話題の美容法ドライブラッシングの効果とは！？

 

 

ドライブラッシングという美容・健康法をご存じですか？「なんとなく聞いた事はあるけど具体的には…」という方、とっても簡単で健康的な美容法ですので、是非読んで参考にして下さいね。

簡単だけど、その効果をあなどるなかれ…続ける事によって、体の美容、健康だけでなく、自律神経も整える事が出来る、オススメの美容法なんです！

出典：kirei-torisetsu.com

そうそう、あのミランダ・カーも毎朝欠かさず実践しているそうです。

「毎朝ドライブラッシングをしているわ。身体の循環を良くして、古い細胞を除去するのには最適よ。足の先から始めて、すばやく優しく脚の付け根までマッサージするの。ノニグローボディオイルをマッサージの前につけて、シャワーを浴びるのが好きよ。保湿効果があって美容成分が配合されているオイルを使った後は肌がとても柔らかくなるの」と述べている。

出典：https://www.vogue.co.jp/celebrity/news/2017-08/01/miranda-kerr

これは、説得力がありますね…

是非あなたもドライブラッシングを毎日の習慣に取り入れて、ミランダのように健康的な美を手に入れちゃいましょう！

 

　

 

■ドライブラッシングとはなにか

 

「簡単な美容健康法」と言いましたが、では具体的には、どういう美容法なのでしょうか。

ズバリ、ドライブラッシングとは、天然毛のブラシ（出来ればボディ専用）を使って、体をやさしく“なでる”美容法です。

本当に簡単でしょう？

もちろんやり方や、注意すべき点はあるのですが、ざっくり説明すると、「ブラシで体をなでる」…これだけです。たったそれだけの事で、血行の促進、リンパの流れの改善、精神的リラックス、デトックス効果、代謝が促進される事によるダイエット効果、その他にも、むくみやセルライトの予防、など、うれしい効果がいっぱい！

もちろん、1日や2日で簡単に効果がある、というわけではありませんが、簡単な方法ですので、毎日決まった時間に習慣づければ、長い目で見て、心身の健康・美容に、とってもためになるので、是非実践してみましょう。

 

効果の理由

本当にブラシでなでるだけでそんな効果があるの？なんて思われるかもしれません。それには、キチンとした理由があるんです。

 

1．リンパの流れを良くして老廃物を排出する

まず、リンパ液とは何でしょう。まずこれをしっかり知っておきましょう。

※リンパ液（りんぱえき）…リンパ液は、血管の外へ染み出した血液中の血漿（けっしょう）という成分やたんぱく質が、全身にはりめぐらされた毛細リンパ管に再吸収されたものです。

リンパ液は古くなった細胞や不要となったものをリンパ管を通して運びます。

出典：生物学用語 Weblio辞書

おわかりでしょうか。血液と同じく、リンパも液体で、また、血管のまわりにリンパ管という、リンパ液が流れる管がはり巡らされています。

ただし、リンパ液は血液のように心臓のポンプ機能により流れるわけではなく、筋肉の収縮などによってゆっくりと流れるのです。

ですから、運動不足やストレスなどによってリンパ液の流れが停滞すると、むくみをおこすなど、様々な不調が表れてしまいます。

ちなみにリンパ液の働きとは上述したとおり、血液中の老廃物、細菌等不要物を回収して、リンパ管を流れ、リンパ節と呼ばれるところで、その老廃物などがろ過され、最終的には、血管の静脈と合流して心臓へと向かうわけですが、リンパ液の流れが滞ってしまうと、老廃物や不要物が溜まってしまうというわけです。

そしてドライブラッシングのような皮膚マッサージは、リンパの流れを良くするために、効果的なのです。

 

2．血行を良くして体調不良の改善

皮膚マッサージする事により、血行を良くする効果も期待出来ます。

血液にもリンパ液と同様に老廃物を排出する働きがありますし、また、栄養や酸素を全身に運ぶなど、人間が生きていく上で、欠かせない重要な働きをしていますので、血行が悪くなると、様々な体調不良や病気の原因となってしまいます。

また、血行を良くする事で、体が温まり、冷えの改善に繋がるなど、健康のためにとても重要なのです。

 

3．セルライトの予防効果

血流やリンパの流れが滞ってしまうと、老廃物が脂肪細胞の中や脂肪の周辺に溜まり出来てしまうセルライト。ブラッシングにより、血行やリンパの流れを良くする事で、老廃物が溜まりにくくなり、セルライト予防・解消につながります。

 

4．美肌効果

皮膚の古い角質や汚れを取り除き、毛穴の詰まりを解消します。また適度な刺激を与える事により、皮膚の新陳代謝やターンオーバーを促します。

 

