【キレイな息を保つ方法】口臭を抑えるための意外な2つの対策とは?

 

口から発する嫌なニオイ。
自分は大丈夫⁉︎と気になる人は多くいます。

朝起きたときや空腹のとき、緊張したときや疲れているときなどに、口の中のネバネバした感じや苦みを感じて不快になることがあるでしょう。

話しているときに距離をとられたり、鼻を押さえられたりといった周囲の反応で明らかになることも。

不快なニオイを抑えようとして、あまり喋らないようにする人もいますが、実は逆効果です。

どんな健康な人でも、キレイな人でも1日のうち何度か感じることがある口臭。
キレイな息を保つ効果的な方法は歯みがきの仕方を変えることです。

 

〈⒈〉不快な口のニオイ「口臭」とは?

不快感を感じる口のニオイには病的口臭と生理的口臭の2種類あります。
病的口臭はむし歯や歯周病、たくさんの歯石がついていることなど歯科的な問題が関係しています。
また、内科的な病気の症状が現れることも。

特徴は、周囲の人は強く感じるほど不快なニオイなのに、本人には全くわからないことです。

一般的に、病的口臭は歯科的治療や内科的治療によって治すことができます。
口臭に気づいた周囲の人が親切に教えてくれるかもしれません。
早めに受診して治しましょう。

もう一つの生理的口臭は年齢や性別、健康状態など関係なく誰にでも起こるものです。
生活のリズムや習慣、精神状態などが関係しています。

無意識に口を開けっぱなしにしている口呼吸の人や水分をあまり摂らない人、精神的なストレスを抱えやすい人なども息が臭くなりがちです。

大抵、口の中が不快な感じになるため、本人は嫌なニオイがする…と気づくでしょう。
この場合、必要に応じたケアが大切です。

 

〈1-⒈〉生理的口臭が起こるときとは?

✔︎起床したとき
起きてすぐの口臭です。
睡眠中は口の中が乾くため、口腔内の細菌が爆発的に増えてしまいます。
ちなみに、英語ではモーニングブレスと言われています。

✔︎空腹のとき
朝食をとらないまま午前中が過ぎた昼食前など特に強いニオイがします。
これは、空腹時に血液中の代謝産物が影響することと、口腔内の整理的な機能が悪化するためです。

空腹のまま緑茶やコーヒーなどを飲むと、口腔内が乾燥してさらに悪化してしまいます。

✔︎緊張したとき
精神的な緊張や不安が影響する口臭です。
唾液の流れが止まって、口の中がネバネバした不快な環境に。
ニオイも強くなるため、特にしゃべり始めが臭くなります。

✔︎夕方のとき
1日仕事を頑張った夕方など、空腹と疲労感からくる口臭です。
口の中の環境も悪化して口臭を引き起こすでしょう。

✔︎嗜好品をとったり飲食したとき
にんにくなどの食べ物やアルコールなどを飲んだときの口臭です。
唾液の量が減ったり、舌の表面にニオイを発生させる物質が着くことによって起こります。

✔︎生理・妊娠・思春期のとき
血液中のホルモンの変化や代謝が関係しています。
また、精神的不調や体調不良からくる口臭も発生します。

 

〈⒉〉口臭が発生する仕組みとは?

通常、健康な人の口の中には約2000種類の微生物が存在しており、その数は少なくとも数十億にのぼります。

中には、微好気性菌と呼ばれる酸素がある状態が好きな菌や、嫌気性菌と呼ばれる空気が少ない環境が好きな菌、ウイルスやバクテリアも存在しています。

これら大量の細菌が増殖したり活発に活動すると口臭が発生します。
口臭を発生させる細菌が好む条件は酸素が少ない状態です。
つまり、口の中が乾燥して乾き、唾液がネバついて濃くなったとき。

揮発性硫黄化合物というニオイの物質がつくり出され、さらに発揮性硫黄ガスが唾液に溶けて苦みを感じさせます。

口の中が苦くなってきたら要注意。
口臭が発生する直前と考えましょう。

また、口の中が酸っぱくなるときも口臭が発生するサインです。
特に、甘いものの食べかすが舌の表面に残っていると、口腔内は急速に酸性になってしまいます。

幸い、口の中にある唾液はさまざまな成分と役割があり、口臭を強くする作用もあれば、口臭を抑える作用もあります。

分泌された直後の唾液には酸素がたくさん含まれておりサラサラです。
心配事がなく楽しい気分のときは唾液がたくさん分泌されるため、嫌なニオイが発生しません。

一方、緊張していたり不安があったりすると、分泌される唾液の量が減り、口の中がどんどん乾いて嫌なニオイが発生してしまいます。

口臭を予防するためには新鮮な酸素をたっぷり含んだ唾液をつくり出して、唾液の流れをスムーズにすることが重要です。

 

〈⒊〉口臭を抑えるための2つの方法とは?

