一歳児、かんしゃく・ぐずぐずはなぜ起こる?
急にかんしゃくを起こしたり急に泣き出したり…今まではそんな事なかったのに1歳を過ぎると理由のわからないかんしゃく・ぐずぐずが増えるものです。
ほんの数分前まではご機嫌で楽しく遊んでたのに急に奇声をあげて泣き叫ぶ、抱っこもダメなだめてもダメ…色々な方法で落ち着かせようとしますが治まらずお父さん、お母さんの方が泣きたくなってしまいます。どうしてこの時期の子供達にかんしゃく・ぐずぐずが増えるのか、その理由や対策までをまとめます。
【どうしてかんしゃく、・ぐずぐずががふえるのか】
『一歳を迎えた子供の成長』
・立ったり歩いたり今までよりも行動範囲が広がり様々なものに興味がでてくる。
・喜怒哀楽の感情が育つ
・好きな物、嫌いな物が出てくる
・大人の話す言葉がある程度は理解できる
…など
一歳を過ぎると感情面でも大きく成長していきます。その子なりの好き嫌いも出てくる時期なので「○○してみたい!」という気持ちが出てきます。ですがやってみたい!という気持ちはあるものの思い通りに出来ない、思っていたのと違う、という事が起きても不満を訴える事が出来ません。その気持ちを言葉にできないからかんしゃく・ぐずぐずとして表れてくるのです。
立って歩けるようになり行動範囲が広がるためやってみたい事も増えて行き、この時期にかんしゃく・ぐずぐずがより増えていくのです。
【かんしゃく・ぐずぐずは成長の大切なステップ】
『かんしゃく・ぐずぐずで成長すること』
・コミュニケーションを積極的にとれるようになる
・自分らしい個性につながる
かんしゃく・ぐずぐずを通じ自分の感情を伝えようとすることは他人とコミュニケーションをとる土台を作ります。「自分はこれが好き」と伝えようとすることは徐々に個性にもつながって行きます。かんしゃく・ぐずぐずは頻繁に起こるのでお父さん、お母さんは「またかぁ…」という思いもしますし公共の場だったりすると周りの目も気になりイライラと怒ってしまうことも多いかもしれません。ですがこれは今だけの事、そして成長するための大切なステップだという気持ちを持って親子で上手く付き合っていきましょう。
【かんしゃく・ぐずぐずの対策】
心の成長のステップということは分かっても公共の場等では何とか対処しなければなりません。
・理由がわからない
自分でも自分の気持ちが分からない事もあるので一度怒ると収まらないことも、あります。
対処法…子供の気持ちを切り替えてしまうことです。今までと違う遊びに誘ってみたり外に連れ出したり場所を変えて気分を変えることを手伝うのです。
・少しの注意でかんしゃくモードに
機嫌があまり良くない時に注意された等重なってしまうとさらに機嫌が悪くなり爆発してしまうのでしょう。
対処法…自分の感情がコントロール出来ない時期に言葉でも注意されてしまうとかんしゃくにつながりやすいです。この場合は気持ちが治まるまで近くで見守ったり抱っこしてあげましょう。ダメという言葉を使わず「○○したかったんだね」となるべく共感してあげるのも良いでしょう。
・ぐずぐずで家事等の時間がとれない
体調が良いのにぐずぐずしている時は気分による物の事が多いです。
対処法…お父さんやお母さんともっとコミュニケーションを取りたがっている場合もあるので抱っこ等スキンシップをたくさんしてあげましょう。どうにもならない時は時々は家事を手抜きして子供との時間を増やし安心させてあげると良いでしょう。
かんしゃく・ぐずぐずはお父さん、お母さんにとってはとても大変なものです。表現の仕方は様々なので色々な対処法を試しながら乗り切りましょう。そしてこれらは子供の表現であり個性を育てる大切な成長の証と思い上手く付き合っていきましょう!
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