本格イタリアンやスペイン料理が立ち飲みで?安くておいしいお店が増える理由
■安くて本格派は当たり前の時代に
・立ち飲み形式で品質にこだわったお店は増加傾向
飲食店は安いだけではもの足りたいと思う女性は多く、食事にお金をかける本格嗜好の女性も増えています。こだわりすぎてコラムなどの依頼が来る人や、メディアからSNSなどにアップした写真を使わせて欲しいなど、声がかかるようなケースもあります。
一方で、いつもお金をかけられるわけではないのも現実で、いかにコスパを両立するかが大切になっています。そんな女性のニーズにマッチする、立ち飲み系のバーや、気軽な料金で楽しめるバルが定着しているのです。
ポイントになるのが、本場で修業した人がお店を開くことが多い点です。また、グループ企業であればヘッドハンティングで腕の良いシェフが引き抜かれることもあります。料理の味や見た目はこの時点でクリアします。
そして、立ち飲みや小皿料理メインのバルは滞在期間が短い傾向にあり、お店の回転が速くなります。その分原価を抑えてリーズナブルに料理やお酒を提供できることが多いのです。
こだわりのある人に向けて少し高目のデイリーワインを格安で入れるなど、目玉になる日替わりメニューが登場することもあります。
カウンターとキッチンの近さもあいまって、シェフと友達感覚で行きつけを作る人も多く、常連客がつきやすい業態としても注目されているのです。
・日本酒もおしゃれに楽しめるスポットが増えている
立ち飲みというと女性は入り辛いというイメージは大きく変わっています。スペインバルなどの流行で、様々なお店が立ち飲み形式でリーズナブルなサービスを展開するようになっているのです。
日本酒や和食も女性を意識した商品が増えていて、見た目から楽しめる物が多くなっています。
日本酒はワイングラスで出ることも珍しくなくなっています。
実際にワイングラスで飲む日本酒の賞なども開かれていて、味や香りの楽しみ方が広がっています。
日本酒の作り手を外国人が勤めるケースや、ワイン作りのノウハウを日本酒作りに持ち込むなど、新しいタイプの日本酒も続々と登場しています。
日本酒は海外でも売上げが伸びていて、国外売ることを意識した商品も増えています。オシャレなデザインボトルも誕生しているので、お酒を頼むついでにボトルを取らせてもらうなど、飲む以外の楽しみ方を満喫する人も多いのです。
■クーポンは紙からスマホがメインに
・独自のクーポンを発行するお店が増えている
食事をする際にクーポンを利用し、少しでもお得に利用したいと思うのは自然なことです。一方で、クーポン誌などを貰うのが面倒であったり、検索して探すこと自体が億劫という人もいます。クーポンは種類が多すぎて把握しきれないことが多いからです。
わかりやすくしたいのであれば、クーポンサイトなどのアプリをインストールし、日付やエリアで絞り込むのがおすすめです。
表示されたたクーポンを提示するだけで利用が可能なことは一般的になっていて、いちいち紙などに印刷する必要もなくなっています。QRコードなどの読み込みなどで済む場合もあります。
お店独自のメルマガなどを駆使して、クーポンを発行するお店もあります。LINEなどを利用して簡単に登録できるように工夫しているケースも増えているため、お気に入りの店は公式アカウントなどがないか探しておくのがおすすめです。
LINE自体が積極的に支援している場合もあるため、意外に簡単に情報が見つかるケースもあるのです。
・フードシェアリングが新たな注目を集めている
フードシェアリングとは、食べ物を積極的にシェアし無駄を省こうとする運動です。日本でもフードシェアリングの動きが広まりつつあり、ひそかに注目を集めています。
ポイントになるのが、飲食店は無駄を減らすことができ、消費者はお得な価格で食事ができることです。例えば注文が偏ってしまって使い切れない食材ができてしまったときに、格安で一部の人に販売したり、寄付をするといった選択肢ができるのです。
業務上発生したゴミは処分費用がかかることもあるため、食べてくれる人がいるだけでありがたいという飲食店もあるのです。
実際にフードシェアリングを体験できるアプリも誕生しています。飲食店は賞味期限が迫った食材や、各種料理、営業時間などの情報をアプリに掲載します。それをみた利用者が、アプリ上で予約などを行い、料理などを受け取る仕組みになっているのです。
現在は月額会員制のアプリが多く、月に何回まで利用ができるという制限がついています。
しかし、エリア別の情報でお店を探すなど選択肢が豊富で、中には人気店や入ってみたかったお店の料理が並ぶことがあります。普段食べられないまかないを食べるような気持ちで利用する人も多く、人気になっているのです。
【まとめ】
安く、おいしく、オシャレには当たり前になりつつあります。女性のニーズを掴んだ飲食店が多いだけでなく、様々な工夫で差別化することも多くなっています。
自分のスタイルでお得を楽しめるのがポイントで、裏技的な利用の方法も増えています。
クーポンを簡単に検索したり、フードシェアリングを行えるなど便利アプリも増えているため、食事を楽しむツールとして活用している人も珍しく無いのです。
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