ダイエットでリバウンドしにくい体質にする方法とは
無理な食事制限をしていれば、そのうち食生活が元の状態に戻るとともに
体重も元通りになってしまうことが現実です。
無理な食事制限は、リバウンドしやすい上に、
最も恐れられることとしてダイエットが一応成功したものと勘違いしてしまうことです。
リバウンドしたとしても、またダイエットすれば痩せることができると思い込んでしまえば、
改めようという発想すら思い浮かばなくなってしまいます。この点も問題点ですね。
■無理な食事制限はご法度
極端な食事制限により、栄養が不足している状態が長期間継続しているようであれば、
人体は脂肪でなく筋肉などの生命維持に不可欠なものを減少させていく傾向があります。
日常生活でどのようなことをしているかや体質によっても左右されるのですが、
大人の女性の基礎代謝量は、およそ1000~1300kcal程度とされています。
あくまで基礎代謝量ですから、必要最低限のカロリー数です。
そのために、活動的に過ごすためにはさらに多くのカロリーが不可欠です。
■無理な食事制限がたたった結果
食事量を減少させれば脂肪も減少していくことはいくのですが、
基礎代謝量に満たない食事量の摂取を継続していれば、
脂肪よりはむしろ筋肉のほうが減少してしまいます。
無理な食事制限をするダイエットを続けていると、
筋肉量が減少していくために基礎代謝量が少なくなり痩せにくい体質へ変貌しかねません。
筋肉量が減少すれば、体温の維持であったり血液やリンパにも影響を及ぼすために、
脂肪をより蓄積しやすい体質になったり、老廃物までも溜まりやすくなってしまいます。
その結果、むくみや肩こりなどといった症状も当然に増えやすくなってしまいます。
また、基礎代謝量の減少に留まらず、皮下脂肪ばかりか内臓脂肪までも増加しやすくなってしまいます。
内臓脂肪が増えれば腹回りも気になってきますよ。
内臓脂肪の悪影響は、腹回りに留まらず糖尿病や高血圧などといった生活習慣病の原因にもなってきます。
「食事量を減少させれば皮下脂肪が使われ始める」というのが、
無理な食事制限による誤ったダイエット法の趣旨なのですが、
食事制限によるダイエットは、まず皮下脂肪ではなく筋肉量を減少させたり
最悪骨までをも溶かしかねない危険な状態を生み出し、
こともあろうに脂肪までをもより溜めやすくさせるために、
極端なカロリー制限はとてもオススメできません。
よって、ダイエットや健康のために食事制限する際には、
必要最低限のカロリーだけは摂るようにしましょう。
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