好きなのかわからなくなったら確認すべきこと:【悩み】
付き合っている相手のことを好きかどうかわからなくなってしまうことは、誰にでもあることかもしれません。両想いになった時にはあんなに嬉しかったのに、相手の嫌なところばかりが目について、本当にこの人が好きなのかな、と思ってしまうのは、恋愛にはよくあることだと言えるでしょう。せっかく縁があって付き合っているのに、一時的な気の迷いで別れてしまうのは、避けたいことです。一方、本当に好きではないなら、早く別れた方がおたがいのためになります。
相手のことを好きとも言えるし、嫌いでもある。そんな複雑な気持ちを正確にとらえるためには、自分自身に質問を投げかけると大きなヒントになります。ここでは、相手のことが好きなのかわからなくなったときに確認するべきことをランキング形式で紹介していきます。
相手が他の異性と一緒にいたら嫉妬を感じる?
相手が他の異性といたら、あなたはどう感じるでしょうか? ただ一緒にいるだけではなにも感じないかもしれません。異性と手をつないでいたり、抱き合っているところをできるだけ具体的に想像してみてください。想像してみて、あなたはどう感じましたか?
「全然平気」「何とも思わない」というなら、あなたと相手の関係はすでに恋愛ではないのかもしれません。ただし、相手とケンカしたばかりだったりすると、冷静な判断ができずに「平気」と思ってしまうこともあります。この問いかけは、心が落ち着いている時に試してくださいね。相手が他の異性と一緒にいることを想像してみて、「すごく嫌だ」「やめてほしい」「嫉妬した」と感じたら、あなたは相手のことがまだ好きなのです。せっかく相手のことがまだ好きだと気がついたら、この機会に相手との関係を見直してみるとよいかもしれません。
あなたが相手を好きかどうかわからなくなった理由として、相手がいつでもそばにいて自分を好きでいてくれることが当たり前のようになっていることが考えられます。でも、そんな気持ちでいると、ある日突然、相手が自分の元を去ってしまうことも考えられます。安心できる関係は素晴らしいものですが、あえて「相手が他の異性を好きになってしまうこと」を想像するようにしてみましょう。
本当に相手が心変わりをしてしまったら、取り返しがつきません。いつでも「相手は他の異性を好きになるかもしれない」という気持ちを頭の片隅に置いておくことで、一緒にいる時間を大切にできるようになるはずです。相手が自分の元を去ることなど想像もしていなかった場合、相手と会う時の服装や髪型なども手を抜いてしまっていたかもしれません。相手が他の異性を好きになることを想像することで、見た目にも気を遣えるようになります。その結果、相手もあなたの魅力を再発見してくれるはずです。相手のことが本当は好きなのに、それに気づかず、本当に相手が心変わりをしてしまったら、取り返しがつきません。そうなれば、せっかく築き上げてきた恋愛関係は簡単に終わってしまいます。まだお付き合いが続いているうちに、相手と付き合えることのありがたみや相手の魅力を再確認しておくことは、とても大切なことなのです。
別れてしまってから、相手の良さに気づいても
もう一度付き合うことはなかなかできません。
相手を好きな気持ちに気がついたら、今も一緒に過ごせることに感謝して、新しい気持ちで2人の時間を重ねてみましょう。
離れていることに耐えられるか?
交際相手を好きかどうかわからなくなる理由として、一緒にいることが当たり前になりすぎてしまっていることが考えられます。その場合には、相手とずっと会うことができなくなると想像してみてください。
例えば、今は同棲していたり、週に何回も会えているカップルの場合、単純にたくさん会いすぎているから、うんざりしているだけかもしれません。もし、1か月、2ヶ月、半年などの長い期間、相手と会えなかったら、あなたはどう思うでしょうか?
