朝、頭痛やめまい。女子に多い低血圧かも!?タイプ別の原因や症状の改善方法

低血圧

 

残業や夜更かしが続くと、次の日つい朝寝坊してしまうという女子は多くいます。体内リズムが崩れると、朝起きられないことがありますね。

一般に、「低血圧の人は朝起きられない」ともいわれています。「スッキリ目覚めたいのに朝起きるのがつらい」という女子は低血圧が原因かもしれません。ここでは、低血圧になりやすい女子のタイプや原因、症状や改善方法をご紹介します。

 

〈⒈〉女子に多く見られる低血圧の特徴とは?

一般に、低血圧は最大血圧が100mg/Hg以下になることで、種類が2つあります。1つは血圧が常に低い慢性低血圧、もう1つは立ち上がった時、一時的に血圧が低くなる起立性低血圧症です。

 

〈1-⒈〉低血圧になりやすいタイプ・原因とは?

低血圧になりやすい女子のタイプがあります。特に痩せていて、顔色が悪く、筋肉も少なく神経質な人。通常、低血圧ではない女子でも急に立ち上がったりすると、重力の影響で血液が下半身に集まって低血圧になります。

しかし、血圧調節の機能がすぐに働いて、下半身にたまった血液は心臓へ戻るでしょう。低血圧になる原因は多くの場合不明ですが、心臓など他の病気が低血圧を招くこともあります。

起立性低血圧症の場合はこの機能が正常に働きません。そのため、心臓に戻る血液量が少なくなって血圧が大きく低下してしまいます。

 

〈1-⒉〉低血圧の症状とは?

体に悪影響を与える高血圧とは異なり、低血圧そのものは治療の必要はありませんが、自覚症状があって、日常生活に支障がある時は血圧を正常に戻すことが必要です。

例えば、頭痛や肩こり、めまいや耳なり、食欲不振や便秘、疲労感や無気力、記憶力減退などの症状が見られる場合、低血圧が慢性になっているサインです。

一方、起立性低血圧の主な症状は立ちくらみです。他には、心臓や胃などが血液不足になることで一時的に起こる動機や不整脈、胃のむかつきや胸焼け、呼吸困難などがあるでしょう。

ただ、自己診断は禁物です。他の病気の可能性も考えられますので、病院を受診した方が良いでしょう。また、めまいやだるさなどは貧血にもみられるため、似たような病気と誤解されることがあります。

貧血は「血が薄い」といわれるように、血液中の赤血球やヘモグロビンが正常値以下になっている状態。一方、低血圧は「血の巡りが悪い」といわれ、血液が血管壁に及ぼす圧力が低い状態ですから、まったく違う病気です。

 

〈⒉〉低血圧を改善する方法とは?

病院での検査で原因となる病気が見つかった場合はその病気の治療が必要になりますが、ほとんどの低血圧の場合は食事や運動、生活習慣やストレスなど心理的なものも関係しています。

 

〈2-⒈〉ポイント①食事で改善する

低血圧になりやすい女子は痩せていて食が細いため、まずは標準体重を目指してエネルギーをコントロールする必要があります。体重が増えると血圧も上昇しますので、しっかり食べましょう。

ただ、「一度にたくさん食べられない」という女子も多いもの。そんな時は食事の回数を増やすことや比較的高カロリーのおやつを摂ることができます。

また、さまざまな食品を食べて、バランス良く栄養を摂ることが大切です。強い体を作って体調を整えてくれるのがタンパク質である肉や魚。それにビタミンやミネラルが含まれている野菜や果物です。毎回の食事で摂るように心がけましょう。

特に、低血圧を改善するといわれている食品はにんにくや人参、かぼちゃの種です。飲み物では日本茶や紅茶、コーヒーなどがあり、含まれているカフェインに血圧を上げる作用があります。

朝食後など一杯飲むと頭をすっきりさせる効果があるのでおすすめです。加えて、食べた後すぐに動くと、胃腸の機能が低下して栄養の消化や吸収がうまく行われません。なるべく食後はゆっくり休めると良いですね。

 

〈2-⒉〉ポイント②生活習慣で改善する

低血圧に効果的なのは、規則正しい生活と適度な運動を毎日行うことです。

血液の循環が良くなって、食欲が出てきて栄養状態が悪化するのを防いでくれます。また、血圧の神経系の働きを調節するために、心身をリラックスさせる時間を作ることが大切です。

仕事などで忙しいと、「日常生活を変えるのは大変」「そんな余裕はない」と感じる女子もよくいます。まずは、生活リズムを作ることなど少しづつ始めてみましょう。

手帳に食事や運動、入浴や就寝の目標とする時間を書き込み、生活を合わせていくことができます。「どうしても不規則になるから無理」という女子はどれか1つでも決めた時間に行う習慣を身につけると良いですね。

また、血行促進やストレス解消に役立つ入浴やシャワー、マッサージなども取り入れましょう。アルコールは適度であれば血液循環を良くしてストレスを軽減しますが、飲み過ぎると逆効果になります。目安は1日ビールなら大瓶一本、日本酒なら一合程度。週に二回の休肝日も忘れずにとってくださいね。

 

【まとめ】

血圧を上げる薬に昇圧剤がありますが、効果は一時的です。頭痛や動機などの副作用もあるため、かなり症状が悪化していない限り治療に使われることはないでしょう。心身の健康のためにも、しっかり食べて規則正しい生活で治しましょう。

エス

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辛かった時、周りの人に言えない性格で、名もなきサイトに救われました。このことを実感して私も誰かの心の重りを少しでも軽くできるように頑張って更新します。 初め...

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