電力会社を自由に選べるようになったけど実際おとくなの?
●電力小売自由化ってなに?
以前は住んでいる地域によって電力会社が決まっていましたが、今はガス、石油、通信、商社などの会社が電力の小売部分に新規参入するようになり、価格競争や利用できるサービスで個人が電力会社を選択できるようになりました。
配送電は既存のシステムが利用されているため、電力会社の変更や料金プランの変更した後に停電が起きやすいなどの変化はなく、変更する時に新しい設備を購入する必要もありません。
●電力会社を変えるメリット・デメリット
電気代については、住んでいる地域や電気の使用量・使用状況によって変動はありますが、大体5~10%以上値段が下がる例もあるようです。
【電力会社を変えるメリット】
・電気代が安くなる
・セット利用でさらにお得に!
・こだわりの条件で選べる
【電力会社を変えるデメリット】
・電力の使用状況によっては高くなってしまう場合も…消費電力が少ない世帯やオール電化プランを契約している家庭
・解約時に違約金が発生する場合も…高いところでは1万円を超える違約金もある
・紙の請求書が有料…ネットで確認できるシステムを導入し紙媒体については有料になる電力会社もある
・支払方法…電力会社によっては引落のみ、クレジットカードのみなど支払方法の選択肢がなくなる可能性もある
●電力会社の選び方と変更方法
【選び方】
・複数の電気料金比較サイトで比較
・セット割引や付加サービスから自分にあったものを選ぶ
【変更方法】
申込をする→使用開始日の通知→スマートメーターへ交換工事→切替完了
とっても簡単ですね。
申込の時に供給地点番号という22桁の番号が必要になるので検針票を手元に置いておくとスムーズに進みます。
●携帯会社の新電力会社参入状況
~NTTドコモ~
中部電力と提携して電気料金の支払いにドコモのdカードを使っている人に、通常の2倍のポイントが付与されます。
通常は1%なので、電気料金の支払いに関しては電気料金が実質2%安くなるということになりますね。
~auでんき~
au WALLETプリペイドカードを契約している場合「auでんきセット割」が適用され使用料金に応じてau WALLETにキャッシュバックされます。
【キャッシュバック率】
・5000円未満…1%
・5000~8000円未満…3%
・8000円以上…5%
【支払い方法】
口座振替、クレジットカード
【請求書】
WEB de請求書で請求額などの確認ができ、紙の請求書の発行を希望した場合は200円かかります。
【解約手数料・違約金】
・手数料は無料です。
・解約違約金は1年以内に解約の場合2000円かかります。
~ソフトバンク~
「自然でんき」環境に優しい電気を選びたい人にオススメです。
CO2削減などの環境改善を行う団体の中から、契約者が指定した団体に1契約辺り毎月50円の支援ができます。
「おうちでんき」
ソフトバンクの携帯電話、対象の固定通信サービスの利用料から2年間1回線辺り100円/月の割引があります。
【解約手数料・違約金】
解約手数料540円…12か月間は解約手数料が無料です。
解約違約金は無料です。
携帯会社以外にも新電力会社はたくさんあります。
比較サイトで比較してみていくら安くなるかどんなサービスがあるかぜひ検討してみてください。
もし安くなりそうだったり自分にとって使い勝手がいいポイントのキャッシュバックなどがあったりする場合は、電力会社を変えることで電気代をお得にすることができます。
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