無理なダイエットが引き起こす弊害とは


 

■無理なダイエットでは脂肪よりも先に筋肉が減ってしまう

人間の消費カロリーは基礎代謝が多くを占めています。

基礎代謝とは、脳や臓器、それに筋肉の働きとなります。

 

もし、極端な食事制限によって食事量が不足していたり、偏った食事を継続していれば、

基礎代謝に用いられるエネルギーが欠如してしまうことになります。

極端な食事制限で体重が減少しなくなったりする理由はここにあります。

そのような状態になれば、脳や臓器に栄養が行き渡らなくなるために

活動を維持していくために不可欠な栄養をどこかから調達してこなければなりません。

 

誤った食事制限により乏しくなってしまった食事量のなかから、

栄養を調達してくるのには限界があります。

そこで、脳が、体の各部位に対して筋肉を減少させる旨の指令を出します。

 

■筋肉がなくなるだけでない

筋肉は、運動や体温を保つといった働きのために大量のエネルギーを使います。

そのため、必ず行われる基礎代謝のなかでも筋肉の働きは特に燃費が悪いのです。

 

このために、筋肉を減少させて、最低限の生命活動のほうを優先させるわけです。

筋肉がこのような働きによって減少してしまえば体力が落ちるばかりか、

基礎代謝までも落ちてしまい、肥満になりやすくなかなか痩せにくい体質になります。

 

この状態がさらに悪化することによって、筋肉に飽き足らず骨の栄養までもが使われ始めます。

無理なダイエットによって20代という若い世代でも骨粗鬆症になっている人も現実に存在します。

 

■本末転倒な結果を招く

肌ツヤ、髪ツヤといった健康的な美には、毛穴から分泌される皮脂が欠かせません。

皮脂が足りなくなれば、肌や髪のツヤが失われていきます。

 

そして、脳の働きに欠かせない糖分が足りなくなることによって集中力までも失われてしまい、

イライラしたり不安を感じてしまいがちです。

 

仮に痩せることに成功したとしても、肌や髪、

おまけに精神まで不安定になっては、とてもキレイになったとはいえませんよね?

無理な食事制限によるダイエットは、痩せにくい体質になるばかりでなく、

不安定な状態からさらに加速して、もっと痩せようという強迫観念が原因で極度の拒食症になることもあり得ます。

 

そのような状態では、女性ホルモンやセロトニンなども当然に不足してしまいますから、

生理不順になったり、うつ病に近い症状が発生する場合もあります。

 

ここまでくるとなるとダイエット本来の目的すら見失われがちといえますよね。

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