20~30代女性のためのマンション購入術

ライフスタイル

 

え!?私がマンション購入?独身なのに?…なんてお思いの方もいらっしゃるでしょうが、もしあなたが、現在高い家賃を払い続けているのなら…実は、マンションを購入した方がはるかにお得、なんて事もあるんです!

そこで、絶対に損しないマンション購入術について簡単にお話ししてみたいと思います。

 

■損しないための物件選びのポイント

 

・新築と中古ならどっち?

もちろん新築マンションは全てが真新しく気持ちが良いものです。ただし、当たり前の事ですが価格は高い…。それに比べて中古マンションは比較的購入しやすい価格ですし、また、流通している物件の量も多いので、自分の条件に合ったお部屋をじっくり選べる、というメリットがあります。

また、将来的に売る事を考えた場合も、中古マンションの方が購入価格と売却価格の差が少なくなり、売却の際に損する割合が圧倒的に低くなります。場合によっては、購入価格よりも高く売れた、などという場合も少なくありません。

 

もちろん、売買の際に各種手数料はかかりますが、それらを差し引いても上手に売買すれば、大きく損する事はないでしょう。ですから、迷っている方には、中古マンションの購入をオススメします。と言っても築浅の物件では、それほど新築の価格と変わりませんので、築年数が20~30年の物件の中から良いモノを選ぶのが良いでしょう。

例えば、新築価格が約3500万円の物件の場合、築20~30年になると、2000万円以下で購入可能になるケースも珍しくありません。また、築年数がもっと古く、30~40年になってくると、1000万円台前半での購入も可能です。

 

最近では、そういった古いマンションを購入して、自分好みにリノベーションする、というパターンがとても多くなっています。例えば管理状態の良い、古い物件を1000万円台前半で購入し、300万円でフルリフォームしても、1500万円~程度で済みます。

 

・ロケーション

どのような場所、環境にある物件を選ぶかですが、これはあなたの求める条件によって大きく変わってくるでしょう。職場に通いやすい、駅から近い、平地である、自然が身近にあって環境が良い、など…。

あなたが、「こんなところに住みたいな」と思っているところがとても人気のあるエリアで、物件価格も高め…という場合なら、駅を2つ3つずらしてみるだけでも価格が変わってきます。住所だけで選ぶのではなく、実際に自分の目で環境などを確かめてみる事も重要ですね。

 

ただし将来的に売却する事を考えた場合、駅から近い、あるいは少なくとも駅まで徒歩・自転車などで無理なく行く事が出来る、というのは重要なポイントです。車が無ければ駅までのアクセスが大変だ、というような物件の場合、なかなか売却はスムーズにいかないかもしれません。

 

もちろん売却価格次第ではありますが…。逆に駅に近い物件であれば購入価格もそれなりに高くなってきますが、売却時にも値下がりしにくいですし、スムーズに売却出来る可能性が高いと言えます。

 

・間取り・広さ

シングル女性の場合、広い物件は不要でしょうし、もし将来的に結婚して夫婦で済む事になったとしても、60㎡ほどの広さがあれば十分でしょう。間取りに関してですが、一人暮らしであれば、1LDKで広々住むのも良いのですが、それでは将来結婚などで、家族が増えた場合には部屋の数が足りないですし、また、これは重要なポイントなのですが、売却の際、1LDKでは、買い手が限定されてしまい、なかなか売れずに困った、という事になってしまいます。

もちろん、買い手側が一旦部屋をスケルトンの状態にしてからフルリノベーションするのなら関係ないのですが、そういったフルリノベ前提での売却の場合、価格も下がってしまうでしょう。ですから、住みやすくて需要が多い間取り、2LDKや3LDKの物件がオススメです。

 

・管理状態、管理費・修繕積立金

さて、中古マンションを購入する時のもう一つのポイントが、マンションの管理状態です。これは実際に物件の部屋の内部だけでなく、マンションのエントランスや廊下、ポスト周辺などを見て、キレイな状態が保たれているか、また、ロビーの掲示板に貼られている掲示物を見て、キチンとした管理がなされているか、等々よく観察する事が必要です。

中古マンションと言っても高い買い物ですから、事前によく調べる事は大切です。また、販売時の事業主や、現在の管理会社が大手でしっかりしているところ、という事も一つの目安にはなるでしょう。

また、マンションを購入した場合、月々に管理費や修繕積立金を支払う必要がありますので、その金額をキチンと把握しておきましょう。古いマンションで販売価格は安くても、管理費・修繕積立金が高かった…なんていうケースもありますので、ここも注意ポイントです。

管理費+修繕積立金で、1万円~1万5千円程度であれば、中古マンションでは比較的安い方であると言えるでしょう。逆に、管理費・修繕積立金が高額な場合、次に売却する時に、それがネックになってしまい、なかなか売れない…という事になってしまいます。

管理状態という点で付け加えるなら、そのマンションのこれまでの大規模修繕の履歴などを仲介の不動産業者さんに聞いてみる事も必要でしょう。また、その物件の上下階、または隣のお部屋で騒音トラブルなどがなかったかなども確認しておくと尚良いでしょう。

 

 

■実際に物件を探す流れ

 

・まずは、大手不動産情報サイトを見る

大手不動産情報サイトで、中古マンション購入のためのページから、希望する物件の条件、例えば、どの沿線のどの駅に近いか、価格はいくらまでか、間取りは、築年数は、などをチェックして検索すると、膨大な数の物件が出てきます。

マンションの外観写真やお部屋内部の写真、マップなどの情報が掲載されていますので、じっくりと探しましょう。

また、『知り合いが住んでいるあのマンションに憧れる』などという場合は、そのマンション名で検索してみれば、現在売り出し物件があるかどうか、ピンポイントで調べる事も出来ます。

 

・気に入った物件が見つかったら

いくつかの気に入った物件が見つかった場合、仲介不動産業者さんに連絡して、実際にお部屋を見せてもらいましょう。

写真で見るのと実際に見るのとでは、大きく印象が違う事もあります。見せてもらったからと言って、物件を買わなければならないなんて事はないわけですから、遠慮なく、どんどん見せてもらいましょう。

仲介不動産業者さんも、一回見に来てくれたからと言って、すぐに買ってくれるなどとは思っていません。大体、ひとつの物件を売却するのに、スムーズにいって2、3か月以内、長い場合、1年以上かかるケースもあるのです。

見せてもらう側としては、とにかく知りたい情報を遠慮せずに聞いてみましょう。一人では不安な場合は、身内や、友達に一緒について行ってもらうのも良いかもしれません。他人の意見も参考になります。

 

【まとめ】

中古マンション探しについて簡単にまとめてみました。実際に購入を決めた後も、各種手続きが必要ですし、また入居するまでにある程度期間を設定して自分好みにリフォームをするなど、色々とやる事はあります。

と言っても決して難しい事ではありませんし、仲介業者さんが全てサポートしてくれますので、ひとつひとつ、楽しみながら素敵な我が家を手にいれましょう!

 

エス

730,204 views

辛かった時、周りの人に言えない性格で、名もなきサイトに救われました。このことを実感して私も誰かの心の重りを少しでも軽くできるように頑張って更新します。 初め...

プロフィール

ピックアップ記事

こちらもオススメ!

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。