曖昧な彼との関係は続けるべきか?
「好きだ、付き合ってください」の一言はないけど体の関係はある。私は彼のことが好きだけど、彼からは一言もそういう言葉を聞いたことがない。そんな彼との関係を今後も続けていいものかどうか?とても悩みますよね。
女性の立場としては、恋愛において付き合っているか、付き合っていないかの区別はぜひともはっきりさせておきたいもの。
そして、できれば告白は男性の方からして欲しいと思っています。
告白はしてくれてないけど、恋人同様の関係を続けている男性は一体何を考えているのでしょうか?その心理と対処法をご紹介します。告白しない
■男性の心理
言わなくてもわかってるよね?
告白する前にいつの間にか恋人同様の関係になってしまった場合、「今さら言わなくてもわかってるよね?」と、男性側が既に付き合っているものと思い込み、告白を省略するケースがあります。
また、「事実恋人関係になっているものを、今さら改めて確認するのもおかしい感じ」と、告白するタイミングをすでに逃してしまったと考えているような場合があります。男性に告白を求めようにも、このように思わせてしまっているとしたら、告白前に一線を越えるような恋人同様の関係を許してしまったあなたの側にも、原因があると考えられます。
あなたが「付き合う前にはっきりとした告白がある」という事実を重視する女性であれば、なおさら告白前は毅然とした態度をとっておくべきであったと言えるでしょう。
決断に迷っている
「なりゆきで恋人同様の関係になってしまった、けれども彼女のことは好きでいつか結婚したいとも考えている」という男性の場合、言葉にはしないけど誠実に悩み続けているというケースがあります。
「そんなこと、言ってくれなきゃわかんないじゃない!」と、女性側から非難が飛びそうですね。なかなか決めきれないのは、決断力が低かったり、自分に自信がなかったりする男性側の性格に原因があるのかもしれません。
あなたの側としても、彼との関係を今後も続けていきたいの考えているのだとしたら、彼に決断させる「あと一押し」のアピールをしてみるといいでしょう。
今の関係を壊したくない
「今の関係がそれなりに心地よいので、この関係を壊したくない」という男性の場合、彼女の気持ちに確信が持てずに告白してしまうことで、彼女が自分の前からいなくなってしまうのではないかということに不安を持っている可能性があります。
恋愛慣れしていない男性や、女性は告白を求めるものという意識を男性が持っていた場合、女性の真意をはかりかねます。恋人のような今の関係は心地よい、けど「告白していないのに、自分と関係を続けている彼女はどういうつもりなんだろう?」と女性の気持ちがわからないため、むやみに告白して現状を変えてしまうことを恐れているのです。
女性にだって、心地よい現状を変えてしまう恐怖はあるでしょう。しかし、この場合にも、あなたの側から彼に決断させる「あと一押し」のアピールは有効だと言えるでしょう。
キープしているだけ
「告白をしていない=付き合っていない=別れるのも自由」という等式が男性の中で成り立っている場合だったとします。あなたが彼との進展を望んでいるとしたら、それはあまり期待できそうにないでしょう。
告白していない段階で体の関係を許してしまったあなたのことを「都合の良い女」としてキープしているだけにすぎず、あなたの将来について責任を持つ気はありません。キープ慣れしている男性は、女性の気持ちの変化を敏感に察する能力に長けているので、「面倒な女になってきたな」と感じた途端に姿をくらますことだってあります。
こちらとしては「責任とってよ!」と言いたくなるところですが、このような男性からすれば「付き合ってないんだから責任なんてないよ」で終わりです。そんなタイプの曖昧な関係は続けるべきではないでしょう。
ただし、あなたも彼をキープして寂しい気持ちを紛らわすために利用しているのだと割り切っているのであれば、本命の男性が見つかるまで関係を続けていればいいと思います。その際には、キープしていた男性との関係を完全に断ち切ってから新しい恋に進むことが望ましいでしょう。
■女性側ができること
告白せずに曖昧な関係を続ける男性には様々なタイプがいます。
「言葉ではなく行動で示すんだ」とか、「言わなくても現状が物語っている」などといった持論を展開させる男性もいますが、人間社会に生きている上で絶対的なことは「言わなければ伝わらない」ことです。
人間は言葉によってお互いにコミュニケーションをとっています。長年連れ添ってきた夫婦や、幼いころから共に育ってきた兄弟姉妹ならともかく、まったくの他人同士が意思疎通するためには、言葉に頼る以外にありません。
なので、あなたがもし今の彼との曖昧な関係に何らかの進展をもたせたいと考えているのであれば、ぜひ言葉を使って彼の気持ちを確かめてみてください。言葉としての確答を聞くことはとても怖いと感じるでしょう。
しかし、恋愛において、相手の気持ちがわからなくて確かめるのが怖いのは、どの局面においても同じです。
アクションを起こさなければ現状は変わらないままですが、自分からアクションを起こすことで良い意味で先手を打つことができます。「私のことどう思う?」とか、「今のこの関係気に入ってる?」など、あなたが思うままに率直に問いかけてみればいいでしょう。
「そんなこと聞かれると思ってなかった」という彼よりは、彼の回答次第でとるべき行動の選択肢を多数用意しておくことができます。
こんなエピソードがあります。人から紹介されて友達からなんとなくお付き合いを続けていた社会人のカップルがいました。お互い30前後で結婚を意識する年齢であったにも関わらず、「付き合おう」とか「結婚しよう」といった話は一切ないまま関係が続いていました。
そんな状態が続いていたことにしびれを切らした女性の方が、「ねえ、私と結婚する気あるの?」と聞いたところ、男性から「今いい部屋が空きそうなんだ」といった返事がきました。
一瞬「何のことか?」と思ったけど、「結婚した後に2人で住むための官舎のいい部屋が間もなく空きそうなんだ」ということだったそうです。告白してないのに、一人でそんなことまで考えていたなんてびっくりですね!そこからはとんとん拍子に話が進み、結婚まで無事スムーズにいったそうです。
このように、女性側から一声かけることで関係が急展開するケースもあります。
いつも喜ばしい返事が返って来るとは限りませんが、いつまでも曖昧な関係を続けるよりは、一歩前に踏み出すきっかけになるでしょう。
自分の幸せを手に入れるために、ぜひ勇気を出して関係を見つめなおす機会を設けてみてください。
もしこの記事を読んで気に入って頂けましたら
下のボタンで共有して頂けますと非常に嬉しいです。
More from my site
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。