現実派が増えている?イマドキ女子の結婚願望と実際の話
■結婚相手に高収入を求める人はごく一部?
・現実路線で相手を決める人が多数派になりつつある
様々なメディアがイマドキの女性の結婚願望についてアンケートをとっていて、主要なユーザー層などの影響かそれぞれに特徴が出ることが多くなっています。
しかし、共通するのは相手に高収入を求める女性が多くなくなっていることです。
高収入の相手と結婚すればステータスになるだけでなく、生活が安定する。そういったテンプレートが崩れつつあるのです。
理由は、高収入の男性と出会える可能性です。高収入で結婚の適齢期と言う男性は非常に少なく、出会えるチャンス自体がほぼなくなります。
収入に妥協しなければ、主要な年齢層が30代後半や、それ以降の年齢になってしまうことも珍しくないのです。
子育てなども考えると男性の体力面などに不安が生じてしまったり、そこまで結婚出来ないのであれば性格などに問題があるのではと疑ってしまいます。
また、収入に差があれば、対等な関係を築けないと感じる女性も増えています。教育レベルにズレがあれば会話自体が合わなくなってしまう可能性も高まります。考えれば考えるほど幸せな家庭から遠のくと感じてしまうケースは珍しくなく、より現実的な路線を選ぶ女性が主流になりつつあるのです。
・共働きの方が不安が少ないと言う女性も多い
かつては女性は結婚後に主婦になるのが当たり前でしたが、現在では主婦に慣れる人はごく一部です。また、主婦になること自体に不安を覚える人も増えています。
一つは家族を養えるほど収入を得られる男性が減っていることです。男性の収入は二極化が進んでいて、高収入な一握りの人と、収入が低い大多数にわかれています。年収が300万円を切るような男性も珍しくなく、介護や育児など重要分野で働いている人が含まれるのもネックになっています。
また、主婦になることでキャリアが途切れることを心配する女性も増えています。主婦になったあとに夫に万が一がおきた場合、収入をどうするかと言う問題が浮上します。子供がいればなおさらで、相手に収入源を依存すれば依存するほど、うまくいかなかった場合のダメージが大きくなるからです。
性格が合わずに離婚するなど、うまくいかなかった場合のことも考える必要があります。
無理に結婚しない方が経済や精神面で楽な場合すらあります。だからこそ、相手選びに時間をかけつつ、依存しない関係を作ろうと工夫をしている女性も多いのです。
■目立つプロポーズは避けたい女性が多数派に
・サプライズは期待したいけど実際には嫌と言うケースも
ロマンチックなプロポーズや、サプライズに憧れる女性がある一方で、実際にそれをやられてうれしいかは話が別になります。フラッシュモブや街頭広告などを利用したプロポーズが一時期話題になりましたが、実際にやられた場合は迷惑と言う女性も多いのです。
フラッシュモブでプロポーズをされたことが原因で破局に至ったカップルもいます。公衆の面前でプロポーズをされたら断り辛いという意見もあります。様々なアンケートでも大掛かりな演出やサプライズによるプロポーズは嫌われると言う結果が出ています。
注意したいのは、男性と女性では比率が逆転することです。プロポーズはサプライズの方が喜んで貰えると思っている男性は多く、抵抗がある男性が少数派になっているのです。
実際に付き合っている彼氏がいて調子に乗りやすい性格の場合は、先に釘を指しておいた方が良い可能性があります。もちろん、サプライズが好きならば、憧れを伝えてしまうのも方法です。
・性格が合うことが重要になっている
収入を重視せず、サプライズも望まない現実路線の女性が増えている状態ですが、決め手になっているのは性格のようです。性格が合うことが結婚の条件とする女性は多く、一緒にいて気を使わないことや、楽であることが優先される傾向があります。
日ごろから仕事でストレスをためている女性が多いのも現実で、恋人にまで気を使っていたら生活が成り立たなくなると言う事情もあります。経済的な豊かさや容姿のよさよりもストレスがかからないことと、相手が癒してくれることが条件と言う女性が増えているのです。
配慮や理解は重要なポイントで、ともに生活をする上でも必要になってきます。
サプライズばかりに気を配るのは、自分に自信がないからではないか、配慮がないのはモラハラの資質があるからではないかという厳しい見方もあります。
結婚は失敗したくないからこそ、より安全に、安心できる相手が求められる部分があるのです。
【まとめ】
結婚は理想ではなく現実をみて行うと言う女性が増えていて、様々なアンケートでも主流になりつつあります。相手に求めるものが多いほど依存の度合いが大きくなり、万が一のリスクが大きくなると言う考え方もあります。
自分の人生をより良くするために、慎重に考え、統計などのデータも利用する女性も珍しくなくなっているのです。
平均寿命が延び、老後の年金などの不安を抱えやすい現代だからこそ、結婚を真剣に考える必要性が増しているのです。
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