ビールが温かいってどういうこと?最近人気のホットビールとは
ビールと言えばお風呂上りや疲れて帰宅した時に、キンキンに冷やしたものを飲むのがこれまでの当たり前。また温かいお酒と言えば焼酎のお湯割りなどが一般的でした。
ですが今、ビール好きの女性の間でホットビールが人気だというのです。
そういえば最近はホットワインというのも出てきていますよね。温かいお酒が流行っているのでしょうか。流行に遅れてなるものか。
最近話題のホットビールとは一体どんなものなのか調べてみました。
■ホットビールとは?
ホットビールとは温かいビールのことです。「え、ビールが温かいの?」と思いますよね。ドイツでは15世紀から18世紀には、スパイスと砂糖の入ったビールを温めて飲む習慣がありました。
今でもクリスマスマーケットではホットビールが多くの人達に提供されています。外で冷えきった体に温かいビールが染み渡りそうですね。最近では日本でもホットビールが提供されるお店があるようです。
■嬉しい効果
体が温まる
何といっても体が温まります。女性にとって冷えは大敵です。お酒はいつも冷たいものばかりという女性は、体が冷えてしまっているかもしれません。
お酒を飲むと体はポカポカするので、あまり寒いと感じにくくなってしまっています。でも実は体は冷えている可能性は高いです。そう、お酒というのは体を冷やしてしまうこともあります。
でもホットビールにチェンジすれば大丈夫です。寒い冬、美味しいビールを飲めて体を温められるなんて贅沢。ホットビールは女性の体に優しいお酒でもあるのです。
風邪予防にも
ビールの原料のホップには「フムロン」という成分が含まれています。フムロンは乳幼児の呼吸困難の原因となるRSウイルスの増加を防ぐ役割があります。大人の場合はRSウイルスは風邪のような症状になるのですが、それをフムロンが防いでくれるのです。
つまりホットビールを飲むと風邪予防にも繋がります。冬は特に風邪をひきやすくなるのでこれは嬉しいですね。ビールの本場ドイツでも風邪予防のために飲まれてきたようですし、効果はありそうです。
■自宅で簡単、ホットビールの作り方
ビールの選び方
ホットビールは、元々ドイツなどヨーロッパのほうで親しまれてきた飲み物なので、日本のビールでチャレンジしてみても大丈夫なのか、少し不安ですよね。発泡酒はあまり適さないかもしれません。
苦みが強く出てしまう彼です。ビールにも色々な種類がありますがおすすめは黒ビールです。出来れば日本のものよりも、本場ドイツなどの黒ビールのほうがホットビールには合っています。
香ばしさと甘さを兼ね備えている黒ビールの良さが、温めた事で良く出るでしょう。
また温めることで苦みが抑えられ、ビールが得意ではない女性でも美味しく飲むことができそうです。冷たいビールが大好きな方ももしかしたらホットビール、気に入るかもしれません。
ホットビールの作り方
ホットビールは意外と簡単に作ることができます。電子レンジの場合は耐熱容器にビールを注ぎ、500wで1分半ほど温めます。また直火で作る場合は小鍋を使い、中火でゆっくり加熱します。
また瓶ビールなら熱燗のように温めるのもおすすめです。瓶のふたを開けてから湯煎をしましょう。熱燗のように温めるのは何だか通ですね。ただどれも温めすぎには注意してください。うっかり温めすぎてしまうと泡が増えすぎてしまいます。
■ホットビールのアレンジ
ただ温めただけのビールを飲むのも良いですが、そこにちょい足しすることで更に美味しくなります。例えばシナモン、オレンジ等を混ぜて温めても美味しいです。生姜を入れるのも風邪予防にも効きそうなのでおすすめ。
また体もポカポカ温まりますね。ホットビールはそのままでも美味しいですが、砂糖やはちみつで甘みを加えて電子レンジでチンしたり、火にかけたりしてもぐっと美味しくなります。
お酒は居酒屋やバーなど外で飲むのも良いですが、家に友達と集まって、ホットビールにはどんなものが合うか色々と試してみても盛り上がるかもしれません。
■いつもと違うビールに
ビールと言えば冷たいものが当たり前だった方。ホットビールは体も温まるし、体にも良いし何より美味しいです。また、ちょい足しで味のバリエーションも豊富なので楽しみながら飲むことができます。
少し注意したいのが飲みやすいからとごくごく何杯も飲まないこと。加熱してアルコールは減ったとはいえ、ゼロではないのです。ホットビールはごくごくと飲むよりはほっと一息つくのに良いかもしれません。
これからホットビールはますます日本中に広がりそうな予感がします。そして冬の定番のお酒になりそうですね。
今年の冬はホットビールでポカポカと温まってみましょう。まだ試したことのない方は是非一度チャレンジしてみてください。
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