効率良くDIYリフォーム①住宅編〜問題と対処方法とは?
効率良くDIYリフォームする③材料編〜問題と対処方法とは?
特に初心者であれば、DIYリフォームで使うことができる材料の種類や量の多さに驚く女子は少なくありません。
材料の名前を言われても「さっぱり分からない」「どこに何を使ったらいいの?」といった心理になることが多いでしょう。ここでは、DIYリフォームする女子が材料についてよく感じる心理とその対処方法をご紹介します。
〈⒈〉DIYリフォームする女子が材料選びで感じる心理とは?
大抵、ホームセンターの木材売り場には膨大な種類や量の板が並んでいます。「木材の選び方がわからない」「木材をカットしてほしい」と心理になりますが、上手に対処する方法があります。
〈1-⒈〉対処方法①まずは初心者向けから選ぶ
木材の選び方のポイントは基本的な木の名前と特徴を覚えておくことです。一般に、初心者におすすめなのは木目や節の模様が穏やかで、加工しやすいパイン材。独特の風合いがあり、使い込むほどに味わい深いあめ色に変化します。
また、DIYリフォームでは幅広く用いられることが多いエゾマツ材は軽くて柔らかで強度もあり、加工しやすいといった特徴があります。ただ、ヤニツボが多いという欠点もありますので、ひどい場合はヤニ止めをしましょう。
一方、価格が手頃で小さめの工作などに向いているのがモミ材です。淡黄白色でとても軽く、柔らかいため加工しやすいのですが、強度はあまり強くないでしょう。
基本的な木材には他にも、ラワン材やスギ材、マツ集大成などがあります。木の硬さや柔らかさ、木目の美しさや表面の肌触り、節目があるか無いか、価格などを基準に選ぶと良いでしょう。
〈1-⒉〉対処方法②カットサービスに依頼する
DIYリフォームするために板を購入しても、「自分でカットできない」「カットの仕方が分からない」という人は少なくありません。しかし、一般にホームセンターにはカットサービスがあります。購入した板をそのまま持ち込むと、スタッフが希望どおりにカットしてくれるでしょう。
その際、受付で「仕様書」を書くことが必要になります。これは「木取り図」とも呼ばれていますが、対象の板のどこをカットすれば良いかを記入したものです。
「専門の知識がないから書けない」と心配になる女子もいますが、簡単な図で大丈夫。「ここを〇cmの間隔で、〇枚切ってほしい」といった意向が伝われば良いので、自己流設計図で十分でしょう。
ただ、カットサービスの価格は長さではなく本数で決まります。最小カット数ですむように、効率よく切れる計画を立てることがポイントです。
〈⒉〉DIYリフォームをキレイに仕上げるためのポイントとは?
DIYリフォームでは壁にペンキを塗ったり、床板を貼ったりするなど自然素材を十分生かして、自分だけの居住空間を作ることができます。張り替えやペイントの方法、塗料やニスの選び方を知っておくと役立ちます。
〈2-⒈〉対処方法①張り替えやペイントは下地処理をきちんと行う
DIYリフォームでは壁紙を張り替えたり、壁面にペイントをすることがよくあります。失敗する女子に多いパターンはいいかげんにしたままリメイクを始めてしまい、下地の凹凸が出てしまうといもの。
特に、薄い壁紙の場合は下地のちょっとした凹凸が鏡面に響いてしまいます。また、水溶性塗料は生地に染み込むため、なかなか思い通りに発色しません。しっくいや珪藻土などは乾くほどヒビや割れ目が目立ってくることがあります。
そのため、「キレイに貼りたい」「美しい仕上がりにしたい」という心理になることが多いでしょう。この場合、元の壁紙をきちんとはがした後、表面の傷や穴をチェックして下地処理を行うことができますが、ポイントは整えたい下地に合わせて使い分けることです。
例えば、壁面に穴やひび割れがあるなら「パテ」を使います。ヘラで埋め込むように平らにならし、その後サイドペーパーで表面を整えるとキレイになります。
また、表面がボロボロはがれる壁や水を吸い込む壁に使うのは「シーラー」です。表面を硬化する作用があるため、塗料が密着しやすくなるでしょう。
他にも、木目の粗い木にニスを塗る時、その前に「との粉」をひと塗りすることができます。半乾きになった時に布拭きすると仕上がりが美しくなります。
〈2-⒉〉対処方法②塗料やニスは用途に合わせて選ぶ
DIYリフォームではさまざまな場所に塗料を使うことがよくあります。
浴室やデッキ、外壁や門などいろいろあるでしょう。種類も色も豊富なため、「自分のイメージ通りの色にするにはどれを選べば良いのか分からない」「塗る場所に合ったものを選びたいけど迷ってしまう」といった心理になる女子は少なくありません。
ポイントは塗る場所や素材など用途に合わせて選ぶことです。室内でよく使われるのは水で薄めたり、用具の水洗いが出来る水性塗料。「塗り壁風」や「湿気の多い水回り用」など種類が多いでしょう。
一般に、浴室や洗面所、トイレの壁などは超強力な防カビや抗菌効果のあるものがおすすめです。また、デッキなど木工には食品衛生法に適合する天然植物油配合の木部着色料のものがあり、小さな子供やペットがいても安心になっています。
屋外で使われることが多い油性塗料は防水性や耐久性の高いため、風や雨にさらされる住宅の外壁や門などにピッタリです。ただし、溶剤を使うため素人向きではありません。
色を選ぶ時はラベルの表示カラーを参考にしてください。しかし、塗った素材や状態によって微妙な違いがあります。実際に塗る時は端材や隅の方に試し塗りするなど確認するなら安心です。
また、仕上げに保護膜となるニスなどを塗ることがあります。いくつか種類がありますが、一般的にニスとワックスは保護材になります。板の表面を傷や汚れから守る役割があるからです。
一方、オイルステインは着色剤と覚えることができます。元の木目を生かしながら違う色をつける役割があるでしょう。使い方のポイントは最初にオイルステインを塗って着色し、その上からニスやワックスを塗って保護膜をつけるといった感じです。
ブランド商品の中には一度に着色料と塗面保護ができるものも少なくありません。ラベル裏の品質表示には用途や使用法、成分などがしっかり明記されています。
迷った時はよく確認して選びましょう。
【まとめ】
自分の脚で歩いて見つけた素材を使って、試行錯誤しながら作り上げるDIYリフォーム。基本的なポイントを押さえて、綺麗な仕上がりを心がけるなら満足度もアップします。
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