健康管理に欠かせない色々なお茶

家でじっとしていると特にですが、外に出てアクティブに動く時と比べて随分体の健康管理力のようなものが落ちるなと思う時はないでしょうか。よく忙しくなくなると風邪を引いてしまうと言う人がいますが、そんな感じで、ゆっくりゆったり過ごしていた方が何だか自分の体が難しく感じるといったことです。

例えば、落ち着いていられるのはいいのですが、何もしたくなくなって食欲も湧かず、いつもは美味しいはずの栄養バランスの満たせる食事がお腹に入っていかなかったりだとか、逆にちょこちょこお腹が空いて食べ過ぎになってしまって、しかし食べるのを我慢しているとやはり体力が落ちるとか、人によって色々あるのではないかと思います。冷え性がちになることにまつわる悩みとか、睡眠時間の長短に関する悩みとか、他にも様々あり得るでしょう。家の内外、特に外でやらなければならない仕事や用事の状態によっては、自分らしくなくても現れてくる体の不調というものも起きて、頭を悩ませることにもなりがちです。

そのように、いまいちはっきりした理屈を発見しづらく、コントロールし難い体調の時に、マイルドに自分の健康管理を支えてくれるのがお茶です。非常に凝って取り寄せたりしなければ手に入らない健康茶のようなことを言っているのではありません。もちろんそれが自分にぴったり合えばそれでいいのですが、コーヒー、紅茶、緑茶と言ったとてもありふれたお茶を淹れて飲むことを意識して行うようにするだけのことが、案外体調の立て直しに一役買ってくれます。

・家で飲むお茶が体にもたらしてくれること

お茶は水分を体外に排出する作用がありますので、水分の代謝が悪い時には良いです。家でじっとしていて、むくみがちという時には水を飲むことと合わせてちょこちょこ飲むようにすると、意外と体の調子が良くなります。何のお茶でもこの効果はありますが、カフェインがあるお茶は飲む度刺激物を取ることになりますので、そこのバランスを考えてお茶選びするのがお勧めです。

また、お茶は淹れてすぐ飲むという最もありがちなスタイルだとホットの状態で飲むと思いますが、そのように温かい飲み物というのは内臓を温めてくれますので、動かないで冷えがちという時には、胃腸の働きが悪くなるのを防いでくれるでしょう。あまり淹れたてで本当に熱いと逆に神経を刺激してしまって、内臓は緊張してしまいますので、飲んだ瞬間にじんわり温かいなと思えるような温度に調節すると良いです。

飲むお茶として、ハーブティーを選択するというのもあると思います。ハーブティーは、半分薬のような感覚で捉えるといいお茶も沢山あり、そのような効果効能で具合の悪い所がある時本当に積極的に治癒に向かわせることができますから、このことに注目して集めたりしてもいいかもしれません。エキナセアなど、風邪を引いてしまったかなと思う時などに、風邪薬を飲まなくても随分やり過ごさせてくれるハーブティーもあります。

・精神のコントロールにも良いお茶

お茶には香りがあります。淹れようとした時から感じるその「いい香り」というのが、非常に精神の安定にききます。何のお茶にせよ独特の香りがあって、それぞれに自分はこう感じるというのがあると思います。コーヒーの香りだったら元気になる、緑茶だったら精神統一出来るなどです。また、例えば同じ紅茶であっても茶葉の種類によってとか、フレーバーがどうかによってとかでまた細かく違いがあるはずです。それらを積極的に自分の精神に対するケアに使うととても良いです。

家にいる際に、一人で黙って過ごす時間が多い、黙々と何かやり続けているとなると、実は自分の精神についても気遣うことはとても重要になってきます。気づきづらいことではありますが、精神というのはそういうことでもすり減るからです。そんな静的な要因から来る精神の疲労の解決に良いのが落ち着けるいいお茶の香りです。

そういった意味でも、何かイライラしたなと思ったり、自分が沈んでしまっている気がすると感じたらすぐに、その時に応じたお気に入りの香りのお茶を淹れて飲んでみたりすると大きな不調につながるのをブロックすることが出来ます。

以上のようにお茶は、心身の両方に対して良い効果があります。家でじっとしている時などに起こり得る対処の難しい体調不良などに、自分で太刀打ちしていくための心強く安心な手立てになります。ちょこちょこ対処する方法になっているので、飲む回数が多くなることを考えると、気に入った色々なお茶を揃えておけるといいと思います。栄養や効能、香りなどお茶の全部の要素を使って自分の体を大事にしましょう。