クリスマスは和菓子!老舗や有名パティスリーの限定和風スイーツまとめ
■クリスマス限定の和菓子も増えている
・見た目がオシャレな和菓子は珍しくない
クリスマスのスイーツといえば、ケーキやシュトーレンなど洋菓子を思い浮かべがちです。しかし、見た目にもオシャレなクリスマス限定和菓子をだすお店も増えていて、百貨店で特集が組まれるなど人気になっています。
見た目がオシャレな和菓子として有名になったのが、あめやえいたろう(Ameya Eitaro)です。リップグロスのようなチューブにみつあめをつめた「スイートリップ」が大ヒットしただけでなく、現代風にアレンジした飴たちが人気を呼んでいます。
あめやえいたろうブランドを立ち上げた榮太樓總本鋪は1818年創業の老舗で、様々な和菓子を作っています。飴を作り始めたのは日本橋に店を構えた1857年からで、発売当初から人気があったとされます。
2017年は『あめやえいたろう(Ameya Eitaro)』ブランド10周年記念として『クリスマスジュエル』が販売されたことでも話題になっています。
クリスマスジュエルは大粒の飴をダイヤモンドに見立ててカットした品で、一つ一つ職人が手作りしています。
本物のダイヤと同じようにブリリアントカットが施されていて、贈ってよし、眺めてよしの限定品になっています。
2015年にも世界を代表する大粒ダイヤを飴で表現した『スイーツジュエル』が発表されていて、話題をさらっているのです。
・くず餅の老舗が作るクリスマス限定あんみつ
くず餅の元祖とも言われる船橋屋もクリスマス限定のスイーツを作っています。創業は1805年で、江戸時代にまでさかのぼります。本店には芥川龍之介、永井荷風など多くの文化人が訪れていて、文学ファンにとっても人気のスポットになっています。
2017年の船橋屋のクリスマス限定スイーツは、『クリスマスフルーツあんみつ』です。くず餅を星型にして、ツリー型の抹茶ようかんを入れているのが特徴で、味だけでなく見た目も楽しめるようになっています。
船橋屋各店舗で購入できるだけでなく、インターネット通販でも購入することができます。期間限定品で、来年も同じものが出るとは限らないのもポイントです。
■百貨店やホテルで和のクリスマス特集も
・百貨店もクリスマス和菓子に力を入れている
クリスマス和菓子に注目をする企業や百貨店は多く、京都髙島屋では数量限定品も含めた和のスイーツが数多くラインナップされています。
ケーキのスポンジに見立てたゆずようかんの上に色とりどりのフルーツがちりばめられた『雪あそび』は亀屋良長の自信作です。パッケージの雪ウサギも可愛らしく、思わず箱だけでも保管したくなるような魅力があります。
鶴屋吉信は雪だるまやクリスマスツリー、靴下などをモチーフにした干菓子を用意しています。俵屋吉富はクリスマスモチーフの干菓子だけでなく、雪だるまをかたどった真っ白なせんべいをセットにしています。雪のように白いコンペイトウも入っているため、食感も見た目も楽しめるようになっています。
あべのハルカス近鉄本店でも、クリスマスモチーフの上生菓子などが販売されています。餡の優しい甘みと、求肥などのもちもち食感を楽しめるものが含まれているのが特徴です。一個一個が可愛らしく、非常に個性的なため、少量でも満足感があるだけでなく、買い集める楽しみもあります。
その時その時で出会える和菓子が変わる可能性があるのもポイントで、写真にとって記録するのも楽しみになります。
・玉手箱型のケーキに抹茶を使った本格ケーキも
ホテル雅叙園東京のペストリーショップ栞杏 1928では、クリスマス限定のケーキ『玉手箱 de Noël』を販売しています。数量限定の貴重品で、玉手箱がモチーフになっています。
玉手箱になっている理由は、雅叙園がその豪華さから「昭和の竜宮城」と呼ばれていたからです。
『玉手箱 de Noël』はチョコレートの玉手箱にプチケーキやボンボンなどを詰め込んだ形になっていて、様々な和の素材を取り入れています。
日本を代表するパティシエも和のテイストを取り入れたクリスマススイーツを発表しています。
パティスリー・サダハル・アオキ・パリの『サパン バンブー』はサパン(もみの木)をかたどったクリスマスケー木です。鮮やかな緑は抹茶の色です。また、ピスタチオのクリームを使うことで自然な色合いの層を作り出しています。
店舗限定で『ノエル・マッチャ・アズキ』なども販売されていて、和菓子好きでもチェックしたいスイーツになっています。
実は世界で活躍する日本人パティシエやショコラティエが増え、訪日外国人も増えたことで、海外で日本の食材を使ったスイーツがブームになっているのです。ブームが逆輸入される形で日本に戻ってくるケースが増えているのもポイントです。
【まとめ】
クリスマスモチーフのオシャレな和菓子が増えていて、見た目も味も楽しめるようになっています。老舗が本気で取り組むことも珍しくなく、洋菓子の店も抹茶など和の素材を使った本格クリスマススイーツを作るケースが出ています。
和菓子好きだからといってクリスマス時期に寂しい思いをしなくても良くなっているのも大きなポイントで、自分好みのクリスマススイーツを楽しみやすくなっているのです。
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