お母さんの幼稚園に入る前の子供の不安。

ライフスタイル

子供は生まれてからずっと母親と一緒にいます。
母親が働きに出て、保育園に入れるならまだ小さい時期になりますが、幼稚園となるとそうはいきません。
幼稚園に三年保育で入るなら4歳になる年、二年保育なら5歳…
色々わかってくる時期だし、トイレトレーニングや友達との付き合い方、給食は食べるのかなどとお母さんの心配はどんどん生まれてきます。

そんな不安をお持ちのお母さんに先輩ママから体験談をいただきましたので、参考にしていただければ嬉しいです参考にしていただければ嬉しいです。

〜体験談〜

「ある時期の苦悩」
私も子供を二人授かって、上の子は4月から年長、下の子は年少になるので色々な問題と対面しています。
二人に共通してめんどくさかったのが、幼稚園入園前の1~3月のグズグズの波です。
この3か月の間に何度もイヤイヤ期に似たようなものが何度も訪れます。
何をしても泣く、言葉で伝えようとしなくなる、とりあえず不機嫌になってみるなどなど…上の子の時は何が起きたのかと思いました。
2週間ほど不機嫌が続いたかと思ったらご機嫌が1週間続き、落ち着いたかと思ったらまたしばらく不機嫌な期間に突入。
忙しい育児の中で幼稚園の準備もしなければいけない母にとって、この時期は本当にイライラして何度も子供を怒ってしまいました。
上の子の時には手も出たりして本当に自己嫌悪したものです。毎日が憂鬱で、私の育て方が悪かったのか、早く幼稚園に行ってくれれば楽なのに…
常に自問自答していました。ですが、母親は私一人ではありません。

「周りの母親との交流」
幸い私の住んでるところは子供が多く、分譲で売り出しの土地が多かった為同い年や年の近い子供が多く居ました。
その中で頑張って子供を近所の公園に連れ出し、他のお母さんから情報を収集する機会がたくさん作ることが出来ました。
何度も公園で会って仲良くなったお母さんは、私の上の子と同い年の子が居たのでよくお話しして幼稚園の準備や子供の悩み相談など、何でも話せるようになりました。
そこでこの幼稚園入園前になって、最近自分の子のイヤイヤがすごいと話すと「うちもなの」と軽く返ってきました。
そのお母さんのお子さんも全く同じ感じでイヤイヤしてるというではありませんか。
そこでやっと気づくんです…私だけじゃないんだ、子供が悪いわけではないんだ。
一気に脱力したのと安心したのを今でも記憶しています。
そこからは本当に気持ちも少し楽に生活できるようになっていきます。

「何が原因なのか」
気持ちは楽になったけど、どうやって子供に接したらいいのか、何に注意したらいいのかがわかりませんでした。
ちょうど入園前の一年間は入園したい幼稚園のプレ保育に1週間に1回通っていて、そこで先生に保育が終わった後に今日の出来事などを個人的に話を聞くことが出来る時間もありました。
そのプレ保育もあと数回で終わるという時に、先生から声をかけられました。
「お子さんですが、今は大変ですね。幼稚園に入るのがわかってきたのかな?
お母さんの緊張もうつってるのかも知れないわね。
あまり幼稚園を意識させないように、おうちでは今まで通りの日常を過ごしてくださいね。」

そうだったなぁ…毎日毎日がイライラしてて、何かやれば「幼稚園に行くんだからしっかりして!」と叱りつけ…
一気に反省しました。
一人目だからこそ幼稚園がどういうものかわからないし、こっちも気を張ってる状況なのでそこまで頭が追いついてなかったんです。
子供のことを一番に考えてあげれば簡単にわかることなのに…

「入園まで」
周りのお母さんとの会話やプレの先生の助言により、何をやるかは決まりました。
・幼稚園だから~という言葉は使わない
・褒める!甘えさせる!
この目標が出来てからはだいぶ生活が楽になりました。
イヤイヤしても、「これは甘えたいからだ、この子は今不安なんだ」と考えるようにして、とりあえず抱きしめました。
そして褒めました。
入園までに自分はできる!という心を強く持たせて、自信をつけさせたかったからです。

うまくいったのかはわかりませんが、無事に入園当日を迎えることができ、今でも幼稚園に行きたくないとは言ったことがないくらい幼稚園が大好きです。
どうしても入園前は親のほうがピリピリしてしまって、それが子供にうつってしまう。
そんな簡単なことに気づけないほど追い込まれてしまった私ですが。
周りの人に助けてもらうというのが、本当に子育てには必要不可欠なんだと思います。
一人で悩んでる人の助けになれば幸いです。

エス

726,599 views

辛かった時、周りの人に言えない性格で、名もなきサイトに救われました。このことを実感して私も誰かの心の重りを少しでも軽くできるように頑張って更新します。 初め...

プロフィール

ピックアップ記事

こちらもオススメ!

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。