最近流行りの台湾コーヒー

 

コーヒーと言えばブラジルなどが有名ですが、最近は台湾コーヒーが流行っています。少し前には、ベトナムコーヒーなどがヒットしましたが、ここ最近では台湾でもコーヒーが採れるようになりました。

台湾と言えば美味しいものが多いことでも知られていますし、ドリンクとしてはお茶が有名です。初めて台湾コーヒーの名を聞かれた方は、台湾でコーヒー!?と少し結びつかないかもしれませんが、最近は台湾コーヒーを出す喫茶店やカフェなどが台湾ではブームで、コーヒー豆もお土産などに選ばれています。

今回は、最近流行っている台湾コーヒーについてお話します。

 

■そもそも台湾コーヒーって何?

 

台湾コーヒーの始まり

台湾コーヒーは、実は最近ブームになる以前から、存在していました。その歴史は、日本の統治時代までさかのぼり、天皇に献上するための貢ぎ物として使われていました。

そのために植えられたのが台湾コーヒーの始まりです。そのため、大変歴史の長い、由緒ある飲み物として古くから皇族らの間で飲まれてきました。

 

近年の台湾コーヒーの復活

ブラジルなど安価なコーヒーの台頭で一時的に衰退しましたが、近年、MADE IN TAWAN という台湾の製品を世界に広めようという活動の一環として、台湾コーヒーが再び脚光を浴びるようになりました。

現在、その人気は台湾のみならず、世界的にも広まっており、日本でも台湾コーヒーの人気が徐々に高まっています。

 

台湾コーヒーの産地

台湾コーヒーは主に3つの産地で摂れ、それによってコーヒーの特徴が違います。

一つ目は、台湾南部にある阿里山で栽培されている阿里山コーヒーです。

阿里山は最も有名な台湾コーヒーの産地で、お味もとっても良いと評判です。フルーツでやや酸味があるので、さっぱり系のコーヒーが好きな方にはおすすめです。お土産にも良い定番コーヒーです。

 

二つ目は、古坑コーヒーです。古抗は、歴史的にも台湾コーヒーのゆかりの地で、かつては最もコーヒー栽培が栄えた場所でした。しかし、1999年の大震災で被害を受けたコーヒー農場は大規模にダメージを受け、災害後は一時的に地域のコーヒー産業が衰退しました。

しかし、それ以降地域の生産者らの努力のおかげで、いまではすっかりと復帰して、現在はコーヒー農園と観光を上手く組み合わせ、台湾随一のコーヒー料理が味わえる地としても人気となっています。そのため古抗コーヒーも人気となっています。

 

三つ目は、瑞穂コーヒーです。瑞穂は、台湾東部の舞鶴村にあるコーヒー農園で採れるコーヒーです。温暖な気候のため、味わいが豊潤で深みのあるコーヒーなのが人気です。瑞穂地域は、現在オシャレスポットとして人気が高まっているので、カフェや雑貨屋さんなどが立ち並ぶニューエリアです。台湾茶でも有名な地域なので、台湾茶のカフェやショップ、博物館などもあり、観光スポットとしてもおすすめです。

 

 

■台湾コーヒーの魅力

 

今台湾が熱い

最近は、もっぱら台湾ブームが起こっています。台湾コーヒーもその一つで、カルチャーやグルメ、ファッションなどさまざまな分野で台湾ブームがきています。日本でも台湾をフィーチャーしたイベントが数多く開かれており、台湾でもたくさんの注目されているコーヒーイベントがあります。

今年の夏には、台北で大規模なコーヒーイベントも催され、日本やからもコーヒーメーカーが出店して、台湾コーヒーの販売や紹介がありました。

日本から3時間という気軽に行ける距離なので、日本のカフェ関係者もたくさん参加して、今の台湾コーヒーの爆発的ヒットのきっかけとなりました。

 

台湾で楽しめる人気の台湾コーヒーショップ

台湾に旅行をすれば、もちろん台湾コーヒーを楽しまないてはありません。台湾には人気コーヒーショップやカフェはいくつかありますが、特に次の2つが人気です。

 

一つ目は、Goodman Roaster(グッドマンロースター)です。こちらのお店は、店内でのイートインと豆の販売どちらも人気のお店です。店長が阿里山コーヒーに感銘を受けたことが始まりだったというお店なので、阿里山コーヒーを味わうならこのお店がイチオシです。

標高の高い阿里山で採れる切れ味の良いフルーティーなコーヒーが味わえます。

 

二つ目は、Fika Fika Caféです。オシャレでモダンな店内が人気のお店です。そして店内の雰囲気だけではなく、コーヒーの品質にもこだわっています。2013年のコンペティションで世界チャンピオンになったバリスタがいるお店としても注目されています。

現在、2店舗あり、台北では最も人気のお店ともいわれています。

 

【台湾にいったら必見の台湾コーヒーがおすすめ】

最近、台湾ブームで日本からの観光客もどんどん増加しています。そのため、多くの新しいお店が街にオープンしています。

ですので、これから台湾へ行くなら、是非台湾コーヒーを味わってみましょう。お値段は1,000円程度の豆が多くなっていますので、ご自宅用やお土産として持ち帰って、いろいろな味を楽しむのもいいですね。そして、お友達へのお土産にもぴったりです。

 

エス

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辛かった時、周りの人に言えない性格で、名もなきサイトに救われました。このことを実感して私も誰かの心の重りを少しでも軽くできるように頑張って更新します。 初め...

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