女性にとってのミカタ?!ピルについて知ろう!
婦人科に行ったらピルを処方されたんだけど、ちょっと怖い
PMSが辛くて婦人科を受診したらピルを処方された、なんて方も多いのではないでしょうか。ピルは日本では服用率が1%ほどしかなく、副作用が怖いといったイメージをお持ちの方も多いのが現状です。
しかしピルはPMSや生理痛、生理不順で苦しむ女性にとってはオススメの薬なんです。ピルのことをよく知らずに怖がるのはもったいない事です。
ピルについて知ってみませんか?
・ピルについてよく知りたい!
実はピルは女性にとって嬉しいメリットがいっぱい。ここではピルのメリットについてご紹介したいと思います。
①女性ホルモンを安定させる
2種類の女性ホルモンを低用量で処方したものが低用量ピルです。PMSの大きな原因の1つに排卵期から黄体期にかけての女性ホルモンの急激な増減があげられます。
ピルを飲む事で女性ホルモンが一定になり、PMSの原因となる女性ホルモンの急激な増減を防ぐことができます。
②生理痛にも効果が
低用量ピルは排卵をストップさせるので、子宮内膜が厚くならずに生理痛も軽減される効果が!また経血量が減ったり、生理の日数が短くなったりと生理自体が楽になる人も多数。生理痛で悩まされている人にもオススメです。
③生理周期が安定する
女性ホルモンはとてもデリケートなホルモンのため、ちょっとしたストレスや環境の変化で生理が遅れたり早まったりしてしまうこともあります。
しかし低用量ピルを飲んでいれば生理周期が規則正しくなるため、いきなり来た生理でうっかり洋服を汚す・生理がこなくて不安といったこともなくなります。
④確実な避妊ができる
本来低用量ピルは避妊のための薬です。ピルを飲む事によって女性の体は偽の妊娠状態になるため、たとえ精子が浸入してきても受精できないのです。正しくピルを服用することでほぼ100%の避妊ができます。
・ピルの副作用/ピルを服用できない人
PMSの治療で使用される低用量ピルは女性ホルモンの含有率をとても低くしてあるので、ピルを飲んだからといって太ることは基本的にありません。飲み始めの頃に吐き気や不正出血などがある場合がありますが、ピルを飲み続けることによってこれらの副作用は解消されます。
ピルは健康な女性であれば飲む事ができますが、高血圧・原因不明の不正出血のある人・子宮ガン、乳ガンなどの疾患にかかっている人は飲む事ができません。
そして35歳以上でタバコを一日に15本以上吸う方も血栓症のリスクが高まってしまう恐れがあるため飲む事ができません。
・ピルを飲むうえでの注意点
ピルは毎日決まった時間に飲む事で効果を発揮します。携帯のアラーム機能を使ったりして飲み忘れを防ぐことが大切です。
もし飲み忘れてしまった場合は24時間以内だったら前日のピルを飲んで、その日のピルはいつも通りの時間に飲めばOKです。不安な場合はピルを処方してもらった病院に確認をして対応を仰ぎましょう。
ピルを服用している間は排卵がストップするため妊娠はしませんが、ピルの服用をやめればもちろん妊娠はできますので、安心してくださいね。
ピルは正しく飲めばPMS・生理で苦しんでいるあなたのミカタになってくれます。ピルの服用を前向きに検討されてみてはいかがでしょうか。
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