読み聞かせで赤ちゃんの心と脳が育まれる
生まれたばかりの赤ちゃんに絵本の読み聞かせをするのは本当に効果的なのか、
特に初めて子育てをするママにとっては半信半疑かもしれません。
しかし、まだ言葉が分からない赤ちゃんにとって読み聞かせをする時のママの表情や声はとても良い刺激になります。
■読み聞かせの有効性は科学的に実証されている
ママの読み聞かせを聞いている赤ちゃんの脳では、大脳辺縁系(喜怒哀楽をうみだす機能がある)が活発になるそうです。
つまり読み聞かせは赤ちゃんの豊かな感情や心を育むと言えます。
また読み聞かせしている時にはママの脳の前頭前野(思考や想像力などを司る)が活発化しているそうです。
読み聞かせは赤ちゃんにもママにも脳のトレーニングになるんですね。
■読み聞かせは1歳過ぎてからがいい?
たしかに赤ちゃんが絵本の読み聞かせに短時間でも集中できるようになるのは1歳過ぎてからです。1歳過ぎの赤ちゃんは絵本の表紙や挿絵を眺めて指をさしたり、ママの読み聞かせを聞けるようになります。
もちろん、何歳から読み聞かせても赤ちゃんの発語・語彙力、情緒の安定に効果は高いです。
■0歳から赤ちゃんに本を読み聞かせてみましょう
3ヶ月頃の赤ちゃんはまだ大人しく、読み聞かせも聞いてくれやすいです。
ママも赤ちゃんも生活リズムができてきたら、読み聞かせをする習慣をつけるようにしてみましょう。
赤ちゃんが6ヶ月くらいになって少し動けるようになると、読み聞かせをなかなか聞いてくれないこともあるようです。
色がはっきりとした、同じ言葉の繰り返しが多い絵本を選んであげてください。
舐めたり触ったりしても安全な紙や布でできた絵本もおすすめです。
■子育てが初めてのママに読んでみて欲しい1冊
0歳〜4歳-わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児-サリー-ウォード
この本では読み聞かせに限らず、30分間親が赤ちゃんに静かな環境の中で声をかけながら過ごすことの重要性が強調されています。
この30分の語りかけの効果で、2〜3歳で話すのが苦手な子供たちがみるみる上手く会話できるようになった事例がいくつも紹介されています。
一日に30分でいいので、静かな部屋で赤ちゃんに読み聞かせをしたり、話しかけてあげてください。
■短くてもいいので読み聞かせタイムをつくろう
出産後から3ヶ月くらいまでは、赤ちゃんも寝ている時間が長いし、ママは慣れない赤ちゃんのお世話で疲れています。
無理せずに少しづつ赤ちゃんが起きている時間の中に短時間でいいので読み聞かせタイムを作ってみてください。赤ちゃんも絵本の読み聞かせを心待ちにするようになりますよ。
■妊娠中の読み聞かせで赤ちゃんが将来天才児になる?
妊娠中のママが大学で講義を受けたり、絵本から難しい専門書まで
様々なジャンルの本の読み聞かせをして、子供が天才児になった事例があります。
妊娠中に大学の講義を受けたり、難しい本を読んだりするのは、赤ちゃんの胎教のためだけでなく、ママの精神の安定を図るためにも良いのかもしれません。
■お腹の赤ちゃんへの読み聞かせは効果的?
実は胎教が知能指数に影響を与える科学的根拠や因果関係ははっきりとしていません。
でもお腹の赤ちゃんにも聴覚があるし、振動も感じることができるので、
ママの声や運動による振動が伝わるのは確かと言えそうです。
■妊娠中も読み聞かせで赤ちゃんとコミュニケーション
今妊娠中のママさんは、体調の良い時に赤ちゃんが胎内にいる頃から読み聞かせを開始してみてください。
絵本に限らず、ママやパパの好きな本でもいいと思います。
ママとお腹の赤ちゃんはへその緒を通して神経が繋がっています。
ママが赤ちゃんの成長を願って楽しく読み聞かせをすると、お腹の赤ちゃんにもママの楽しい気分がきっと伝わるのではないでしょうか。
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