ぶらり女子旅 ~華やかな歌劇のまち宝塚を散策しましょ~
宝塚と言えば、みなさん真っ先に有名な宝塚歌劇を思い浮かべるかと思いますが、実際に宝塚大劇場は兵庫県の観光スポットランキングでも常に上位に位置しますし、特に女性にとって宝塚歌劇団のスターはあこがれや羨望の的なのではないでしょうか。大劇場周辺の街並みもどことなく、そんな華やかな雰囲気が漂っていて、散策するのにとても楽しいエリアと言えるでしょう。また、宝塚歌劇の雰囲気とはうって変わって、阪急宝塚線には、「清荒神(きよしこうじん)駅」「中山観音(なかやまかんのん)駅」「売布神社(めふじんじゃ)駅」など、寺社の名前がついている駅が多く、沿線沿いをゆっくり神社仏閣巡りしながら散策する事も出来ます。
宝塚歌劇大劇場周辺を散策
・花のみち
阪急宝塚駅に隣接するショッピング施設ソリオを通り抜けると、まっすぐに宝塚大劇場へと続く「花のみち」へと出ます。「花のみち」はその名のとおり様々な花で彩られており、季節ごとに道行く人の目を楽しませてくれます。とくに春は桜のトンネルができて、花見客でにぎわいます。また、花のみちに沿って「宝塚花のみち商店会」というショッピングゾーンがあり、タカラジェンヌグッズ専門の楽しいお店や、ジェンヌ御用達の1964年創業のサンドイッチ有名店「ルマン」、宝塚の銘菓「づか乙女」が人気の「宝塚つるや本舗」など、グルメ、雑貨、ファッション、様々な個性的なお店がありますので、色々とみて歩くのも楽しいでしょう。
・宝塚歌劇大劇場
花のみちを歩いていくと、右手側にレンガ色の屋根が印象的な南欧風の立派な建物「宝塚大劇場」が姿を現します。宝塚大劇場の年間観客動員数は、何と100万人以上で、その人気は衰えることを知りません。近年では男性の観客も増えているとの事です。是非とも華やかで素晴らしいステージを一度は体験してみて下さい。また、宝塚観光で訪れた際には、観劇のチケットを持っていなくても、大劇場の建物には入場する事は出来ますので、レストランやカフェで食事をしたり、歌劇グッズオフィシャルショップでのお買い物、歌劇の殿堂の見学など、宝塚の世界を十分楽しむ事が出来ます。
宝塚南口駅周辺エリア
・手塚治虫記念館
宝塚大劇場を出て、さらに歩くと「手塚治虫記念館」があります。世界的漫画家である手塚治虫は、5歳から24歳までの約20年間を宝塚市で過ごしました。当時手塚家の隣には、宝塚少女歌劇団のスターが住んでいたり、手塚治虫のお母さんが歌劇のファンであったことから、治虫自身も宝塚歌劇の大ファンになりました。後の少女マンガに多大な影響を与えたとされる「リボンの騎士」は宝塚歌劇のイメージから生まれた事は有名です。手塚治虫記念館館内では、手塚ゆかりの品々の展示やライブラリー、アニメの上映やアニメの制作体験が出来る工房など、手塚治虫の世界を楽しく体感する事が出来ます。
・宝塚ホテル
手塚治虫記念館を出て、宝塚大橋を渡ります。武庫川に架かるこの大橋から眺める阪急電車と宝塚大劇場は、宝塚を象徴する爽やかな風景と言えるでしょう。大橋を渡り切り、宝塚南口駅の方へと進むと、駅の西側に重厚感のある老舗ホテル「宝塚ホテル」があります。
この宝塚ホテルは、宝塚大劇場オフィシャルホテルであり、外観は重厚でレトロモダンな雰囲気を醸し出しています。また、ホテル内部は落ち着いたヨーロッパ風の意匠で統一されており、宝塚観劇の際に利用する方も多いようです。宝塚音楽学校を地方から受験する際に受験生も利用されているようです。但し、大変残念ながら老朽化による取り壊しと移転が決まっていますので、それまでに是非一度利用しておきたいところです。移転先は、宝塚大劇場の隣で、武庫川を望む、現在の宝塚ホテルの雰囲気を伝える素敵なホテルになるようです。
【まとめ】
宝塚のまちの散策コースについてまとめてみましたが、いかがでしたか?是非一度訪れて、宝塚歌劇を中心とした華やかな文化に触れてみて下さいね。
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