昭和と平成で比較する出会い方の違い
現代の平成の男女の出会い方と言えば、各々がパートナーに対して好意を寄せ生涯一緒に居たいという気持ちを抱いたり大事にしたいという気持ちが強まる事によって友人知人から恋人になり、最終的には夫婦としての歩みを進めていく事になります。そして、そもそもの出会いのきっかけというのは高校や大学、専門学校などで一緒に学ぶ機会に恵まれた事やアルバイト先で共に仕事に励むという事例が多く、共通点が多く苦楽を共にしているからこそ仲良くなるのも早いという特徴があります。
他には共通の友人の紹介で知り合い、初対面の時からお互いに好印象を抱いており自然とカップルになるという事例も多く、友人の繋がりで出会いに発展するというのは平成ならではです。友人の繋がりに似ているカジュアルな出会い方としてあるのが合コンや街コンであり、初対面の男女が出会いその場で親交を深めていくというのは、いかに平成の時代においては恋愛の自由度が高くカジュアルな雰囲気から生涯のパートナーと巡り合える状況であるのかがわかる象徴的なイベントです。
そうした合コンや街コンと相反するのが昭和の出会い方であり、同じ男女の出会いとは言っても平成とは似て非なるものです。つまり、平成の場合は人間の本能が持つ異性を求めるという事に忠実に則って恋愛を楽しんでいるのに対し、昭和は恋愛感情は二の次といった様子で必要に迫られて男女が出会うといった様子でした。特に多かったのは商いを行っている家系が跡継ぎを用意しなければならず、商いを継承するという目的で出会いを求めたという事です。
しかも、現代のように男女が恋愛し様々な思い出を作りながら結婚というゴールを迎えるというロマンチックなものではなく、親が用意したお見合いの相手とお見合いをして結婚に至るというものでした。今日では親が関与するのは結婚前の両家顔合わせ程度ですが、昭和の時代はパートナーも親が手配するという現代とは全く異なるしきたりが行われていました。
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