キッチン用品と食器のお手入れ法
最近流行りのスキレット、実はお手入れ方法が普通のフライパンと違うって知っていましたか?いつも通りに使っているとさび付いて台無しになってしまいます。お手入れ方法を正しく知って長く使いたいですね。
キッチン用品の汚れは毎日使うたびに少しずつ積み重なっていくのでいざきれいにしようとすると、なかなか手こずってしまいます。
そこで普段のお手入れから徐々にこびりついた汚れ、うっかり焦げ付きまで簡単に落とすポイントをまとめてみました。
●鉄製フライパン(表面加工されていないもの・スキレット・中華鍋など)
表面加工されていない鉄製のフライパンは油分で表面をコーティングしているので洗剤で洗い流してしまうと錆び付いてしまいます。
使ったあとはキッチンペーパーで汚れをふいてお湯を張りしばらく置いておきます。
そのあと金属タワシなどで汚れをこすり落とすとキレイになります。
汚れや焦げ付きがひどい場合は塩を入れ木ベラでかき混ぜながら4~5分カラ煎りします。その後キッチンペーパーでくるんだ木ベラで焦げをこすり、塩をふき取って水洗いします。
洗ったあとは水を軽くふいて火にかけ水気を飛ばしたら新聞紙などに包んで湿気が少ない場所で保管します。
●ヤカンの油汚れ
ヤカンの周りに油汚れがついてベタベタになってしまったら、ヤカンに水を8分目くらい入れて沸騰させます。
沸騰したら火を止めて濡れ布巾で表面をこするとキレイに落ちます。拭く時は軍手や鍋つかみなどを使ってやけどしないように注意しましょう。
●鍋底にこびりついた汚れ
使っていると徐々に汚れがこびりついてくる鍋底の汚れには割りばしを使います。
割りばしの先を鉛筆のように尖らせておき、鍋底を水に濡らしてクレンザーなどの研磨剤が入っている洗剤をつけて鍋底をこすります。
鍋底の細かい溝にも入り込んでキレイに洗えます。
●牛乳の焦げ付き
鍋に牛乳をかけてうっかり焦がしてしまったら、玉ねぎを四等分に切って焦げ付いた鍋で煮ます。
その後たわしで洗うと焦げ付きがキレイに取れます。
●ホーロー鍋
ホーロー鍋は傷つきやすく傷が入るとそこから錆びてきてしまうので、金属タワシなどを使うのは厳禁です。
汚れの部分に重曹をかけ柔らかい布かスポンジに水を含ませてこすります。
焦げ付きがひどくて手に負えないときはそのまま天日干しにします。何日かすると焦げついた汚れが干からびて浮き上がってきます。
●お皿の油汚れ
お米のとぎ汁に汚れたお皿をつけておくとお皿洗いが楽になります。
洗剤がなくて困ったときは、お皿にコーヒーを淹れた後の豆をふりかけ、スポンジでこすってお湯で注ぐと油汚れを吸収してきれいになります。
●急須や湯飲み茶碗の茶渋
急須の注ぎ口やお湯飲みの底など茶渋がたまっているとそこにバイ菌が繁殖してしまいます。
卵の殻を細かく砕いて布製の袋に入れ、それをタワシ代わりに使うと茶渋がきれいに落ちます。
また卵の殻がない時は、粗塩大さじ2杯と酢大さじ1/2を混ぜて磨くといいですよ。
●ガラス食器のくもり
ガラスコップはくもっていると洗っていてもなんだか汚い印象をもってしまいます。洗う時に少し酢を入れて洗うだけでもピカピカが維持されます。
くもりがひどくなってきたら、粗塩大さじ2と酢大さじ1/2を混ぜたもので磨くとピカピカになります。
卵の殻は漂白する作用もあるそうなので効果が期待できます。
ゴミとして捨ててしまう前に、ちょっとした一手間で再利用できるのでエコにつながりますよ。
手ごわいキッチン用品の汚れがあったら是非試してみてください。
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