子供が通園するまえまでに親子で信頼関係を築く大切さ

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たいてい、出産して子育ての中心にいるにいるのは母親の場合がおおいですが、子供は生まれながらの性格はありますが、それにくわえ環境によって性格が形成されていくものです。

幼稚園や保育園に入る時期もさまざま家庭環境によってちがいますが、だいたい生後半年あたりから人見知りがあったり後追い、2歳ごろの自己主張の激しくなるころ、どの時期においても親との関わりというものは非常に大切です。
とくべつなことをしなければというのではなく、語りかけ、目をみてゆっくり話しかけてあげる、小さなことでもほめてあげるということは、どの親でもしていることかもしれませんが、忙しさにかまけておろそかになりがちなことでもあります。

子どもは本当に赤ちゃんのころからじっと親の行動を観察して成長していきます。親がもっとも近い存在であり、関わりも深くここから信頼がうまれます。

嘘をつく子供、暴力的な子供、園で問題行動が多い子供の話をきくと、親の愛情がうすかったり、ちゃんとこどもをみてあげていないということがこういった行動がサインとして現れるのです。嘘をつく子は、なかなか子供が本音を言えない緊張感がありすぎる家庭だったり、暴力的な行動は虐待にちかい行動や、甘えられないサインで見逃せません。
保育者は親にはなれないので、自分の子どもは過保護にはしなくとも抱きしめてあげたりいっしょにわらえる雰囲気づくりにつとめたり、いろいろなかたちでこころが豊かに成長できる要因になるので、いっときしかない子供時代を本当に大切に過ごしてください。

1歳ごろ立ったり歩行で自分の世界がひろがった喜びを周囲にすなおに知らせたい時期、親もこのころはかわいくて仕方がないころとおもいます。こころも成長し、親がそばにいないと泣いたり、さがしたり預けるにも苦戦する時期です。
1歳から2歳にかけてのめまぐるしい心の成長は、イヤイヤという主張につながり、自分が甘えられる信頼のあるひとに反抗心や主張がはげしくなるものです。
母親もてんてこまいになったり、子に対しイライラするのも魔の2歳のこのころです。ひとつひとつの言葉がけや接し方が大切です。

こどもどおしであそばせても喧嘩になったり、押し合ったりもいちばん2~3歳にかけておおいです。
いろんな子が目に入り、他の子と比べてしまう新米ママさんもすくなくないので、喧嘩になってもおおらかな気持ちで、子供の主張もききつつうまく付き合ってあげるのがベストです。

3歳近くになるとちょっとしたプライドや個性がでてきて、悪くもないのにおこられるとむっとしたり自信のなさにもつながったり、後の成長にも良い影響をおよぼさないので、こどもは親の所有物ではないというのをしっかり理解できる親でいたいものです。

自分の体裁でダメダメ、とがみがみ怒ってしまうのは困りものです。子供は本当に純粋ですなおにみているものです。子供にはじないしつけや、怒り方、ほめ方、接し方をこどもとともに成長しながら学んでいきたいものです。

過干渉に口出ししすぎも、こども自身決断できなくて困るのでこどもには、何がしたいのか、どういった考えをもっているのかをうまく説明できなくてもきいてあげる度量が親には欲しいものです。自信がついてくるとこどもからいろんな話や経験したことをはなしてきます。
ここからは集団生活にはいっておおきく変わる面なので、ひとつひとつのちいさなことも同調してあげたり、どうしてそう思うかをしっかりうけとめきいてあげることが、親の仕事だと感じます。

親というものは子育てという経験からほんとうに多くのことをまなび、成長します。こどもというのは本当にこころを成長させてくれる大事な存在なのでいとおしいからこそ、教えたいこと、もう一度集団生活にはいるまえにじっくりわが子をみつめてゆったりとした気持ちで接してみてください。

子どもは親の鏡という言葉をききますが、まさにそう思います。三つ子の魂100までということばはこういった信頼関係にもつながる言葉ではないでしょうか。

エス

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辛かった時、周りの人に言えない性格で、名もなきサイトに救われました。このことを実感して私も誰かの心の重りを少しでも軽くできるように頑張って更新します。 初め...

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