羽生結弦選手の活躍の裏には家族の支えがあった
2018年2月現在。平昌オリンピックが開催されている真っ只中です。日本勢が次々とメダルを獲得していく中で、日本人最初の金メダルに輝いたのは、男子フィギュアスケート代表の羽生結弦選手でした。
なんと、前回のソチオリンピックの金メダルに続き、2連覇と言う快挙!そんな羽生結弦選手の活躍の裏には、家族の支えがあったんです。
◎羽生結弦選手とは?
今更感はありますが、羽生結弦選手のプロフィールをざっくり紹介しておきましょう。
羽生結弦選手は、1994年12月7日生まれの仙台出身。スケートを始めたのは4歳からで、お姉さんの影響だそうです。2008~2009年に開催された全日本ジュニア選手権で優勝して以来、めきめきと頭角を現していきます。
そして、2009~2010年に開催された世界ジュニア選手権&全日本ジュニア選手権、ジュニアグランプリファイナル
でも優勝し、注目の選手になりました。
◎あまり表に出ない羽生結弦選手の家族
アスリートが活躍すると、その家族にもスポットが当たる傾向があります。だから、家族が顔出しでインタビューに応じることも多いんです。
しかし、羽生結弦選手の家族は表に出てきません。それは、「頑張っているのは本人であり、家族ではない」という親の考えがあるからだと言われています。そんな羽生結弦選手の家族ってどんな人達なんでしょう?
◎羽生家はごくごく普通の家族
フィギュアスケートは、大成するまでに莫大なお金がかかるスポーツとして知られています。だから、のびしろがあるにも関わらず、家庭のお金の事情でドロップアウトする選手も多いそうです。しかし羽生家はごくごく普通の家庭だそうです。
・お父さんは中学校の先生
羽生結弦選手のお父さんは、中学校の先生をしているそうです。噂によると、教頭先生を務めているとか。学校の先生は決して高収入ではありませんから、ごくごく普通の家庭だと言えそうです。
・お母さんは主婦
羽生結弦選手のお母さんは、ごくごく普通の主婦。パートなどをして家計を支えていたそうで、羽生結弦選手が着ている衣装を手作りしていたこともあったとか。やはり、こういった地道な家族のサポートがあってこそ、続けられるスポーツなんですね。
・お姉さんはアイスリンク仙台のスタッフ
羽生結弦選手がスケートを始めるきっかけになったお姉さんは、4歳年上。現在は、羽生結弦選手がホームリンクとして使っていた「アイスリンク仙台」のスタッフとして働いています。
◎賞金をすべてスケートにまわしていた
前述したように、ごく普通の家庭であることがうかがえる羽生家。一体、どのようにスケート費用を賄っていたのか?本人の努力&持って生まれたセンスにより、羽生結弦選手は早い段階から優勝を重ねます。そこで得た優勝賞金は、すべてスケートに回していたんだとか。贅沢な生活をすることなく、家族一丸で、羽生結弦選手のスケートを支えていたんですね。
◎実は喘息持ちの羽生結弦選手
軽やかな身のこなしで、どんどんジャンプをこなす羽生結弦選手ですが、実は、幼い頃から喘息を持っているんです。今でも吸入器を持ち歩いているんだとか。これって、かなり意外ですよね。そのため、喘息も含めた体調管理は、全てお母さんに一任しているんだそうです。
◎精神面でのサポートも家族の影響あり
羽生結弦選手は、元々緊張しやすいタイプだそうです。だから、本番前に緊張しすぎて、落ち着きがなくなったり、腹痛に襲われることもあるといいます。
その時は、お母さんが声をかけて「練習通りにやれば大丈夫」とメンタルを安定させるんだとか。
◎勉強にも妥協を許さないご両親
羽生結弦選手ほどスケートの実力があれば、学業が疎かだったとしても、おそらく誰も文句は言わないでしょう。しかし、羽生結弦選手のご両親は、勉強にも妥協を許さなかったそうです。
だから、スケートの遠征先でも、参考書を持参して勉強!その結果、羽生結弦選手は中学校も高校も、成績はほぼオール5だったとか。ここまでの完璧人間は、そうそうお目にかかれるものではありませんよね。
◎家族の支えの甲斐もありめきめきと結果を残していく
これらのような家族の支えもあり、羽生結弦選手は、メキメキと結果を残していきます。冒頭で紹介した経歴と少しかぶるところもありますが、改めて紹介しておきましょう。
・2007~2008年シーズンの全日本ジュニア選手権で3位。
・翌シーズンには初優勝
・2009~2010年のシーズンで、ジュニアGFで優勝(史上最年少)。
・2010~2011年のシーズンでは、シニアデビュー。四大陸選手権で銀メダル。
・翌シーズンのGFで2位。
・2013~2014年のシーズンでは、GF初制覇
・2014年の2月、ソチオリンピックで金メダル(男子アジア人初)
・2014~2015年のシーズンで、GFの2連覇
・同シーズンの世界選手権で銀メダル
・2シーズンにわたりGFを制覇(4連覇の偉業)
・2018年の2月、平昌オリンピックで金メダル
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?羽生結弦選手の活躍の裏には、このような家族の苦労があったんですね。きっと、羽生結弦選手は、これからも更なる活躍を見せてくれるでしょう。ますます、目が離せません!
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