ラテアートはカラフルに?!フォトジェニックさが売りのバルも
■SNSなどを経由してラテアートが話題に
・ラテアート目当てにバルにいく人も多数
イタリア式でコーヒーを提供するお店をバルといい、そこに勤める人をバリスタといいます。バリスタは様々な技法で美味しいコーヒーを入れてくれる存在であり、お店の顔となっていることもあります。
SNSなどですっかりおなじみになったラテアートは、バリスタの技法の一つで、ラテアート教室が開かれるなど一般にも広まっているのがポイントです。中にはバリスタ世界チャンピオンの開くラテアートのイベントなども存在します。
イタリアのコーヒーの事情は少し特殊で、地方によってはエスプレッソの値段が戸いつされています。そのため様々な技術や工夫で美味しいコーヒーを入れようと工夫するバリスタが誕生しやすくなっていて、豆の品質ではなく技術で争う文化が強くなっているのです。
『ブルーボトルコーヒー』など、アメリカ発でコーヒー豆の品質や入れ方に工夫をしてじっくり味わう文化とは違った魅力があり、見た目から親しみやすいのが魅力になっています。
ラテアートがのめるからとバルにいく人が珍しくなく、日本の喫茶店でもラテアートを提供する店が増えているのです。
・ラテアートの名店は簡単に見つけることができる
ラテアートの魅力の一つになっているのがその価格です。ラテアートは基本がエスプレッソであり、手軽に注文できる価格で収まるのが一般的になっているからです。あまり時間をかけてしまうとコーヒーの味が落ちてしまうため、素早く、完成度の高いコーヒーを淹れる技術も求められます。
毎回が特別な一杯だからこそ、満足感が高く、様々なお店を巡ったり、気に入ったお店を行きつけにする人も多いのです。
ラテアートの情報はシェアされやすく、名店も見つけやすいのも魅力です。
ラテアートだけでなく、コーヒーへのこだわりやスイーツもセットで探すのも方法で、様々な人やサイトでまとめが作られています。
アーティスティックなラテアートからキャラクターを描いたラテアートまで、お店によって得意分野が変わるのもポイントです。リクエストを受け付けてくれるお店も多いため、混雑具合などを見ながらリクエストしてみるのもおすすめです。
■カラフルなラテアートに立体的なラテアートも
・カラフルなラテアートも誕生している
ラテアートは基本的にエスプレッソとスチームミルクで描かれています。色の濃淡で様々なアートを描き分けるのが技術の見せ所ですが、最近は食用の着色料を使ったカラフルなラテアートも誕生しています。
食紅などを使って色付けが出来るため、アートの表現が一気に広がるのもポイントです。『ROAR COFFEE HOUSE & ROASTERY』はレインボーラテアートといわれる七色のラテアートが楽しめるお店です。
東京の八丁堀にあり、コーヒー豆にもこだわったお店です。本格的なコーヒーとラテアートの両方を一度の楽しむことができます。
心斎橋にも支店がある『ストリーマーコーヒーカンパニー』はアジア人発のラテあー手チャンピオンがプロデュースするコーヒー店です。期間限定でレインボーラテを販売したほか、渋谷でも本格的なラテアートを楽しむことができます。
抹茶などを利用したカラフルなラテも製作してくれるため、オシャレなコーヒーを求めて訪れる女子が多いのもポイントです。
愛知のイタリア料理店『ベルコルノ』では、カラフルなキャラクターラテアートを動画やSNSにアップしていて、予約制で注文も可能になっています。
・立体的なクマやネコのラテアートも
カラフルなラテアートだけでなく、立体的なラテアートがSNSのタイムラインなどに流れてくることも増えています。3Dラテアートと呼ばれる技術はネットを通して広まり、様々なバルや喫茶店で使われるようになっています。
ポイントになるのがミルクをしっかり泡立てて使うことです。通常のスチームミルクではなく、あらかじめ泡立てたミルクを使うことで立体的な造形を作り出しているのです。
特に有名なのが、原宿にある『リシュー』です。ツイッター上に様々な3Dラテアートを投稿する「じょーじ」さんがいることで有名で、その技術は年々進化しています。コーヒーカップの上にふわふわに泡立てられたミルクでクマやネコを乗せることで有名で、実際に注文することもできます。
追加料金は400円ほどと、通常のラテに軽く上乗せする程度になっていて、1杯1000円前後の手軽さも魅力です。作って欲しいキャラクターがいればスマホの画像などから再現してくれるため、オーダーの仕組みを確認してから行ってみるのがおすすめです。
【まとめ】
ラテアートは全国に広がっていて、頼めるバルや喫茶店は増えています。気軽に頼めるケースもありますが、凝ったものになると予約が必要になる場合もあるため確認が必要になります。
見た目が楽しめるだけでなく、それぞれのお店で力が入れるポイントも変わってくるため、個性を楽しむこともできるのです。
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