会えなくても、「全然平気だな」と感じてしまうなら、すでに相手のことを好きではなくなっているのかもしれません。
でも、想像するだけで苦しくなったり、耐えられないと感じるなら、あなたは相手のことを好きだと言えます。相手とたくさん会いすぎていて、一人の時間がほしくなったり、相手の嫌なところが目についたりしていることが考えられるのです。たくさん会えば会うほど、見なくていい嫌な面まで見てしまうことにもつながります。好きな気持ちを取り戻す方法として、実際に相手としばらく離れてみることも有効です。毎日のように会っているなら、週に一度にしてみるだけでも、相手を好きな気持ちがよみがえってくるはずです。
例外として、すでに遠距離恋愛で離れ離れになっている時には「離れていることに耐えられるか」ではなく、「相手といっさい連絡が取れなくなることに耐えられるか」を確認してみてください。遠距離恋愛の場合、会えなくても平気だし、好きかどうかわからないと思えるものですが、知らず知らずのうちに相手とのメールやLINEに助けられていることが多いのです。この先、遠距離の相手と連絡をとることすら許されなくなったら、耐えられるかどうかを想像してみてください。相手と離れていることに耐えられない、あるいは、遠距離恋愛で連絡が取れないことに耐えられないと感じるなら、あなたは相手のことが好きだと言えます。
このような確認をしないと相手を好きかどうかわからないということは、会う頻度や連絡を取る頻度が多すぎるのかもしれません。相手を好きかわからなくなってしまうことを防ぐには、相手と会ったり連絡をとるのは「すこし寂しいな」と感じるぐらいの頻度にすると良いでしょう。一人の時間を持つことによって、リフレッシュができて、相手に優しくしたいという気持ちも自然に出てくるはずです。どのぐらいで寂しいと感じるかは、個人差がありますので、相手と話し合ってちょうど良いサイクルを決めるのがおすすめです。
他人が相手を悪く言っていた時にどう思うか?
職場であなたが仲良くしている人のことを誰かが少し悪く言っていても、きっと「そんな見方もあるだろう」と流せるのではないでしょうか?人によって違いはありますが、知り合いレベルの人が悪く言われていても、そんなに気にならない人が多いはずです。例えば、あなたに良くしてくれる上司のことを他の人が「あの上司はぜんぜんダメ」などと言っていても「考え方は人それぞれだから」と割り切れるでしょう。悪口を言った人にその上司の良いところを教えたりはするかもしれませんが、腹が立つということはあまりないはずです。
でも、聞かされたのが家族や親友の悪口だったら、とても嫌な気持ちになるはずです。同じように、交際相手の悪口も本来は許せないものです。もし、あなたの交際相手について、友達がとても悪く言っていたとして「本当にそうだな」と同意してしまうようなら、相手のことを好きではなくなっているのかもしれません。実際には、あなたの前であなたの交際相手の悪口を言う人はいないでしょう。想像してみても、ピンとこないかもしれません。その場合、友達に頼んで、相手の悪口を容赦なく言ってもらう機会を作るとわかりやすいはずです。
友達が交際相手の悪口を言ったとき、自分にどんな気持ちが湧き起こるのかしっかりと確認してみてください。同意できるところはあっても、相手の弁護をしたくなってきたり、怒りたい気持ちが湧いてきたら、あなたにはまだ相手を好きな気持ちがあると言えます。あなたが交際相手の悪いところをよく理解し、受け入れている場合には、悪口を聞かされても、怒りが湧いてこないことも考えられます。怒りではなくても「そんなことはわかっているけれど、それでもこんな長所がある」と反論したくなったら、相手のことが好きなサインと言えます。
もし、交際相手の他に気になる異性がいる場合には、その人が悪口を言われているところも想像してみると参考になります。意外なことに、気になる異性の悪口はまったく気にならず、好きかどうかわからなくなっている交際相手の悪口には腹が立つことがあります。これは、気になる異性はただ外見や雰囲気が気に入っているだけの存在で、交際相手は深く付き合ったかけがえのない人だという証拠です。もし、悪口を言われて怒りが湧いてきたら、まだ相手のことが好きな証拠です。一時的に気持ちが冷めていても、相手の悪口には身内と同じように腹が立つのですから、簡単に別れたりしない方がいいといえます。
まとめ
恋愛では、好きでしかたなかった相手のことも、「好きかどうかわからない」と感じてしまうことはよく起こります。
これは、相手の存在がいつしか当たり前になってしまうことが原因です。一時的な「好きかどうかわからない」という気持ちから相手と別れてしまうと、後から後悔しても取り返しがつきません。大切な相手と簡単に別れてしまう前に、ご紹介した“確認すべきこと”をあなたの心に問いかけてみてください。
これらの“確認すべきこと”は、相手とケンカしたり、トラブルがあったときではなくて、あなたの心が落ち着いているときを選んで試すのがおすすめです。嫌なことがあったすぐ後には、冷静ではなく、あなたの本当の気持ちがわからないからです。もし、あなたが本当はまだ相手のことが好きだとわかったら、2人の関係を見直して、より良い時間が過ごせるように工夫してみてくださいね。
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