オススメ女子旅 ~今年の冬は有馬の湯でホッコリしましょ♪~

スポット

 

■有馬温泉について

・有馬温泉の歴史

有馬温泉は古くから名湯として知られ、日本書紀には、舒明天皇(593~641年)が有馬に立ち寄り、温泉を楽しんだという記述があります。その後一時衰退したものの、奈良時代の名僧である行基が改めて温泉寺を建立して有馬温泉の基礎を築きました。

また、平安の時代には、清少納言が枕草子の中で、「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」と記し、太閤秀吉も有馬の湯を愛し、千利休を伴い度々盛大な茶会を催すなど、長きにわたって日本の名湯(三古泉、三名湯)として広く認められています。

 

・有馬温泉の泉質と効能

有馬温泉は金泉と銀泉で有名です。金泉は、赤茶色なのが特徴のナトリウム塩化物泉で、皮膚に膜をつくることにより、保湿保温効果が高く、体を芯からあたためてくれます。また、殺菌効果も高い事から、皮膚疾患や慢性湿疹などに良い効果があります。

適応症は、リウマチ疾患、外傷、手術後のリハビリテーション、機能性不妊症、自律神経系障害、乾癬(かんせん)などです。一方銀泉は2種類あり、炭酸泉とラドン泉に分けられます。

炭酸泉は、血管を拡張させ、血流を良くすることから、高血圧症や機能性動脈循環障害、機能性心疾患に良い効果が、ラドン泉は、細胞を刺激して、免疫力の向上、血流の改善などの効果があるとされています。

 

 

■有馬温泉の楽しみ方♪

・外湯を楽しむ

外湯とは、宿泊施設内にある温泉ではなく、公共浴場的な、日帰りでも利用出来る温泉施設の事で、ここ有馬にもたくさんあります。

 

① 金の湯

温泉街の中心にある、有名な公共浴場。入浴料大人650円と、お安く有馬の金泉が楽しめます。また、併設されている足湯は、誰でも無料で利用出来ます。

 

② 銀の湯

極楽寺や温泉寺、念仏寺などにほど近いところにあるのが、銀の湯。お寺巡りなど、温泉街散策の後に、しゅわしゅわ~っと泡だつ炭酸泉に入って疲れをとりましょう。

入浴料は、なんと550円とリーズナブル!金の湯に比べ、少し坂の上にある事から、空いているのが、逆にオススメです。ちなみに、金の湯、銀の湯両方楽しみたい方には、2館利用券が850円で購入出来ます。

 

③ 太閤の湯

いわゆる外湯と言うよりも、温泉テーマパークと言えるのが「太閤の湯」です。金泉・銀泉の蒸気浴を楽しむ事が出来る「黄金の蒸し風呂」や「太閤の岩風呂」、「太閤の湯殿(岩盤浴)」、「五右衛門釜風呂」、「金泉幕湯岩盤足湯」などなど、なんと20数種類もの楽しい温泉、岩盤浴などが楽しめます。

また、フードコート「湯の山街道」や、レストラン「川床の宴」など、食事も楽しむ事が出来ますので、ここで1日ゆっくり過ごして有馬の湯を堪能する事が出来るでしょう。

入館料は、平日 大人2400円、小人1200円となっています。※なお太閤の湯は、2018年5月7日から2019年3月31日まで、大規模改修のため、お休みとなりますので、ご注意ください。

 

④ かんぽの宿 有馬

「かんぽの宿 有馬」でも日帰り温泉が楽しむ事が出来ます。入浴のみの場合では、平日大人800円、泉質は、金泉でかけ流しの湯となっています。もちろんかんぽの宿ですので、宿泊も出来ますし、また、『ランチバイキング+温泉』のお得なセット券が2000円で販売されていますのでオススメです。

 

・有馬のリーズナブルな宿泊施設とは!?

有馬には「有馬御苑」、「兵衛向陽閣」、「欽山」、「角の坊」、「古泉閣」、「有馬山叢 御所別墅」、「有馬グランドホテル」、「有馬ロイヤルホテル」など老舗の旅館やホテルなど、数多くの宿泊施設があります。

それぞれ、特徴がありますので、旅の予約サイトなどで、条件に合った宿を選ぶ事が出来ますが、ここでは、ちょっと変わり種のお宿を紹介します。有馬温泉旅館協同組合が直営する、「有馬の工房」という有馬温泉の歴史や文化を紹介している施設があるのですが、1階は多目的ホールや温泉ギャラリー、そば処「全寿庵」、2階には休憩室、そして3階に、素泊まり専用の宿泊施設「小宿 とうじ(全8室)」があります。

こちらでは有馬温泉を手軽に楽しんでいただく、というコンセプトで、1室2名の利用+外湯「金の湯」と「銀の湯」が何度でも利用出来るというサービス付きで、1泊9000円(2名合計の料金)というリーズナブルさ。

スタッフのサービスなどほとんどないとの事ですが、温泉街の中心地にありますので、手軽、便利に有馬温泉を楽しむ事が出来るのではないでしょうか。

※詳細は、有馬温泉観光総合案内所「小宿 とうじ予約係」電話078-904-0708(午前11時~午後6時)まで、お問合せ下さい。

 

・温泉街散策

有馬の温泉街は六甲山地北側の、標高350m~500mに位置しており、坂が多い地形が特徴的です。なだらかな坂道がいくつも行き交い、細い道の両脇には様々なおみやげ屋や食べ物屋、カフェ、雑貨屋さん、お寺など、ゆっくりと散策を楽しむ事が出来ます。

有馬のおみやげと言えば、やはり、定番の炭酸煎餅が挙げられますが、その他にも女子に人気なのが、有馬炭酸泉を配合した美肌石鹸やハンドクリーム(カメ印)、また、昔からの特産品として有馬かご、人形筆、松茸昆布などがあります。

 

【まとめ】

有馬温泉について、簡単に紹介しましたが、いかがでしたか?有馬温泉は、大阪や神戸からのアクセスも良く、電車やバスを利用して、ほんの1時間程度で行く事が出来ますので、関西の奥座敷である有馬を是非訪れてみて下さいね。

 

エス

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辛かった時、周りの人に言えない性格で、名もなきサイトに救われました。このことを実感して私も誰かの心の重りを少しでも軽くできるように頑張って更新します。 初め...

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