お金がかからない休日の楽しみ方を見つける

日本の高度経済成長も低迷し、超高齢化社会となった今、仕事を引退したあとの老後の生活に必要な資金は１人あたり、約3000万円必要とも言われております。独身を貫き、若いうちからコツコツ貯金を続けてきた人には問題ないでしょうが、家族を持ち、子供の学費や家のローンに追われている人、特にサラリーマンににとってはこれだけの貯金をすることは大変難しいと思います。そこで、これから、より貯蓄額を増やすために、休みの日などはなるべくお金をかけずにストレスを解消できる趣味をご紹介します。
【アート観賞】
絵画などアート観賞がお好きな方は、無料の美術館や博物館などを利用されると良いでしょう。確かに国内外の誰もが知る巨匠と言われるような方の作品を鑑賞するにはお金がかかりますが、意外とあまり知られていないアーティストの作品を鑑賞するのも良いものです。無名のアーティストの作品にも光を放っているものもあり、それを発見することも一つの楽しみになります。中でもおすすめなのは、銀座にある1919年に開設した日本最古の画廊とも言われる「資生堂ギャラリー」です。こちらは創業者の理念に基づき「新しい美の発見と創造」を活動理念として、今日まで非営利の活動を貫いています。
所在地/東京都中央区銀座8-8-3　東京銀座資生堂ビル地下1階/地下鉄銀座駅　A2出口から徒歩4分/地下鉄新橋駅　1番出口から徒歩4分/JR新橋駅　銀座口から徒歩5分

【運動】
休みの日は体を動かしたい！と行った方は東村山市にある無料のアスレチック公園「野山北・六道山公園」をおすすめします。ここにはあそびの森と冒険の森と大きく2つのゾーンで構成されております。あそびの森はボリューム満点のアスレチックが24箇所もあり、冒険の森にも様々な遊具や展望台などがあります。 ちなみに「冒険の森」にある観察デッキは高さが８メートルもあり、まるで空中散歩をしているような気分になれるのが特徴です。園内は大変に広く、見どころ、遊びどころがエリアごと分れているので１日中遊んでも飽きることはないでしょう。駐車場もいくつかに分かれて園内各所にあり、しかも無料ですので車で駐車場から駐車場へを移動しながら遊ぶのも良いかもしれません。家族連れの方に一番のオススメは「あそびの森」＆「冒険の森」のエリアですが、その他のエリアにも武蔵村山の自然が存分に味わえるポイントが数多くあります。
所在地/東京都武蔵村山市本町6-7-1/多摩モノレール『上北台駅』より、市内循環バス（MMシャトル）：「市民総合体育館」行きに乗り、「かたくりの湯」下車（所要１６分）。/西武拝島線または多摩モノレール『玉川上水駅』より、市内循環バス（MMシャトル）：「イオンモールむさし村山」行きに乗り、「かたくりの湯」下車（所要５０分）

【読書】
何よりも本が好き！という人にはやはり図書館がおすすめです。私も図書館が好きで、都内の数々の図書館に足を運んでおりますが、中でもおすすめなのは「千代田区立図書館」です。こちらは広々とし大変綺麗な図書館で、平日はなんと夜10時まで開館しているのが嬉しい施設です。約200席ある閲覧席のうち、82席は電源と有線LANが利用できるデスクタイプの席になっており、館内では無線LANに接続ができます。ビジネス図書・新聞・辞典・年鑑・白書などの基礎資料を中心に、ビジネスに役立つ各種資料を取り揃えています。電源やネットワーク・コンセント設備のあるキャレル席（個人用ブース席）も利用できます。また、このゾーンは無線LANも完備しており、オンラインデータベースの利用やインターネットでの調べものが可能ですので、調査・研究の情報収集にも最適です。
所在地/千代田区九段南1-2-1千代田区役所9階・10階/東京メトロ東西線、半蔵門線・都営新宿線「九段下」駅下車
4番または6番出口から徒歩5分