産後の助っ人である義母との付き合い方

妊娠・出産

出産して退院すると実母や義母に手伝いに来てもらう方がほとんどかと思います。実母なら意見を言ったりお願いをしたりしやすいでしょうが、義母となるとそうもいきません。夫を介して伝えても、自分で言わないことでなおさら不快に思ってしまう義母もいます。上の子がいる場合は特にそうですが、義母が助っ人として来てくれるだけでも大変ありがたく、心から感謝せねばいけないのです。わかっていてもなかなか…というのも産後のイライラした精神状態では仕方ない部分があります。できるだけ上手に気持ちをコントロールできるようなアイデアをご紹介したいと思います。

【義母のやり方もひとつのやり方として理解する】
時代や環境が変わると子育ての仕方にも変化が出てきます。
義母が良かれと思ってしてくれることに悪意がないということはまず理解しておくべきです。
上の子がいる場合び気になるのは甘やかされることです。食事の前におなかがすいたとだだをこねた時、自分なら「もう少し待ちなさい」で通すところかもしれません。食事の前に何か食べてしまうとおなかがいっぱいになってしまいますから。
でも、義母ならどうするでしょうか。あらあらと何かおやつを与えてしまう可能性もあります。
こんな時、母親は「甘やかさないで!」とイライラしてしまいます。
しかし義母が快適に家事を進めるためには、上の子をまず落ち着かせるというのも必要なのです。自分ならDVDでも見せて気をひかせて…と思ったとしても、それは義母にとってはけしからんと感じることかもしれません。
子育てを経験した義母にも自分の子育てのスタイルというものがあります。それが自分と多少違っていても、赤ちゃんを育てる手伝いをしてくれている以上はできるだけ無駄な争いを避けましょう。
大切なことは、義母のやり方もひとつの方法であると捉える心の広さを持つことです。
自分の考えだけでは偏った育児になってしまいます。義母のやり方を見て参考になる部分を見つけ、自分なりにアレンジした育児をしてみましょう。
もちろん、どうしても納得できない部分は優しく伝えるべきです。その際もこじれないように言葉に気を遣い、「ここがこうだからだめ」ではなく「こうしてくれると嬉しい」という「ひとつの要望」として伝えてみてください。

【義母にもストレスはある】
慣れない息子夫婦の家で子育てを手伝うということは、義母にとってもストレスになっている期間といえます。新生児の可愛さがあっても、やはり夜中にずっと泣かれたり、自分があやしても泣き止まないなんてことがあった場合はむなしい気分になることでしょう。
いつもの布団や枕が使えないことも、いつものスーパーで買い物ができないことも、義母にとっては違う環境で暮らすわけですから我慢をしていることも多いはずです。
それでも助けてくれる義母に対して常に感謝の心を忘れずにいることは大切ですね。
夫に対しても同じです。夫との関係が良好であるからこそ義母は助けようと思ってくれるのでしょうから、そんな親孝行な夫に対しても思いやりを持ちましょう。

【義母の存在がストレスなら早めに遠慮してもらうこともありです】
どうにかして義母を理解し仲良く一緒に子育てを…と思っていても所詮は他人同士です。頑固な義母でなくても、その優しさがかえって気を遣うということもあります。
産後の母親はとても神経質で情緒不安定になります。赤ちゃんをだっこされることに抵抗を感じたり、部屋のものを触られるのすらいやという場合もあるのです。
そんな時、自分のからだが許すようならもう無理してまで義母を頼る必要はないと考えるのも手です。
「これからは自分でがんばってみます」と、ある程度のタイミングで義母に帰ってもらうことも考えてください。
赤ちゃんにとって母親がイライラせずにゆったり過ごすことはとっても大切です。

エス

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辛かった時、周りの人に言えない性格で、名もなきサイトに救われました。このことを実感して私も誰かの心の重りを少しでも軽くできるように頑張って更新します。 初め...

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