将来の為の資産作り
なかなか上がらないお給料、長引く低金利、年金が将来キチンともらえるか・・・
今、現役で働いている我々の悩みは尽きず、将来も不安がいっぱいですよね。お国の制度だけでなく、個人の自己責任による自助努力が必要!と、様々なところで
声高に言われています。
将来リタイアし、平均寿命の延びから20年以上有るといわれる老後の為に資産を作る方法はどのようなものがあるのでしょうか?
1:銀行へ預金
一番手っ取り早い・・・ですが、超低金利な現在。20歳の人が65歳まで毎月1万円を積み立てたとして、おおよそ540万円。0・01%の金利でつく利子は
1200円少々。各種手数料で簡単に無くなる程度しか増えません
2:株式等への投資
確実な知識が必要。元手資金も大きく必要。景気の動向に大きく左右され、資産を作る前に損失が出ることも・・・。
正しく知識を持って長期的に運用できれば良いですが、一攫千金を狙った時点でただのギャンブルになってしまいます。
3:国民年金・厚生年金
いわずと知れた国の制度。年金保険料をきちんと所定期間以上納付していれば、将来年金を受け取れる・・・・・・はず。
働く世代が年金受給世代を支えるので、これから先少子化の影響で受給額や受給年齢にどの様な影響がでるか、不安要素がいっぱいです。
月々の掛け金に数百円プラスして、将来の受取額を若干増やす制度もあります。
4:確定拠出年金
掛け金全てが所得控除できる制度。掛け金の運用先は自分で決めます。一度加入したら途中解約は不可。満期までお金を下ろすことは出来ません。
加入できる対象が大きく広がったことで、専業主婦も加入可能。将来の資産作りに検討加入される方が増え始めています。
銀行等の金融機関窓口で問い合わせてみましょう。
5:保険会社の個人年金保険
年間の掛け金の額により、年末調整で最大40000円の所得・住民税控除が受けられます。加入してから15年程は解約すると元本割れしますが、
中途解約可能、年金年額の調整可能(減額可能、増額は取り扱わないところがほとんど)、保険会社商品なので払い込んだ時期に応じて死亡保障あり。
商品によっては、終身年金として受け取れる物も有ります。
運用利率は比較的良いと思われますが、29年春以降、低金利と景気先行き不安から各保険会社も運用利率を見直すところが増えて、驚くような資産形成の
効果は期待できなくなりつつあるのが現状です。
外資系の保険会社では、ドル建てでの運用を行う商品もあり。こちらは今の世界情勢だとかなりリスキーな為、余裕資産がある方向けでしょう。
よく知られている代表的な方法をいくつか挙げました。
どの方法もメリット・デメリットがありますね。税金を上手に軽減させるのか・今ある制度を最大限活用するのか・・・
いずれにしても、これからは銀行に預金しておくだけでなく、自分の生活状況や方法で資産を分散させて将来に備えておく必要があることだけは確かです。
「老後」といわれても、いまいちピンと来ないのが普通だと思いますが、皆確実に年齢を重ねて行き、多くの方が「若い時にこうしておけばよかった・・・」
と後悔していらっしゃいます。今の生活がままならなくなるほど貯蓄にお金を回すことはナンセンスですが、できる範囲で・無理なく貯蓄をはじめておくべきでしょう。
この様な資産運用の手段等、学校の授業で少しでも教えてくれればよいのになあ・・・と思う今日です。
「あの時やっておけば・・」ではなく、「あの時頑張っておいてよかった」と思えるよう、巷にある情報に耳を傾けてご自身にあった資産作りの方法を見つけたいですね。
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