空き家と空き部屋のシェアサービスが拡大中!
■オシャレな部屋に泊まれるシェアサービスが拡大
・日本は民泊規制緩和に進んでいる
日本は民泊の規制緩和が進んでいて、民間の家や部屋を簡単に他人に貸し出せるようになるといわれています。
理由の一つが訪日外国人の増加。とくに東京オリンピック開催時にはホテルなどが不足することが予想されているため、宿泊場所を確保するために空き家や空き部屋の活用を進めようという狙いがあるのです。
民泊と書いてしまうと少し古臭いイメージがありますが、欧米では空き家や空き部屋をシェアするためのサービスがシェアを拡大しています。オシャレな部屋に泊まったり、長期出張やバカンスの拠点に使うなど、アイディアがあれば自由なアレンジができるのも魅力です。
部屋を提供する側も工夫しています。どれだけ部屋をキレイにできるのか、セールスポイントをアピールできるかが重要で、泊まる人が多ければそれだけ収入が確保しやすくなるからです。
副業としても注目が集まっていて、長期の旅行中に自分の家を貸し出すといった使い方もできます。
自宅をシェアハウスにするような感覚で、どんどんハードルが低くなっているのです。
・女子会などに部屋を借りると言う方法も
ロケーションがいい部屋や、インテリアなど内装が美しい部屋を使えるとテンションがあがるものです。
しかし、高級ホテルなどの部屋を借りるにはお金がかかり、レストランなどのお店の貸し切りも神経を使います。ところが、民泊を利用することで、そのハードルが一気に下がります。
これは、海外出張が多い人が高級マンションなどを貸し出すケースなども含まれるからです。
民泊需要を狙って、様々な異業種が民泊ビジネスに参入し、様々な部屋を提供しているのもポイントになってきます。安く、手軽に部屋を借りられるだけでなく、マンションの高層階や駅に近いかどうかなど、条件にこだわって借りることもできます。
女子会などに利用する人も多く、食べ物や飲み物を持ち寄り、飲んで食べて休んでと、リラックスした時間を過ごすこともできます。都合がつかない場合は女子会の後に解散し、お酒を飲んだ人だけが泊まるといった使い方もできます。
ホテルなどと違って使い方は事前に貸す人に相談できるようになっているため、交渉の余地が大きく、様々な楽しみ方の提案ができるのも魅力になっているのです。
■海外発の民泊紹介サービスが人気
・アプリなどで気軽に予約できる
海外だけでなく、日本でも話題になったサービスに『Airbnb(エアビーアンドビー)』があります。
アメリカ発のサービスで、ホストと泊まりたい人を結びつけるための情報提供等を行っています。
公式サイトのほかにスマホ用のアプリを提供していて、簡単な登録で条件に合わせた家や部屋を探せるようになっています。
部屋や家を提供したいホストも使いやすくなっていて、物件登録は無料です。シーズンごとの価格設定なども可能で、うまく機能を活用すればそれだけ収入を増やせます。
泊まりたい人はエリアや価格などでの条件で絞り込んで部屋を探せるだけでなく、お気に入りの物件を登録することもできます。
人の部屋や家を借りる関係上、メッセージを使った打ち合わせが必要になるのもポイントです。
家や部屋ごとにルールが異なるため、喫煙が可能か、NGかといった情報も確認が必要になる場合があるからです。
ルールを破ってしまうと損害に対する保障を求められることもあります。ホテルなどよりも価格が安いことが多いため、互いのルールに配慮する気遣いも重要になります。
・豪邸も含まれるHomeAway
『HomeAway(ホームアウェイ)』は世界最大級の民泊紹介サイトで、日本にも進出しています。『Airbnb(エアビーアンドビー)』との違いは、長期宿泊や一軒屋の貸し出しに強みがあることです。
海外ではバカンスなどの習慣がある地域も多く、1ヵ月単位で休暇をとることが珍しくなくなっています。1ヵ月間は別荘や、民泊を利用し、開いた家は貸し出して旅費の足しや生活費の足しにするというケースがあるほどです。
『HomeAway』はリゾート地で別荘を借りる、豪邸で優雅な暮らしを楽しむといった使い方もできるようになっているのです。もちろん、都心部などでビジネスや純粋な宿泊目的で利用することもできます。
ただし、部屋や家を提供している人が日本語ができるとは限らないため、その点は注意が必要です。訪日外国人をターゲットに、部屋の説明文なども英語でかかれているケースもあります。
日本語ができないホストと交渉する場合はそれなりの英語能力などが求められます。
【まとめ】
休みの日に部屋をシェアできるサービスや、民泊として使えるサービスは普及していて、訪日需要を見据えた政策の後押しなども存在しています。
泊まるだけでなく女子会やイベントにも利用が可能なため、ホストとの交渉次第で様々な選択肢が広がります。
単純に長期の旅行の費用を安くしたり、ホテル代わりに利用することもできます。サービスを知っているだけでも違いが出る場合があるのです。
More from my site
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。