「優しい人」でいること=将来支えてくれる人とのつながり

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年金制度の不安や超高齢化社会が待ち受ける今の日本人にとって、将来のお金への不安は誰もが感じてしまうことだと思います。お金を残しておくことができないくらいギリギリの生活で頑張る人へ贈りたいメッセージ。それは「優しい人」でいることを心がけておこうというものです。最後に支えてくれるのは自分に関わる周囲の人たちですから、困った時に助けてあげたいと思われるような魅力的な人間でいることも大切なのです。

1. 親や兄弟との関わり
老後の世話をしなければいけない親兄弟。時に耳が痛くなるような指摘をされたりして厄介な存在だと思っていないでしょうか。しかし、自分が困った時にまず最初に頼りやすいのも親兄弟であるはずです。自分に余裕があるうちはその存在のありがたさに気づきにくいものですが、「困った時だけ都合よく利用してくる」なんて思われないような良好な関係を築いておくことで将来の自分の身を守ることにもなりうるのです。アテにしていい子でいるというずる賢い考えではなく、持ちつ持たれつの関係を大切にするという考え方をおすすめします。
親であれば賢い保険の入り方や将来かかるお金についてアドバイスがもらえることもあります。将来のお金のために一から学ぶのは大変ですから、親のありがたい意見にはしっかり耳を向けておきましょうね。兄弟であれば良好な関係でいることで将来親の相続問題などでお金を取り合うこともなくなるでしょう。
何かをしてあげて機嫌を取るばかりではなく、時に甘えることで喜んでもらえるのも親兄弟です。お互いの間に壁を作らず、定期的に会ったり贈り物をしたりして常に近い存在であるよう心がけましょう。

2. 子供との関わり
自分が歳をとった時に子供の世話になりたくないと思っていても、病気やお金の問題でどうしても助けてもらうことがあるかもしれません。
子供との関わりを薄くしているとそんな時に折り入って相談する形になってしまい、子供にも警戒されて避けられる心配もあります。子供という存在は、将来自分が生活の中で困った時に頼りになるものであることは間違いなく、今から仲良しでいるようにしておきたい間柄ではないでしょうか。
子供にお金をかけてあげられるうちは希望に添えるような親でありたいものです。親の優しさは大きくなるにつれ伝わっていくもので、特に子供自身が大人になり結婚した際にはその苦労やありがたさに気づいてくれることもあるでしょう。そうなってくれれば自分が支えて欲しい時にも心強い味方でいてくれると思います。
自分自身が優しい親でいるというのと同時に優しい子供に育てる努力も必要かもしれません。甘やかすという意味ではなく、お互いを思いやったり支え合う精神というのは長い年月が必要となりますから今から大切にしておきたいことですね。

3. 近所との関わり
町内会や町のボランティア活動には積極的に顔を出しておくといいでしょう。
将来もし孤独になっても家族以外のつながりがあるというのはとても助かります。若いうちから年配の方の経験談を聞かせてもらい、備えるための知恵を養っていきましょう。ボランティア活動ではわずかでも報酬がもらえるものや食事の提供があるイベントなどもあります。参加することで節約にも繋がりますし、人との関わりを深めるだけではなくわかりやすくお金に直結するきっかけにもなるのです。
からだが元気なうちに雪かきを手伝ったり、買い物を引き受けて運んであげたりするような仲でいられたらいいですね。優しさには優しさで返してくれる機会となり、頂き物のおすそ分けやお得な情報をもらえる付き合いが生まれるかもしれません。
独身の方なら特に、最後にそばに残るのは近所のお友達かもしれません。今からそのつながりを楽しみつつ深めていきたいですね。

エス

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辛かった時、周りの人に言えない性格で、名もなきサイトに救われました。このことを実感して私も誰かの心の重りを少しでも軽くできるように頑張って更新します。 初め...

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