新卒シーズン間近!「若い社員が憧れる先輩像」と「若い社員が嫌う先輩像」を 理解しておこう
卒業シーズン間近になり、高校生や大学生が新社会人になる時期が近づいてきました。今、この記事を読んでいるあなたの職場にも、続々と新入社員が入ってくることでしょう。
そこで今回取り上げたいのは、「若い社員が憧れる先輩像」と「若い社員が嫌う先輩像」です。
「新入社員への対応が今から心配…」という女性は、参考にしてみてはいかがでしょうか?
若い社員が憧れる先輩像とは?
・仕事を教えるのが上手い
新入社員に仕事を教えるのは、先輩社員の大事な役割です。しかし、毎年のように教育係をしていると、めんどくさくなってきて、ぶっきらぼうに教えてしまう人もいます。このような態度は、新入社員から難色を示されて当然です。
分かりやすく仕事を教えてくれる先輩は、「話しやすい人」と思ってもらえるので、必要以上に距離を取られることがありません。
それに、「仕事を教える」というのは、新人社員との最初のコミュニケーションと言っても過言ではないので、とても大切。「人付き合いは最初が肝心」と解釈して、わかりやすい指導を心がけましょう。
・笑顔が多い
仕事が忙しい時でも笑顔が多い人は、自然と周りに人が寄ってくるものです。また、「忙しいけど…、この先輩と一緒ならなんとかなるかも!」という、士気を高めるきっかけにもなります。
現場を引き締めるためには、時には厳しい表情を見せることも大事ですが、TPOに合わせた方が良いでしょう。
・仕事ができる
やっぱり、仕事ができる先輩というのは、かっこよく見えます。それは、いつの時代の新入社員から見ても、変わりません。また、このときの「できる」というのは、言葉遣いや立ち振る舞いも含まれています。
社会人らしい所作は、一目置かれること間違いなしなので、仕事のスキルだけではなく、マナースキルの向上を意識しておきましょう。
・社会人のおしゃれができる
学生の頃のおしゃれといえば、派手なメイクに派手な髪色、露出の多い服装etc、になりがちです。しかし、職場でそのようはおしゃれをするわけにはいきません。
「これが、社会人のおしゃれよ!」と、言葉にすることなく、ナチュラルに教えてあげられる女性は、羨望の眼差しで見られるものです。だから、大人のメイクや着こなしなども、熟知しておいた方がいいかもしれません。
若い社員が嫌う先輩像とは?
・ネチネチうるさい
若い社員が仕事でミスをした時は、先輩として厳しく指導しなければならない場面です。だけど、ネチネチお説教するのは、オススメできません。これは、キャリアがある社員でも、上司からネチネチ言われたら嫌になるでしょうから、分かると思います。
「叱る」というのは、「仕事を教える」よりはるかに難しいのです。したがって、自分が新人だった頃を思い出しながら、慎重に取り組んでみてください。
・女子には厳しくて男子には優しい
こういうのはいけないと分かっていながらも、異性に対しては、自然と優しくなってしまうのが人間というもの。ですから、意識的に男子も女子も、平等に接するようにしましょう。
こういうのがきっかけで若い社員に睨まれてしまうと、「ババアのくせに浮き足立ちやがって!」みたいなことを言われてしまうかもしれません。
・プライベートに介入してくる
雑談の中で、「休みの日は何してるの?」とか、「彼氏や彼女はいるの?」という話になるのは、珍しくないと思います。先輩としては、「新入社員と距離を縮めたい」と思うがゆえのコミュニケーションなんですが、グイグイ介入するのはNGです。
したがって、仕事が終わった後の飲みの誘いや、休日の遊びの誘いなども、慎重にならなきゃいけない時代になりました。「職場では優しくしてもらいたいけど、それ以外では他人でいたい」というのが、本音なようです(笑)難しい時代ですね。
・仕事が遅い
入社当初は、右も左も分からなかった新入社員も、月日が経つと、あっという間にスキルが並ぶことがあります。そうすると、あれよあれよと追い抜かれてしまうこともあるんです。
そうなると、「仕事ができない人だなぁ」なんて鬱陶しく思われる可能性も否めません。このあたりは、若い社員が、そんなふうに思わない性格であることを願うばかりです。
しかし、先輩としては、仕事をこなせるに越したことはありません。したがって、常にスキルアップの努力は、忘れないようにしてください。後輩の追い上げを恐れないキャリアアップを目指したいなら、早いうちから資格を取得しておくのがおすすめです。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?今回は、「若い社員が憧れる先輩像」と「若い社員が嫌う先輩像」をピックアップしてみました。
30代の女性からすると、今年入ってくる新入社員は、ひと回り以上年齢が離れているため、「自分が新入社員だったころとはだいぶ違うなぁ」と思うこともあると思います。
しかし、それは時代の移り変わりですから仕方のないこと。彼らに罪はありません。そんな背景も、先輩の懐で理解してあげましょう。そして、円滑な人間関係を築いてください。
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