観ない方が身のため!?~怖すぎる日本のホラー映画3選~
【観ない方がいいかも…】
世界中にホラー映画は数あれど、やはりもっとも怖いのは日本のホラー映画ですよね。
海外からは「ジャパニーズ・ホラー」と呼ばれ、世界中のホラー映画好きからも恐れられているジャンルです。
今回は、とっても怖い「日本のホラー映画3選」をご紹介します。
観ない方が身のためかもしれませんが…
【1.富江 アンリミテッド】
ホラーコミックの帝王、伊藤潤二原作のホラーマンガを実写映画化したものです。
『富江』がいちばん初めに映画化されたのは、1999年です。
伊藤潤二による原作マンガがものすごく怖いので、期待していた方も多かったのではないでしょうか?
しかしながら、1999年の第一作目の『富江』は、ホラー要素というよりはどちらかというと謎解き要素、ドラマ要素が強く、原作の怖さはあまり踏襲されていませんでした。
その後も、『富江 replay』、『富江 re-birth』などのシリーズが公開されましたが、ホラーマニアからするとどれもいまいちだったようです。
どうしても原作の怖さを超えることができていませんでした。
しかし…今回ご紹介する『富江 アンリミテッド』は違います。
ちなみにR15+指定です。
このことからも、どれだけ恐ろしいかがおわかりいただけるのではないでしょうか。
男をたぶらかす絶世の美少女「富江」の物語です。
【2.乱歩地獄】
日本を代表する小説家、江戸川乱歩の原作をベースにしたオムニバス・ホラー映画です。
ベースとなっているのは、『芋虫』、『蟲』、『火星の運河』、『鏡地獄』の4編です。
公開は2005年。
公開当初、そのあまりの気持ち悪さに劇場を途中で出て行ってしまう観客が多数いたとか。
もっともおすすめなのが、『芋虫』です。
ちなみに原作小説が発表されたのは、戦前の1929年ですが、今でも語り継がれる名作です。
主人公の「須永時子」は、戦争から帰ってきた夫、「須永中尉」の世話をする毎日を送っています。
須永中尉は戦争で負傷しており、四肢がほとんどない状態です。
また、ほとんどの五感もなくなっており、その姿はまるで「芋虫」のようです。
須永時子は、そんな夫をこっそりいじめることで興奮を得ていました。
妻から虐げられても身動きひとつしない夫。
人間の心の闇の中に隠れている不可解な欲望が見事に描き出されています。
原作もとっても気持ちが悪く、読んだ後はしばらくごはんを食べられないという方もいらっしゃるのですが、この映画はその気持ち悪さを見事に映像化しています。
また、同じく『蟲』もめちゃくちゃに気持ちが悪いです。
緒川たまきが演じる美しい女性、「木下芙蓉」の身体がどんどんと腐っていく様子は、観ていられなくなります。
グロテスクさや不気味さ、そしてその裏にある奇妙な美しさは、ジャパニーズホラーの十八番でしょう。
【3.震える舌】
最後にご紹介するのは、ちょっと異色の「ホラー」映画です。
正確にいうと、ホラー映画ではないのかもしれません。
なぜなら、この映画にはお化けも幽霊も出てきませんし、殺人事件や怪奇現象も起こらないからです。
けれど、映画マニアの間では、「もっとも怖いジャパニーズホラー映画」だと言われています。
この映画に関しては、あえて長い説明をするのはやめておきます。
公開は、1980年。
原作は、1975年に三木卓が発表した同名小説です。
とにかく子役の女の子が怖すぎます。
観てしまうと、「泥」に近寄れなくなることは保証します。
【ジャパニーズホラーは…閲覧注意…】
いかがでしたか?
「怖すぎる日本のホラー映画3選」をご紹介しました。
観るか観ないかはあなた次第です。
ただし、観てしまってから後悔してももう遅いですので、くれぐれも気を付けてくださいね。
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