友達から人間関係の悩みを相談された時、あなたのとるべき対応

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□友達の悩みをよく聞いてあげた上で共感することが最善

・相手の抱えている人間関係の悩みをひたすら聞き、共感。(1位)

相談されたら相手の話を聞くのは当然だと思われるかもしれませんが、ただただ聞いてあげるというの  は、意識しないと意外と難しいことです。どんな人間関係の悩みで、今まで、そして現在はどんな状況なのか、何が一番苦しいのかを、余計な口をはさまず、よく聞いてあげましょう。あなたの友達は心に抱えきれない感情を、あなたに聞いてもらいたくて打ち明けてくれるはずなので、相手の話すままに聞いてあげましょう。詳細を聞きたい時は、必要な質問をしてもかまいませんが、あまり口をはさまず、聞くことに徹しましょう。人間関係の悩みでは、「悩んでいる対象の相手と直接話し合うしかないよ」とか「気にしないでおくしかない」などのアドバイスがよくなされますが、今すぐにはそんなこともできないから、友達であるあなたに打ち明けているのです。早い段階でそのような忠告をするより、ただ聞いてあげるのが大事です。

そして「それは辛いね」「そんな状況はしんどいよね」と共感してあげましょう。共感することは、一般的に男性より女性の得意分野と言われています。話を聞き、共感してもらうだけで、相手の心は、あなたに打ち明ける前より軽くなり、「聞いてもらうだけでラクになった」と感じてくれるでしょう。

 

・「そんなこと気にしなければいい」とは言わないように(2位)

 「気にしなければいい」という忠告は悩んでいる相手によく言ってしまいがちなセリフです。しかし、友達は気にしたくないのに、心のモヤモヤが消えず、苦しくて、友達であるあなたを頼って胸の内を話してくれたのです。気にしないでおける範囲のことであれば、わざわざ相談しなくても自分の中で片付けられるはずなのです。なので「そんなこと気にしないでいいよ」とあなたに言われてしまうと、「こんなことでクヨクヨしている自分がだめなんだ」と、さらに壁にぶち当たってしまいます。「そうだよね、気にしないでいるしかないね」と相手が言ってくれたとしても、本当のところ、そうは思えないで悩みは続きます。相手にさらに負担を与えるような忠告は控えるように心がけてみましょう。

 

・悩んでいる友達の味方の存在を思い出してもらう(3位)

あなたの友達が人間関係で悩んでいる時、友達の頭の中はそのことでいっぱいになっているかもしれません。しかし、友達であるあなたを含め、悩んでいる友達の家族、あなた以外の友人関係など、味方でいてくれる人たちの存在を思い出してもらいましょう。たとえ一つの人間関係で行き詰っていても、あなたにはこんなに良好な関係を築いている人々がいるのだということを強調してあげましょう。その人数が仮にそんなに多くはないとしても、味方・理解者が一人いるだけで、友達の心は救われます。暗い気持ちをそうした良い人間関係に向けるだけで、その存在に感謝する感情が生まれ、悩みの中にある友達は何らかの次の段階に気持ちを移行できるかもしれません。忠告を受けずとも、自然ととるべき最善の方策を友達自身が見いだせることになることもあるでしょう。

 

まとめ

友達から人間関係の悩みを相談された時、あなたのとるべき対応について、大事なことから順に3つ述べました。あなたと友達の親密さがどれくらいかにもより、一概にこうするべきだと言えない状況もあると思いますが、「ただひたすら聞き、共感してもらえる」ことで心に風穴があき、ほっとすることができることは事実です。このような対応をあなたがとることで、友達の心が軽くなるだけでなく、友達もあなたが同じような状況になったとき、同じように接してくれるかもしれません。
今まで、悩んでいる友達をどのように励ましたらいいかわからないと思ったことがある方は、上に述べたようなポイントを意識してみてはどうでしょうか。

エス

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辛かった時、周りの人に言えない性格で、名もなきサイトに救われました。このことを実感して私も誰かの心の重りを少しでも軽くできるように頑張って更新します。 初め...

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