LCCで身近になった国内、海外旅行!知っておきたい利用術

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一昔前は飛行機の旅というと高い!時間がかかっても電車などにしていた人も多かったと思います。

しかし現在はLCC(ローコスト・キャリア)が登場し、一度は乗った又は乗ってみたいという人も多いのではないでしょうか。

「LCC=安い」というイメージはありますが、そもそもレガシーキャリア(大手工航空会社)と何がどう違うの?という疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。

 

■LCCの主な特徴

LCCの一番の特徴は、やはり安さです。通常の基本料金でも片道2千円代~という驚異のプライスです。更に季節のセールやキャンペーンなどでは千円以下という場合もあります。

しかし、先着順で争奪戦が常に繰り広げられています。又注意したい事は、最低金額の場合は通常は季節や曜日が、閑散期で飛行機の出発時間もかなり早朝発か深夜発という事が多いという事です。

 

又、乗り継ぎがある場合は、乗り継ぎの現地待ち時間が長く不便を感じるという事もあります。

これらが苦にならなくて、時間がかかってもとにかく安く行きたい!という人はこういったセールを利用するのも手でしょう。それ以外の通常のLCCでもレガシーキャリアと比較すると数分の1の安さですので、お得な航空券と言えます。その他の値段以外での違いを見ていきましょう。

 

機内サービスが簡素化している

国内線、国際線共に機内で使うブランケットや枕、機内ステレオ・TVのイヤホンなどが有料になる事が多いです。
又、機内食も事前予約制の上有料です。

ドリンクもその都度機内で買う必要があるというLCCもあります(会社によってドリンクは無料のLCCもあり)。自分でブランケットや服を持ち込む寒さ対策をしてもいいでしょう。

 

予約の変更、キャンセルの違い

LCCでは通常は一度予約した後は、日時の変更が有料の事が多いです。中にはキャンペーン商品などの場合は、変更不可という事もあります。又、最初からオプション料金を支払うプラン(数回までは変更可)を設けているLCCもあります。

予約をする時に隅々まで注意事項を読んでおく必要があります。

 

荷物預けが有料である

レガシーキャリアでは通常1~2個までは貨物として荷物を無料で預けられます(最大重量は決まっています)。

一方LCCは有料となるエアラインがほとんどです。重さも制限があります。機内に持ち込める荷物に分散するなど工夫する事をお薦めします。

 

機内の座席が狭い

LCCの代表的なイメージの一つが「座席が狭く窮屈」かもしれません。実際、座席と座席の間隔は通常の便よりも数十センチは狭くなっています。体の大きな人や男性は窮屈感だと言う人も多いでしょう。

飛行機の機種も小さいサイズのものがほとんどです。又、LCCの会社によって広い座席を有料で予約出来る事もありますので、レガシーキャリアと料金面など比較し検討してみると良いでしょう。

 

 

■LCCで行くお薦め旅行先

 

札幌

札幌へのLCC便はピーチアヴィエーション、ジェットスター、バニラエア、春秋航空が運行しています。運行先は成田、関空、名古屋、仙台など豊富です。

 

奄美大島

バニラエアが成田-奄美大島間を運航しています。関東地区の人はより気軽に行けるようになりました。

 

沖縄

那覇へは、ピーチアヴィエーション、ジェットスター、バニラエアなどが運行しています。国内の運行先は札幌、成田、関空、名古屋、福岡などです。海外へはソウル、香港、台北、ホーチミンへ運行しています。

 

又、海外の韓国系LCCとしては、チェジュ航空、ジンエアー、イースター航空、ティーウェイ航空などが運行しています。ソウル、プサン、テグなどです。

 

ゴールドコースト、ケアンズ

成田と関空からジェットスタージャパンが運行している。従来はLCCというと近距離のアジアがメインでしたが、約10時間のフライトの長い距離でも運行しているLCCです。

特にゴールドコーストはレガシーキャリアでは従来ブリスベンからの移動かケアンズやシドニーからの国内線乗り継ぎでしたが、気軽に安く行けるようになりました。

 

シンガポール

成田からスクート、羽田からはエア・アジアXでマレーシアのクアラルンプール経由で運行している。首都圏からのLCCは成田空港からがほとんどです。最近は、まだまだ少ないですが、羽田空港発のLCCも運行しています。

スクートはシンガポール系列のLCC、エア・アジアXはマレーシアを拠点にするアジア最大のLCCです。

 

台北

今や週末のプチ旅行感覚で訪れる人も多い台湾です。日本からは沢山のLCCが運行してます。タイガーエア、ピーチ・アヴィエーション、スクート、ジェットスター、バニラエアが全国のLCC拠点空港から運行しています。

日本から一番身近に海外に行けるのは台湾と言えます。

 

【まとめ】

LCCは上記以外にも様々な都市に運行しています。実際に自分で利用してLCCとレガシーキャリアの違いを発見してみるのも面白いかもしれません。

これから2020年のオリンピックに向けてLCCの就航が増えていくと予想されますので、益々注目が高まるのではないでしょうか。

 

エス

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辛かった時、周りの人に言えない性格で、名もなきサイトに救われました。このことを実感して私も誰かの心の重りを少しでも軽くできるように頑張って更新します。 初め...

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