肌にも五月病!この時期特有のプツプツ肌&カサカサ肌の悩みは4つの対処法で乗り切ろう
春になると不調を感じる人が多くなります。「体が重い」「やる気が出ない」など体や心は不安定になるでしょう。環境の変化が大きくなるこの時期、ストレスからくるこのような症状を五月病といいます。ですが、実は肌のトラブルにも五月病があることをご存知でしょうか?「プツプツ吹き出物が…」「カサカサ肌になる」など肌トラブルが増えて悩ましい状態に。ここでは、肌と気象の関係から2つの原因と対処法をご紹介します。
〈春特有の紫外線や黄砂の対処法とは?〉
[紫外線の影響とその対処法]
紫外線は春先から増えてきて、5月になるとさらに急増加します。実はその量、残暑が厳しい9月よりも多いことをご存知でしょうか?しかも、夏前の肌はまだ紫外線に慣れていませんし、UVケアに対する意識が低い人が多いため、肌へのダメージはさらに大きなってしまうのです。紫外線を受けた肌は乾燥して、肌のバリア機能が低下するため、にきびや肌荒れの原因になります。毎日のスキンケアはUV機能付きのものを選びましょう。
[黄砂の影響とその対処法]
加えて、春に吹く偏西風の影響で黄砂やP.Mなどの大気汚染も飛来します。汗や皮脂の分泌が多くなって、汚れが付着しやすい5月の肌は刺激に敏感なため特に要注意。飛来してくる刺激物質でさらに肌トラブルが多くなってしまうでしょう。一年のうちのピークは3〜5月です。曇りの日でも、帽子や日傘、サングラスやストールなどで黄砂対策を忘れずに行ってくださいね。
〈春特有の気圧や気温の対処法とは?〉
[移動性高気圧の影響とその対処法]
肌の五月病はこの時期特有の移動性高気圧の影響もあります。雨が降った後に「なんだか体がだるい…」と感じる人は多くいます。これは、低気圧の影響で副交感神経が活発になり、体の緩みが起こったためです。一方、晴れた日は気持ちも爽やかになって「動きやすい!」と感じる人が多いでしょう。これは、交感神経が活発になって、緊張しているためです。でも実は、ストレスも感じやすくなっているため、肌の不調の引き金になってしまいます。肌のことを考えると、晴れて気持ちの良い日も油断大敵ですね。ストレスが多い時はビタミンCを多くとりましょう。疲れている時ほど、体はビタミンCをたくさん消費するからです。仕事や家事で忙しくて、食事で十分とれない人も多いでしょう。そんな時は高濃度のサプリメントなども活用できますよ。
[気温上昇の影響とその対処法]
春の気温は不安定です。日々の気温が変化するだけでなく、朝晩の気温の差が激しいなど1日の中の変化も大きくなるため、肌はなかなかなじめません。しかも、気温が急激に上昇し続ける3月から、お肌の疲れは増加しっぱなし。スッキリしないまま疲れのピークが5月になってしまうのです。実際に気象庁データによると、4月〜5月の気温差はなんと4.3℃!加速度的に上昇していることがわかりますね。また、特に肌の感想に悩む人が多いのは都市部だといわれています。東京の多くは緑が減ってコンクリート化が進み、以前よりも湿度が低下しているからです。年々、春の桜の開花日が早まっていたり、秋の楓の紅葉日が早まっていたりするなど、日本の気温も上昇傾向に。35℃以上の猛暑日が「また今日も…」「珍しくない」と感じている人も少なくありません。以前よりも大きくなっている気温や湿度の変化。湿度計などを活用して毎朝チェックしてみましょう。肌にとって理想の湿度は約60%です。湿度が低い日の朝はいつもより保湿ケアを行なってくださいね。
ストレスが多くなる春の時期、肌は代謝が乱され、肌状態も不安定になります。加えて、この時期特有の気候の変化の影響によって、肌の五月病があらわれてしまうでしょう。毎日の変化に対処するためにお手入れもルーティンに。紫外線と気温差対策を行ないましょう。
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