これからの小学生に必須!プログラミング教育をはじめるには
IT産業に欠かせないプログラミング技術は将来役立つスキルとして注目され、このプログラミングに関する教育を2020年から小学校で必修化させることが、
現在、文部科学省でも検討されているそうです。
小学生の子どもにさせたい習い事のなかでも上位に入るプログラミング教育は、小学校での必修化に先駆けて、学べる塾や教室も増えています。
このプログラミング教育を受けるためには、どんな方法があるのか、その種類や費用などについてもご紹介していきます。
1・プログラミング教育とはどんなもの?
「プログラミング」とは簡単に言うと、計算をさせたり、画像を動かすなど、必要な動作をコンピューターにさせるための指示を作成することです。
大人になり仕事に就く時には、たいていの場合コンピューターを使ったデータ作成や加工は必要なスキルとなり、その知識・スキルが高ければよりクリエイティブな仕事に就くことが出来ると言えます。
現代を生きていく子どもたちにとってプログラミングは、文字を覚えたり計算が出来るということと同様に、今後必要になってくるスキルで、プログラミング教育はただ技術を習得するという他に、論理的な思考力をはぐくむためにも大変役立つものと考えられています。
2・プログラミングを習うには
子どもにプログラミング教育を受けさせるには、いくつかの方法がありますが、ひとつはプログラミングを教えてくれる塾や教室に通うこと。
ロボットや、スマホアプリ、ゲームなどのプログラミングを教えてくれるもので、おもに小学生から高校生くらいまでが対象のところが多く、内容やツールなどは各教室によって変わります。
月謝は他の習い事や塾とそれほど差は無く、週1回で月額6000円~10000円前後までのところが多いようです。
中には体験講座などを設けている教室もあり、お試し料金で試してみることもできます。
3・集中的に覚えるプログラミングキャンプ
夏休みや冬休みなど長期の休み中にプログラミングを学習する、プログラミングキャンプなども、多くの教室や塾主催で開催されています。
子供向けのプログラミングキャンプでは、3日間ほどの体験型のものから、1週間以上かけて集中的に学ぶ本格的なものまで多数あります。
費用は期間によっていろいろですが、2泊3日で3~7万円ほど、1週間以上となると、10万~15万ほどが一般的なようです。
体験型は小学生が対象のものも多くありますが、その他の期間の長いキャンプでは、高校生や大学生などが対象になっているものが多いようです。
4・独学でプログラミングを学べるサイト
もともと、コンピューターが好きで興味を持っている子どもなら、まず自分で学習させてみてもいいでしょう。
代表的な「scratch(スクラッチ)」は、難しいコンピューター言語を知らなくても作業できるように工夫されている子供向けのサイトで、
動作を指示するブロックを画面上で組み合わせていくことで、簡単にプログラミングができ、無料で始めることが出来ます。
ほかにも、Rubyを使ったプログラムが作れるように小学生向けに作成された「smalruby」や、コロコロコミックのキャラクターを使ってプロジェクトを作れる「コロコロゲームクラフトブロック」なども、無料で利用できるサイトです。
これらは、パソコンがあれば費用も掛からず自宅で始められ、好きな時間に学習できるので便利です。
これからの小学生に必要なプログラミング教育ですが、まずは子ども自身が興味を持ち始めることが出来るよう、その子に合った学習方法やツール選びも大切ですね。
プログラミング教育を考えているお母さんは、この記事で紹介したサイトなどを参考に、一度お子さんと試してみてはいかがでしょうか。
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