子育てに関して親目線でだけではなく子供目線も重要!
子供はどんどん成長します。首が座り、1人座りできるようになり、ハイハイするようになり、歩くようになって、お話するようになります。成長するにつれてたくさんのことを学びます。子供は理解していないようで理解していることも多いのです。それで、私たち大人の接し方も大切になります。
〔子供は見ている〕
親は子供に、「これはしてはいけない」とか、「これはこうしなさい」などと教えます。ですが実際に親は教えた通りにしていますか?例えば、「物を大切にしなさい。」と教 えているかもしれませんが、親が足で物をどけたりするのを子供が見ているならどうでしょう。子供は何も言わないかもしれませんが、よく見ているものです。親がしているならいいのだろう、と思うかもしれません。子供は親のすることを注意してみています。親はどんな小さなことでも気をつけなければ!と身が引き締まりますね。
[子供はちゃんと聞いている]
小さい頃は、言葉の意味もわからないだろう、と子供の前で人の悪口を言ったり、汚い言葉を使ったり、暴言を吐いたりしていませんか?子供は言葉の意味は分からなくても雰囲気は分かるものです。それに親が使う言葉は、子供が大きくなってから使う言葉にも影響します。丁寧で綺麗な言葉遣いを親がしているなら、子供もそれを真似るようになるでしょう。汚い言葉を親が使っているなら、子供もそうした影響を受けてしまうかもしれません。子供は親が話す言葉、言葉遣いをちゃんと聞いて学んでいるのです。
[子供は敏感に感じている]
子供はその場の雰囲気や人の雰囲気を敏感に感じます。夕方、夕飯の支度をするのに忙しくしていると子供は泣くことがあります。みんながみんな泣く、というわけではありませんが、子供は親が忙しいのがわかるのです。それで、自分にも構って欲しいと泣くのです。忙しい中でも子供に気を配ることは大切だとわかります。また、子供は、親がイライラしていることも雰囲気ですぐわかります。イライラしている時に泣かれると、八つ当たりしたくなりがちですが、そこをぐっと我慢しましょう。子供に優しい言葉をかけ、落ち着いた心で接するなら、子供も安心するかもしれません。
子供は大人をよく見て、大人の話す言葉をよく聞いて、感じて、たくさんのことを学び、成長していきます。私たちがどう接するかで子供の成長の仕方も大きく変わってくるのです。
最後に人見知りをあまりさせないためのちょっとしたアドバイスを。
簡単なことですが、人見知りは小さい頃から多くの人に関われば関わるほどしなくなります。早い時から、たくさんの大人の囲まれて成長した子は人見知りをほとんどしません。ちなみに私の子供は、大家族の中で育ったのでいつも誰かしらに囲まれていたこともあり、人見知りが全くありません。小さい頃から、たくさんの人と時間を過ごすことはとても大切です。週末に実家に帰って、家族と一緒に過ごすと、子供がまわりに人のいる環境にすこしでも慣れるのではないでしょうか?そして、周りの大人がたくさん話しかけてあげることです。いるだけでは意味がありません。たくさん話しかけ、触れ合い、その子が“愛されている”と感じれるような空間を作りましょう。
子供にとって環境はとても大切です。自分が小さい頃、どのように接してもらったか、どんな環境で育ったかは、その子がどんな大人になるかに大きく影響するのです。今、大人がその環境づくりをしていかなければならないのです。忘れてはいけないのは、子供が“愛されている”、“必要とされている”、“ちゃんと見てくれている”と感じ安心できる居場所を作ってあげることです。子供がどんなことを必要としているか、よく観察してあげましょう。
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