夏でも冷え性の悩みには平熱を少しでも上げる温活!
寒い冬場はもちろんのこと、温かくなる春や夏でも冷え性に悩む女性が増えてきています。人間の理想の体温は36.5℃から37℃と言われていますが、冷え性に悩む女性はそれを下回る体温だと言われています。
昔に比べて現代人の体温は0.5℃から1℃も低くなっているというデータもあります。体が冷えることでむくみや生理不順を引き起こしたり、免疫力の低下で体調を崩しやすくなります。
そこで生活の中で少し気を付けたり、積極的に体を動かすことで温活に取り組んでみましょう。
日常生活の中でも家で簡単に試すことができる温活方法
〈食事の摂取の仕方を意識してみる〉
食生活の面から温活を意識する場合、まず手っ取り早くできるのが常温以上の飲料を心がけることです。夏の暑い時期はついついキンキンに冷えた飲料を飲みたくなりがちですが、一気に体を冷やしてしまうので体温に近い温度である常温のお水を摂取するようにしましょう。
また起きてすぐに程よく温めた白湯を飲むと体が芯からポカポカしてくるのを感じ温活に効果的と言われています。料理する食材にも気を付けてみて、人参や玉ねぎ、大根などの根菜類は体を温めるのに役立つのでお味噌汁にして毎日1回は食べてもらいたい献立です。生姜やニンニク、トウガラシも体を温めるので、お味噌汁や炒め物のちょっとしたアクセントとしてプラスすると取り入れやすいです。
女性で好きな人が多いスイーツですが、白砂糖は体を冷やす効果が高いため過剰な摂取は避けた方が良いです。夏野菜も同様に体を冷やすため、摂取する際は炒めたり煮たりと温かい状態で食べることを意識しましょう。
〈入浴の仕方で意識してみる〉
忙しいとつい湯船にはつからずシャワーだけで済ませてしまう方も多いでしょう。しかしいくら熱めのシャワーを浴びたとしても体の芯から温めることはできません。
時間がないときでも湯船につかる習慣をつけてみましょう。理想は40度程度のぬるま湯にして、ゆっくり20分くらいつかる入り方です。長湯が苦手なかたはお湯を少なめにして半身浴にすると苦しくないです。
発汗作用のある入浴剤をいれるとさらに効果があがります。仕事や家事に忙しい平日は5分でも良いので、週末は時間をとってお気に入りのDVDや本を持ち込んでしっかりと体を温めるようにしましょう。ゆったりとした時間を確保することでリラックスにもつながります。
運動することを取り入れて筋肉をつける
〈少しでも歩くことやストレッチを意識する〉
体温を上げるために体を温めることも必要ですが、筋肉をつけて基礎代謝をあげることも大切です。昔の人よりも現代人のほうが体温が低くなった原因のひとつは筋力の低下とも言われています。
電車や車などで移動手段が発達したり、子供の頃から公園などで体を使って遊ばずにゲームをしたりスマートフォンを利用して動かなくなったからです。
そのため働いている女性ならば少し早起きして電車の一駅分を歩いてみたり、主婦の方ならば日常の買い物を自転車には頼らずに徒歩で行ってみたりしましょう。
週末の時間がある時にランニングをしてみても気持ちが良いです。筋肉をつけると同時にダイエット効果も得られて一石二鳥です。家でもテレビを観てたり隙間時間にストレッチやスクワットや腹筋などの軽い筋トレもプラスしてみましょう。
〈外部のプログラムに参加してみる〉
1人だと挫折してしまいそうな方はホットヨガをおすすめしたいです。通常よりも温度と湿度が高い部屋でヨガポーズをとっていくのですが、何もしなくてもポカポカしてじんわりと汗をかくスタジオなのでポーズをとるとさらに体が暑くなってきます。
ヨガポーズは適度に筋肉がつきやすく、体も芯から温められるので継続すると冷え性が改善すると評判のプログラムです。発汗作用もあり老廃物の排出で美肌効果も狙えます。最近では全国展開している専門のお教室も増えてきています。
日常生活でちょっと意識するだけで、無理せず簡単に温活することが可能です。体温をあげると冷え性の改善もでき免疫力もあがり体調がよくなるためおすすめの活動です。
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