〈3-⒈〉歯みがきするタイミングを変える

提唱されている歯みがきの方法は「1日3回、毎食後3分以内に、3分間」みがくという方法です。

実はこの方法、口の中に菌が存在していないときにみがいています。
また、中和に必要な唾液が洗い流されてしまいます。

通常、口の中が無臭になるときは、ほとんどの細菌が活動できない中性のときです。
酸性になるほどニオイを発生しやすいでしょう。

食後の歯みがきは口臭を抑える作用のある唾液を洗い流すだけでなく、意外とたくさんの食べかすを取り残してもいます。

年齢とともに歯ぐきは下がるため食べかすも多くなります。
みがき過ぎは歯がしみる知覚過敏になり、むし歯を誘発させることもあるでしょう。

口臭を抑えるためには、原因となる歯垢をとって細菌が増殖しないようにするプラークコントロールが大切です。

細菌が増殖するのは唾液が少なくなるときです。
特に睡眠中は極端に少なくなるため、起きてすぐ歯みがきすると効果があります。

また寝る前も効果的です。
寝ている間に増殖する細菌を、増殖する前にできる限り取り除くことができるからです。

夜にしっかりみがくなら、寝起きのにおいが断然違ってきます。
つまり、口腔内を健康にするのは「起きてすぐ」と「寝る直前」の歯みがきです。

ただし、上手に歯みがきしても歯石はたまっていきます。
歯垢や歯石には、1gあたり10億〜100億の歯周菌が存在していますので、少なくとも3ヶ月に一度は歯医者に行って、歯垢や歯石を完全にとってもらうと良いですね。

 

〈3-⒉〉口に水を含んで舌表面をキレイにする

唾液はいつも中性の状態を保つよう、自律神経によってコントロールされています。

実際、飲食のたびに変わる口の中を中性の状態に戻すため、サラサラの唾液を分泌するようにしています。
すぐに口の中のpHも中性に維持できるでしょう。

飲食後は食べ残しを徹底的に取り除くと同時に、たっぷりの唾液を出す方法が役立ちます。

あまり知られていませんが、食べかすの約90%は舌に残っています。
次に多いのは頬と歯ぐきの間です。
意外にも、歯の間に残るのはわずかです。

実際、牛乳を飲んだときなど、歯みがきしても舌の表面には白く牛乳が残ってしまいます。
牛乳は硫黄を含むため、そのままにしておくと強いニオイを発生するでしょう。

そこで、食後の歯みがきは爪楊枝で軽く行って、口に水を含ませて歯ぐきと頬の間の食べかすを取るように軽くぶくぶくとするだけにします。

もっと大切なのは、舌の表面についた食べかすを取り除くことです。
方法は、口に水を含んで舌表面を口の天井でゴシゴシしてから飲み込むというもの。
数回行うと飲み込んだ水に感じる味やニオイがなくなっていきます。

水を飲んで舌を動かすことで、中和能力の高い唾液が分泌されるとともに、口の中のpHも中和されて無臭になります。

お菓子やコーヒーなど飲食するたびに口腔ケアを行いましょう。
やってみると、口の中が爽やかになるのを感じます。

ちなみに、舌苔を歯ブラシでごしごしとこすってとる人もいますが、実は逆効果です。

医学的に見ると、舌粘膜は傷つきやすく痛みに敏感。
舌表面にびっしりついている舌乳頭は破壊されて、唾液の中に浮遊し、強いニオイを発生させます。

さらに、もともと舌乳頭は唾液をためるためのもの。ゴシゴシこすってちぎれると口の中が乾燥してニオイに悩まされます。

 

まとめ

食後の歯みがきやうがいが必要ないと言われると驚く人が多いでしょう。
でも、食後にすぐ歯みがきやうがいをすると、中和に必要な唾液が流されて水分不足になり、ニオイ発生の原因になります。

歯みがき剤に多く含まれている合成界面活性剤も残って、口内はますます乾燥してしまい、カラカラの状態がニオイを生じさせることに。

食後すぐの唾液には細菌がほとんどいない無菌状態のため、どんな人も口のニオイがなくなります。
歯みがきの常識を変えて、口臭を予防しましょう。

歯ブラシや歯磨きを使ってプラークコントロールする習慣を身につけることも大切です。
特殊な歯磨きや洗口剤、ミントガムなどを組み合わせても効果があるでしょう。

ニオイ自体が起こらないように無臭にすることをブレスコントロールと言います。
いろいろ工夫して、キレイな息でいることを心がけましょう。

 

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