全体としての論を結ぼうと思います。

「可愛い」は主に内面の問題であるとする私の立場から、その方法論についても技巧的なことについて語ることは余り多くなかったかと思いますが、一番重要なことは「可愛い」ということの正体を知っているということであり、読者が流行に左右されて陳腐化することのない「可愛い」の本質に日々近付くことができるよう心から応援しています。

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