仕事覚えが悪い後輩との接し方ってどうやればいいの?
女性でも、社会人として働くようになると、少しずつ後輩が増えてきて、仕事を教える立場になっていきます。
だけど、なかなか仕事を覚えてくれない後輩も出てきて、困ることも多いんです。
今回は、そんな後輩に仕事を覚えてもらうためのテクニックを伝授したいと思います。今現在、職場でこのような状況が思い当たる女性陣は、要注目です!
評価はわかりやすくはっきりと
失敗ばかり重ねる後輩でも、たまには評価できる行いを見せる時もあると思います。そんな時は、わかりやすく、はっきりと褒めてあげましょう。
気取った先輩でよくあるのが「本人に聞こえないところでこそっと褒めてあげる。それが、人づてに本人の耳に入るのを期待している」ということです。
だけど、これは必ずうまくいってくれるとは限りません。コミュニケーションの時間を増やすと言う意味でも、直接声をかけてあげるべきです。
・人前で褒めてあげるのも効果的
本人を直接褒めてあげるだけではなく、人前で褒めてあげるのも効果的です。良きタイミングとしては、朝礼やミーティングですね。
こういうタイミングで褒めてあげれば、仕事ができない後輩に対する周りのスタッフの目も変わってきます。したがって、更なるモチベーションアップにつながるかもしれません。
失敗の理由を探ってあげる
仕事ができない後輩は、何かしらの「理由」を抱えています。
しかし、「言い訳は聞きたくない!」と言い、耳を傾けない先輩も多いんです。だけど、そのような対応をすると、ますます後輩が萎縮してしまうので、失敗を重ねていく一方です。
だから、仕事を失敗した理由をしっかり聞いてあげましょう。
・一緒に解決を考える姿勢が大切
この時に、失敗の理由が分かった上で、責めてはいけません。その解決方法を、一緒に考えてあげる姿勢が大切です。
「この人は、後輩に寄り添ってくれる先輩だ」と思ってもらえれば、「この人のためなら頑張ろう!」という気持ちになるかもしれません。
そうすれば、自然と失敗が少なくなるでしょう。
「押し付けがましい」説教はNG
前述したような「寄り添う」姿勢を見せていたとしても、厳しく説教しなくちゃいけない時もあると思います。
そんな時に、押し付けがましい説教をするのは、好ましくありません。例えば、「あなたのために言ってるのよ!」という言葉です。このような言葉は、働いていれば誰でも一度は言われたことがあると思います。
だけど、いったいどれだけの人が、その言葉を真に受けることができたでしょうか?大抵の場合は、「私のためじゃなくて、業績のためでしょう?」と思ったはずです。それは、いつの時代も同じなので、言葉を選びましょう。
ちなみに、説教時間は短いに限ります。ネチネチ説教しないようにご注意を。
その後輩に合わせた仕事を用意する
失敗を重ねる原因は色々考えられますが、よくある原因に「責任不足」があります。
だから、「これは、あなたの仕事よ」と、はっきり伝えた上で仕事を任せましょう。
・その人の「能力」を褒める一言も添えてみよう
そっけなく仕事を任せるのではなく、個々の能力を褒める一言を添えるのもおすすめです。
例えば、「この仕事をお願い。あなたは、○○が得意だから」のような言葉です。これは、子供だましのように感じるかもしれませんが、「頼られている」というモチベーションがあがるため意外にも効果的です。
・能力を理解する努力を
このような仕事の任せ方をするためには、個々の能力を先輩が理解していなければなりません。
だから、普段から雑談して、個々の能力をリサーチしておきましょう。こういう努力の積み重ねが、後輩のスキルをアップさせていくのです。
後輩に仕事を選ばせてみる
なるべく、オールラウンドに仕事をできた方がいいですが、得意不得意があるのもしょうがないことです。
だから、「どこまでの仕事に責任を持つのか?」を、本人に選ばせるのも良いと思います。そうやって、段階ごとに目標設定してクリアしていけば、着実にスキルアップできるでしょう。
・途中で口を挟まない
仕事の教え方が下手な上司によくあるのが、「部下が作業をしている最中に口出ししてしまう」ことです。
とくに、「今、口出しされたこと、これからやろうと思っていたのに…」なんてチャへリングで口を挟んだら、後輩のモチベーションを低下させる一方です。
一度、本人に任せる仕事の範囲が決まったなら、途中で口を挟まずに、とりあえず提出まで任せてみましょう。
【まとめ】
今回は、このような感じでまとめてみたのですが、いかがでしたでしょうか?
後輩への仕事の教え方は、とても難しいことですが、そのコツさえ掴んでしまえば、上司からも後輩からも信頼される人間になれるチャンスです。
この時に大事なのは、「初心を忘れるべからず」。自分が新人だった時の気持ちを思い返せば、今回紹介した以外の対処法以外も、自ずと分かってくるでしょう。
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