泣きたい夜の過ごし方。涙を流してもっとハッピーに!涙活のススメ
女性なら誰しも、泣きたくなる夜があるはずです。
仕事で嫌なことがあった、
恋愛が上手くいかない、
未来がすごく不安、
人生に楽しみが見いだせない、
そのような、泣きたくなる理由が明確にある場合もあれば、
「ただ何となく泣きたい!」
という時もあるでしょう。
心配しないでください。
泣きたいという感情は、ごく自然なものですから。
■泣きたい夜は・・・
ではそんな時、あなたはどうしていますか?
涙をグッとこらえて我慢!
そんな人も少なくないと思います。
大人だから泣くのはみっともない、
泣いたら余計悲しくなるから、
そのように考えて泣かないようにしているのであれば、実はそんな我慢は不要です。
むしろ泣いた方が幸せになれるのです!
涙の効能
なぜ泣いた方が幸せになれるのかというと、涙には大きなストレス発散効果があるからです。
泣くことによってストレスが発散できる理由は、副交感神経が優位になることにあります。
自分の意志と関係なく、無意識に体をコントロールしているのが自律神経です。
自律神経は、交感神経と副交感神経の2つの神経で成り立っています。
起きてアクティブに活動している時には交感神経が、
ゆったりと休息している時には副交感神経が活発に働いています。
副交感神経が優位になると、人はリラックスし、ストレスを発散することが可能です。
泣くという行為は、副交感神経のスイッチを入れる役割をしてくれるのです。
さらにこんな効果も
泣くことで幸せになれるのには、副交感神経が優位になることだけによるものではありません。
他にも以下のような効果があります。
・セロトニンの増加
脳内物質のひとつであるセロトニンが減少すると、鬱病になりやすいと言われています。
このセロトニン、泣くことで増加することが実験によって立証されていて、別名「幸せホルモン」と呼ばれるほど、人間の多幸感に深く関わっています。
泣いた後にすっきりし、幸せな気持ちになれるのは、セロトニンが増加したことに起因します。
・エンドルフィンの分泌促進
泣いた後にはエンドルフィンの分泌が促進されます。
エンドルフィンは脳内麻薬と呼ばれ、その鎮痛効果はモルヒネの数倍以上とまで言われています。
泣くことでエンドルフィンが多量に分され、ストレスをやわらげることが可能になります。
・コルチゾールの排出
涙にはコルチゾールという物質が含まれています。
コルチゾールとはストレスホルモンの一種で、副腎皮質から分泌されます。
コルチゾールが溜まると、
「辛いな」
「むなしいな」
「やる気が起きない」
などというネガティブな心情になりやすくなります。
涙を流すことによってコルチゾールも一緒に排出されるので、このようなネガティブな気持ちも追い出すことが可能です。
■上手な涙活の方法
泣くことに大きなメリットがあることが分かっていただけたでしょうか?
もう涙を我慢する必要はありませんよ。
泣きたい時には大いに泣きましょう!
中には、
「泣けと言われてもどうやって泣いたらよいか分からない・・・」
という人もいるでしょう。
すぐに泣ける人もいれば、泣くことが苦手な人も存在します。
では、涙活を上手に行う方法をご紹介します。
泣けるアイテムを準備しておく
泣ける小説や映画などをあらかじめ手元に準備しておきましょう。
今日はなんか泣きたい気分、と思ったら、それらを活用して泣いてみてください。
どっぷりと映画や小説の世界に浸かると、泣くのが苦手な人も自然に涙がこぼれるでしょう。
また自分の小さかった頃のアルバムやビデオを観るのもおすすめです。
幼かった自分が少しづつ成長し大人になっていく姿は、感動の涙を呼び起こします。
そして、家族や仲間が常に寄り添っていてくれたことに改めて気づき、感謝の念でいっぱいになるでしょう。
感動の涙には、強いストレス発散効果があります。
定期的に泣く習慣をつける
定期的に泣く習慣をつけておけば、ストレスを適宜発散することが可能です。
普段あまり泣かない人は、一ヶ月に一回、二週間に一回など、あらかじめ泣く日を設定しておきましょう。
ただし家族と住んでいる人は、自室でこっそりと泣く方が良いでしょう。
あらぬ心配をかけてしまうことになりかねません。
たくさん泣いたあとはスッキリとした気分になり、自然と笑顔がこぼれます。
そして自分を取り巻くすべてのものに感謝したくなるような、そんな気持ちになるから不思議です。
【まとめ】
いかがでしたか?
私たち大人は、基本的にあまり泣きません。
泣くのは子供っぽい行為で、恥ずかしいと躊躇しているのかもしれません。
確かに子供は一日に何度も泣きます。
人目を気にせず大泣きし、そしてその後カラカラと笑います。
大人も泣いたって良いのです。
むしろ、大切な家族を守り日夜努力している大人こそ泣くべきなのです。
さぁ、心のままに泣きましょう。
思いっきり泣いた後に見える世界は、泣く前よりももっと色鮮やかで、希望に満ちているでしょう。
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