ダイエットがずっと停滞期の時はどうすればいいか?停滞期の上手な過ごし方4つ
■ダイエットの忍び寄る魔の手
体重が全然減らない!痩せて美しくなりたい、女性なら誰しもが思うことです。
そしてそのために懸命にダイエットに励んでいる方も少なくないでしょう。
ダイエットに成功し体重が減少し始めると、とても嬉しい気持ちになります。新しい洋服を買ったり、新しいメイク方法にチャレンジしたり、それまでの自分の殻を脱ぎ捨てて生まれ変わったような気持ちになることも珍しくありません。
しかしそんな時も、アレは足音を忍ばせて近付いてきています。アレとは?そう停滞期です。
■停滞期はなぜ起こる?
停滞期に入ると、突然体重の減少がピタッと止まります。それまでコンスタントに減っていた体重が微動だにしなくなるのです。一体なぜこのようなことが起こるのでしょか?
実はこれは、人体の自然な摂理なのです。ホメオスタシスという人間の体に備わっている機能の働きによるものです。
ホメオスタシスとは「恒常性」と言い換えることが可能です。つまり、体の状態を安定させ一定に保とうとする機能のことです。
ダイエットによって体重や体脂肪が減少すると、脳が体の変化に危機感を覚え、危機管理システムであるホメオスタシスが発動します。これによって、脂肪を燃焼しにくくエネルギーを消費しにくい体になるのです。
それまで順調に進んでいたダイエットが停滞するのはこのためです。
■停滞期の期間はどれくらい続くのか?
停滞期に入ったからといって絶望することはありません。なぜならこの停滞期は期間限定だからです。体重が減らないのはこの期間だけのことで、停滞期を乗り越えるとまた順調に体重が減っていきます。
停滞期の期間には個人差がありますが、だいたい2週間〜1ヶ月くらいです。人によっては2ヶ月ほど続くケースもありますが、半年や一年など長期に渡ることはないので安心して下さい。
しかしながら、この停滞期にダイエットに挫折する方はあとを絶ちません。体が省エネ状態に入っているので、体重が減らないどころか増えていることもあります。毎日必死で食事制限したり運動をしたりしている人にとって、停滞期は非常に辛い時期です。報われなさに嘆き、過食に走ったり、より厳しい制限をして体を壊す方も少なくありません。
では、ダイエットがずっと停滞期で、体重が減らない時はどうすればよいのでしょうか?
■停滞期の上手な過ごし方
停滞期を乗り越えダイエットを成功させるには、停滞期を上手に過ごすことがポイントです。
停滞期の上手な過ごし方を4つ紹介します。
<1.停滞期は当然来るものだと捉える>
それまで順調に減っていた体重が微動だにしなくなれば焦るのは当然です。しかしその焦りがダイエットを頓挫させるきっかけになるのです。焦ってはいけません。
停滞期は当然来るものだとあらかじめ理解しておきましょう。むしろ停滞期はダイエット成功の証でもあります。体重や体脂肪が減少したらかこそ、危機管理システムであるホメオスタシスの機能が働いたのです。ダイエットが上手くいっていなかったら停滞期が来ることはありません。
しかも停滞期はダイエットを続けている限り何度でもやって来ます。一回限りのものではありません。そしてその停滞期を乗り越えていく度に、理想のボディラインへと近づいていくのです。そういう意味では、停滞期は歓迎すべき存在とも言えるでしょう。
停滞期は当然来るもの、そして時期が来たら必ず抜けることが出来るもの、だと考えるようにしましょう。
<2.体重計に乗らないようにする>
動かない体重計の針を見ては、ため息をついていませんか?ダイエット成功の秘訣は毎日体重計に乗ること、そう言われてきましたが、停滞期においてはそれは当てはまらないかもしれません。停滞期にはいっそ、体重計を隠してしまってはどうでしょうか。
ダイエットの大敵はストレスです。ストレスを感じればダイエットは辛く苦しいものになり、継続するのが難しくなってしまいます。毎日体重計に乗ってストレスを感じるのであれば、乗らない方が良いでしょう。
体重は一つの目安です。他人に公表するものでもありませんので、気にしないでおきましょう。一ヶ月くらい測らなくてもまったく問題ありません。数字に縛られるのはナンセンスです。停滞期は体重計を封印しておいてください。しばらkして乗ってみて、体重が減っていればラッキー、変わらなければもう一度体重計をしまってしまいましょう。それくらいの気軽さが停滞期には必要です。
<3.基礎代謝をあげる>
基礎代謝とは、何もしない状態で自然に消費するエネルギーのことを指します。基礎代謝が高ければ痩せやすい体質と言えるでしょう。そして基礎代謝をアップさせることが停滞期から早く抜け出すカギとなります。
基礎代謝をアップさせるには、食生活と運動習慣の見直しが必要になります。
まず食事ですが、たんぱく質をしっかりと摂取するように心がけてください。肉類や魚、卵を高カロリーという理由で避けるのはやめましょう。それらは血液や筋肉を作る重要な栄養素を含んでいます。食べ過ぎはいけませんが、抜くのはNGです。バランス良く食べるようにしましょう。
食生活の見直しが済んだら、次は運動習慣を見直しましょう。基礎代謝を高めるにはジョギングやウォーキングなどの有酸素運動と筋トレなどの無酸素運動をバランス良く行う必要があります。毎日ダラダラと過ごすのではなく、時間があるときは散歩に出かけたり、お風呂上りにエクササイズをしたりと積極的に体を動かすようにしましょう。
基礎代謝が上がると停滞期を早く抜け出せるだけでなく脂肪燃焼の効率もアップするので、諦めず地道に続けてくことが大切です。
<4.シェイプアップに力を注ぐ >
体重が減らない停滞期は、シェイプアップに力を入れましょう。体のラインを整えるのです。体重の数値は変わらないかもしれませんが、体のラインは日々刻一刻と変化していきます。理想のボディラインに近づくように励みましょう。
ボディラインを整えるのには、ヨガやピラティスなどの運動がおすすめです。ヨガやピラティスを習慣にしている方の体型を見てみてください。みんなしなやかで健康的な体つきををしています。誰からも支持される憧れのボディラインと言えるでしょう。
停滞期にヨガ教室などに通うことは、ダイエットのモチベーション維持にも効果的です。美意識の高い方達の集まりですので、何かと刺激しあうことになるでしょう。
お金をそこまでかけたくないのであれば、自宅でヨガやピラティスなどのエクササイズを実践してください。最近はDVD付きの教則本が多く売られています。それらを購入し使用すれば、自宅にいながらにしてヨガ教室に通っているような雰囲気を味わうことが可能です。
ビフォア、アフターの写真を撮っておくのもおすすめです。体重の減らない停滞期に、目に見える変化を感じることができれば嬉しいものです。体は正直です。手をかけた分だけ美しくなるので、コツコツとした努力を惜しまないようにしましょう。
【まとめ】
いかがでしたか?
ダイエットに停滞期はつきものです。その停滞期をどのように過ごすかで、あとのダイエットの結果に大きな差が生まれてきます。体重計の針の動きに一喜一憂することなく、ゆったりとした気分で過ごすようにして下さい。そうすれば思った以上に早く、停滞期を脱出することができるでしょう。
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