困ったときに頼りになる!「親友」を作る4つのポイント
女性同士の間に友情は成立しない、同性の友情など幻だなどという人もいますが、困ったときに頼りになるのは、
やっぱり異性ではなく同性の友人というものです。なかでもなんでも話せる親友は、
普段はもちろん、ピンチになると頼もしいとても大切な存在です。
でも、改めて考えてみると、自分には親友と呼べる人がいるんだろうかと不安になりませんか?
■なぜ女性同士の間には成立しにくい?
一般的には女性同士の間には友情は成立しにくいと言われています。
友達だったとしても進学や就職、結婚で環境が変わりやすく疎遠になりがちだから、
女性同士の間では足の引っ張り合いが普通に起きてしまうからなどと、
さまざまな意見がありますが、本当のところはどうなのでしょうか。
女性同士の友情に関しては色々な意見があるなかでも
最近注目されている説が「女性は共通の利益があるときには助け合うから」という説です。
共通の利益とは、「友人でいることが自分に有利に働く」ということ。
たとえば、同じ教室のクラスメイトと仲良くしているのは、気が合うから、
話をしていて楽しいからという理由以外にも、勉強などわからないところを教え合ったり、
休んだときに教えてもらえるといった利点があるからです。
しかし、いったんクラスが別々になってしまうと、共通の利益は薄くなってしまうため、
またそのクラスで友人を作るということになります。
特に女性の場合には、成長するにしたがって「バリバリ仕事をしている」
「子どもがいる」「独身で実家暮らし」など、生活を取り巻く状況に大きな変化が生まれがちなもの。
親友というのは長い期間一緒にいて初めて生まれるものなので、
短い期間で新しい友達を作り続けることが共通の利益になりやすい女性の場合は、
長く友人関係を続けるのが難しく、そのため深い友情が成立しにくいということになってしまうのです。
■どうやったら親友はできる?
しかし、女性同士であっても「親友」と呼べる存在がいる人は少なくありません。
そういう人たちはどのようにして親友としての関係を保っているのでしょうか。
・ランク付けをしない
女性同士の間で起こりがちな現象の一つが、相手を「ランク付け」してしまうということ。
相手が着ている服や靴のブランドや値段から、付き合っている相手の出身大学や年収など、
相手がどのランクにいるのかをついつい確認してしまうということはありませんか。
これは女性がもともと観察力に優れている生物だから。
力の弱い女性にとって、観察力は自分を守るために天から与えられた武器です。
鈍感な男性は相手の髪型や服装の変化に気づくことはほとんどありませんが、
女性の場合は、ちょっとした変化でも敏感に感じ取ります。
その観察力がついついランク付けにつながってしまいますが、親しい友達でいたいという場合には、
あえて相手を観察しないように心がけましょう。
というのも、相手をランク付けしてしまった場合には、どうしても自分より上、自分より下ということが気になってしまい、
上にいる相手には嫉妬したり、下にいる相手を見下してしまったりとなにもいいことがありません。
親友というのはあくまでも自分と対等の存在。自分と競うこともありますが、それはあくまでも今後の成長のためで、
コンプレックスを感じたり、優越感を感じたりするためではありません。
もし親友を求めているなら、決して相手のランク付けをすることはやめましょう。
・いいところを見つける
人間なら誰しも尊敬できる人と付き合いたいと思うものです。
でも、なかなかそんなに尊敬する人とは出会えないというときには、
積極的に相手の長所を見つけるように心がけてみましょう。
どんな人にも、必ず長所というものがあります。そういう点を積極的に探してみましょう。
そうやって見つけた長所の中で、マネしたい、自分もこうなりたいという部分があれば友人になるチャンス。
反対に、もし嫌だな思う部分があるときにも、積極的にそれを指摘するようにしてみましょう。
もし相手も自分と親しくなりたいと思っているのなら、その指摘を真剣に受け止めてくれるでしょう。
本当に親しい友人であれば、正直な意見を交わすことができるはず。
思い切って言いたいことを言ってみる。そしていいところがあれば率直に褒めてみる。
そうすることで、相手との関係をひとつ前に進めることができるかもしれません。
・べたべたしない
女性の場合、学生時代の行動が抜けず、「仲がいい」イコール「ずっと一緒にいるもの」と考えがちですが、
実はその行動が親友を作りづらくしているのかもしれません。
というのも、女性の場合は多くの人が結婚したり子どもを作ったりするものですが、
そうするとどうしても家族以外の人と時間を作ることが難しくなります。
今まで仲の良かったはずの同性の友達が結婚したり出産したりすると、
つい疎遠になってしまうのはそのためです。
さらに、ずっと一緒に行動していると、ちょっとしたことでケンカになったり、
嫌な雰囲気になってしまうことも少なくありません。
仲がいいうちはいいですが、べたべたした付き合いをしていると
少し問題が起きただけで一気に関係が悪くなってしまいます。
また、どれだけ仲がよくてもどうしても長く一緒にいると「飽き」が生まれてしまいます。
一度相手に飽きてしまうと、どうしても相手のいいところではなく悪いところばかりが目についてしまいがち。
そうなってしまうと一気に友情が失われてしまいます。
そうならないためにも、親しい相手こそべたべた付き合わないというのがベスト。
半年か一年に一度会う程度であれば、相手に対する尊敬や敬意を失わず、
いつまでもいい関係をキープすることができます。
また話したいことや、話を聞きたいことも積もり積もっているため、
いつでも新鮮な気持ちで相手と接することができるのです。
・相手のピンチには駆けつける
べたべた付き合わないほうがいいとは言ったものの、あくまでもそれは通常のとき。
相手のピンチであれば何を置いても駆けつけるというのが親友の役割のひとつです。
失恋したとき、つらいときにはお互いを助け合うのが親友というもの。
そして大切なのは相手に対してだけそれを求めるのではなく、
むしろ相手のピンチにはまず自分が駆けつけてあげるということです。
ちょっとでも面倒だとか行きたくないと思うなら、それは相手が友達ではないという証拠です。
自分のことを冷たいと思う必要はありません。
親友とは無理をして作るものではありません。
でも、それほど親しい間柄ではなかったとしても、駆けつけてあげたいと思うのなら、
それは友情の証。そうしてあげたい相手がいるということをむしろ自慢してもいいぐらいです。
そして相手のところに駆けつけたら、しっかりと話を聞いてあげましょう。
もちろん、相手に共感してあげるだけでなく、
相手が悪いと思えばしっかり叱ったり意見をするのも親友の仕事です。
相手に嫌われても言うべきことは言う、それが友達と親友の大きな違いといえるかもしれません。
いなくてもいいかもしれないけれど、いれば自分の人生をきっと楽しくしてくれるのが親友というもの。
でも、どんなに親しくなれる人でも最初は赤の他人です。
もし仲良くなりたい、仲良くなれそうだなという人が目の前に現れたときには、積極的に行動してみるといかがでしょう。
もしかすると一生の親友ができるかもしれませんよ!
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