失恋は時間が経てば癒えていくなんて期待せず落ちるだけ落ちて終わらせる
「失恋の辛さは時間が経てば癒えていくもの」なんて言いますが実際にそうなのでしょうか?失恋をした瞬間はそんなことも考えられないほど悲しみが深く、「もっとあぁしておけばよかったかも」という後悔で苦しんだりします。そんな姿を見た周りの人達は精一杯慰めようとしてくれますが、なおさら惨めな気分になったり相手の優しさを突っぱねたくもなってしまい、どんどん自分が嫌いになっていくこともあるでしょう。それでは失恋の辛さから抜け出せる日は当分やってきそうにありません。今回は、失恋してしまった時にどう考え立ち直っていくべきかまとめました。
時間が経って癒えるのではなく落ちるだけ落ちてその先がなくなっただけ
・ 時間が経てば癒えていくなんて期待せず落ちるだけ落ちて悲しみを終わらせる
失恋してしまった時にあなたならどんな行動を取りますか?救いを求めて親しい友人に辛い思いをぶつけてみたり、恋愛をテーマとした本を読むとか映画を観たりして立ち直るヒントを探そうとしたりしないでしょうか。きっと友人からは「時間が経てば癒えていくものだよ」なんて慰められ、本や映画からもそんな言葉を投げかけられます。しかし、「そんなはずない!」「私の辛さをわかってくれていない!」と思ってしまうものです。
時間が経てば辛さは癒えていくなどと期待をするから余計に辛くなってくるのではないでしょうか。「いつまで待てばいいの?」と先が見えないことに不安を感じたり、「時間なんかが解決してくれるの?」とイライラが増したり、期待するだけにうまくいかないかもしれないという不安と苛立ちで悩みが増えます。それならいっそ期待をするのをやめましょう。そして、落ちるだけ落ちて悲しみの底を見つけてください。底がくればもう終わり、これ以上の悲しみなどありません。
・ 悲しみや後悔を今は受け入れられなくてもいつか必ず役に立つと信じること
悲しみや後悔を受け入れるというのは簡単なことではありません。失恋の辛さから何も手につかない状態になってしまうこともあります。しかし、泣くだけ泣いて悲しみの底を見つけたと思えたらいつまでもその場に留まっていてはいけません。這い上がるしかないのです。
這い上がるには人の手を借りてもいいですし、時間が経って飽きた頃に自然と立ち直れるならそれでもいいでしょう。しかし、這い上がろうという気持ちがあるのとないのとではその時期にも差が出ます。この悲しみや後悔がいつかは違うことや次の恋愛に役立つ日が来ると信じてみてください。綺麗ごとだと言う人もいるかもしれませんが、信じなければいつまでも希望は生まれません。
辛い経験をしたからこそ気づく自分のだめな部分や人の優しさを感じること
・ 自分のだめな部分に気づくことで冷静さを取り戻せる
失恋するまでの自分を思い返してみると、恋に恋している状態で相手を追いかけすぎていたということもないでしょうか。夢中になりすぎてそれまで頑張っていたことをいい加減にこなしていたとしたら、それが本気のアピールのつもりだったとしても相手は遠慮してしまったりがっかりしてしまったということも考えられます。逆に、気持ちさえしっかりしていればいつかは届くと思い込んで相手にしっかりと思いを伝え切れなかったいうこともないでしょうか。
失恋したのは全てが自分のせいというわけではないですが、そんな部分があったりもするものです。それに気づくことができれば冷静さを取り戻せる日も近いのではないでしょうか。起きた事をただ悲しむのではなく、冷静に分析して自分のだめな部分を責めることなく静かに受け入れましょう。「失恋は時間が経てば癒えるもの」というのはこの作業に時間がかかるからという意味なのかもしれません。
・ 満たされている時は気づかなかった人の優しさ。今こそ甘えて癒されよう!
人は幸せでいるうちは人からの優しさを当たり前の事のように受け流してしまいがちです。しかし、今こそ甘えていい時です。失恋で辛いなら余計なプライドを捨てて信頼できる人に甘えてみてください。自分を大切に思ってくれている人は快く甘えさせてくれるはずです。それを恥ずかしいとか同情されているなどと思っていると、いつまでも辛さから這い上がることができません。
失恋の辛さを短時間で癒したいなら癒される方へと自分を導いてあげましょう。自分でうまく処理できないのであれば人に手伝ってもらえばいいのです。そうやって割り切ることができない人はたった一人で時間が経つのを待つことになります。手を差し伸べてくれる人だっていつまでもそうしてくれているわけでもないので、愛想を尽かされる前に弱い自分に対して素直になってみてください。
【「失恋は時間が経てば癒えるもの」それは受け入れた人だけが言えること】
「失恋は時間が経てば癒えるもの」というのはその辛さをちゃんと受け入れた人だけが言えることです。本気だったからこそ立ち直るのもそれなりに時間はかかりますが、落ちるだけ落ちたら出口を探そうとしなければますますいつまでも終わりは訪れません。癒える日を信じるだけではなく自分からもそれを求めて行動するようにしてください。
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