ムダじゃなかった!?ムダ毛について知っておこう。
女性にとって美を追求するうえで、目の上のたんこぶ的な存在の「ムダ毛」。
生えてこなくていいところに生えている体毛なんて、どうしてここに生えるんだ?とうっとおしくて仕方ありません。
それに、最近ではもはや、ムダ毛は女性だけの問題ではなく男性でもムダ毛に悩む時代。
そんなムダ毛は本当に「ムダ」なのでしょうか?
ムダ毛が生えてくる仕組みと、その正しい処理の方法についてみていきましょう。
①<ムダ毛とは>
人間体中のいろんなところに体毛という体毛が生えてきます。
ですが、同じ体毛でも髪の毛や眉毛と脇毛やビキニラインの体毛では人々がもつ意識が違うもの。
髪の毛や眉毛は必要なのに、脇毛やビキニラインの毛は必要と感じません。
人が美しくいたいと思うために必要な毛はいいのですが、生えていると、もしくは人から見られると見苦しい。
と感じてしまう毛を人は「ムダ毛」と呼びます。
②<そもそも体毛とは>
a.毛根の数は胎児の時から決まっている
お母さんのお腹にいる時から、毛根の数はだいたい決まっていると言われています。
ではなぜ、たくさん毛が生えている人と薄毛の人がいるのでしょうか?
それは、誕生後成長していく過程での生活習慣だったり、男性ホルモンや女性ホルモンの影響などで、毛根から生えてくる毛の数が変わってくるからです。
b.役割
体毛にはもちろん役割があります。それはムダ毛と呼ばれてしまう毛でも同じです。
なぜ人の体には毛が生えてくるのか。
1.体温を一定に保つ
2.外部からの直接的な刺激から守る
3.外部からの異物を直接体内に取り込まないためのフィルター
4.紫外線などからの刺激を肌が直接吸収することを防ぐ
などの大きな役割を担っているのです。
c.周期がある
体毛には生え変わりの「毛周期」と呼ばれる周期があり、それは生えてくる場所によって異なります。
休止期・進行期・成長期に大きく分けられます。
1番生え変わりのスピードが速いのが、眉毛やまつ毛で2カ月前後と言われます。
ムダ毛として敬遠されがちな脇毛やビキニラインは、だいたい4か月前後です。
③<正しいムダ毛処理>
ムダな毛だからと言ってやみくもに処理をすると、肌を傷つけてしまったりと危険です。
正しいムダ毛処理の仕方はどんなことに気を付ければいいでしょうか?
a.シェービングフォームやクリームを使う
何も湿り気のない乾燥した肌に直接刃物を当てるのは大変危険です。
間違いなく肌を傷つけることになります。
必ず、専用のフォームやクリームを使用するようにしましょう。
b.入浴中がベスト
お風呂に入ると体温も上がります。
体温が上がると血行もよくなり、血行がよくなることで、肌も柔らかくなります。
その結果、毛穴も程よく広がります。
そんな肌状態でムダ毛を処理するのが1番負担がかかりません。
c.毛周期に合わせる
毛の生え変わる周期に合わせて処理することが大事ですが、部位によって周期は異なるもの。
どこもかしこも一気に処理してしまうと、それぞれ生え変わりのタイミングが違いますから、処理をしなくてはいけない頻度も増えてくるのです。
それぞれの部位の周期をよく把握して、処理するタイミングを考えると効率よく行うことができます。
d.毛の流れを意識する
毛の流れも生えてくる場所により異なります。
自分の毛がどういう方向に向かって生えているのか、きちんと確認しましょう。
毛の流れにそって、生えてる方向に向かって刃をあてないと、肌を傷つけてしまいます。
傷ついた肌から菌が侵入して、大変なことになるので注意が必要です。
<まとめ>
ムダ毛とはいえ、体の大事な一部であることに間違いありません。
見た目が悪くとも、ちゃんと体の一部としての大事な役割を担っているのです。
いらない毛だからとやみくもに処理するのではなく、自分の体の一部としてきちんと性質を知ることも忘れてはいけません。
人によって毛質もバラバラです。
自分の毛質がどうなのか、きちんと自覚し、そのうえで正しく処理するよう心がけましょう。
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