5．自律神経を整える

血管を拡張したり、収縮させるなどして血流を調節している自律神経。ストレスなどで自律神経のバランスが崩れると、様々な不調が表れる、自律神経失調症になってしまいます。

ドライブラッシングにより、皮膚の上から適度な刺激を与える事により、自律神経を整える事になります。なぜ肌をブラシでなでる事が自律神経を整える事につながるのでしょう。

例えば鍼灸などでは、皮膚に刺激が与えられ、その刺激が自律神経に伝わるため、血行を良くしたり代謝を良くしたりして体調不良を改善すると考えられていますが、このブラシによるマッサージ法も同様の効果が得られると考えられます。

 

ブラシ選び

ドライブラッシングに適したブラシとは、どのようなものでしょうか。

基本的に、植物由来の天然毛、もしくは豚や猪の毛などの動物性のもの、とにかく天然素材のものを選びます。また、出来れば実際に肌に当ててみて、優しくなでてみましょう。

痛かったり、不快に感じるものはやめた方がいいです。適度な刺激があり、心地よく感じるものをオススメします。もちろん、力の入れ具合にもよりますが、肌を傷つけるようなものは、逆効果です。

ここでいくつかオススメのブラシを紹介します。

 

①　メルベン　ドライブラッシング専用　ボディブラシ

・肌のデトックスといわれる話題のドライブラッシング専用ブラシ。初心者でも安心して使えるソフトなジュートタイプです。

・丸みがあり、表裏360度の方向で使えるブラシが身体のラインにフィットするため効率よくブラッシングが可能です。

・柄が長すぎないハンディタイプなので二の腕やウエスト周り、ヒップなど気になる部分もとてもブラッシングしやすいデザインです。

・全身の角質を優しく取り除き、健やかで美しい肌へと導きます。

メルベン　ドライブラッシング専用　ボディブラシ

※出典：https://www.amazon.co.jp/dp/B00DS2AZ52/

 

②　ニールズヤード レメディーズ ボディマッサージブラシ

1本で2役　天然毛ブラシ面は、スキンブラッシングに…角質除去でスベスベに。血行をよくして全身を温める効果。　木製突起面は、マッサージに…太ももやヒップ、二の腕などにオイルをなじませた後に、気になる部分を引き上げるようにマッサージ。

出典：https://www.amazon.co.jp/dp/B000BAIK3S/

 

③　DENTIA マッサージブラシ ドライブラッシング セルライト除去 血行促進

素材：豚毛

豚毛が選ばれる理由…吸水性に優れており泡立ちが良い。柔らかく優しい肌触り。ハリやコシが強い。突起面は、マッサージに。

柄部分が長く、使用しやすいとの評価も。

出典：https://www.amazon.co.jp/dp/B01D8QO2E2/

 

ドライブラッシングの効果的な方法

それでは、具体的なマッサージ法を解説していきます。

 

1．マッサージするのは、入浴前が望ましい

入浴前にブラッシングで角質を落としておく事で、入浴時に汚れがより落ちやすくなりますし、入浴後のボディクリームなどの浸透も良くなるからです。もちろん、入浴前が望ましいというだけで、他の時間帯に行っても構いません。

 

2．マッサージする時間は…

あまり、細かい手順で、長時間マッサージするとなると、毎日の事ですので、ついつい面倒くさくなってしまいますが、ドライブラッシングは、大体全身を計3分～5分程度でOKです。これなら簡単でしょう？

ただし、毎日継続する事が大切です。

 

3．マッサージの仕方

ブラッシングの方法ですが、あくまでも「優しくなでる」という感覚でやって下さい。ゴシゴシこすって肌を刺激してはダメですよ。

気持良いなーというくらいの力で、ゆっくりお肌の表面をなでていきます。

なでる方向ですが、基本的に、足なら下から上へ、腕も下から上へと、どこをマッサージするにしても、心臓に向かう方向にブラッシングして下さい。つまりリンパ液が心臓へ向かって流れていくイメージです。

どこから始めるかという事ですが、あまり厳密にこの順序で！と決めなくても、好きなところからブラッシングしても良いですが、順序を決めたい、という方は、「心臓から遠い部分から、だんだんと心臓に近い部分、という順序」でブラッシングしましょう。

つまり、足、ふくらはぎ、太もも、お腹…という具合です。そして最後は、左鎖骨下のリンパ節に向かってブラッシングします。と言うのは、前述しましたとおり、リンパ液は、最終的に、左鎖骨下のリンパ節部分で静脈と合流し、心臓へと向かうからです。

つまり、最後はリンパ液の出口へと向かってマッサージするわけですね。

※注意点ですが、皮膚に炎症を起こしていたり、キズがある場合などは、かえって皮膚を傷めてしまいますので、ブラッシングは控えましょう。

　

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