都会に疲れた独身女性、もし地方に移住したら浮きやすい?
「東京や都会のゴミゴミにした生活に疲れた」、「どうせなら地方に移住してゆっくり過ごしたい」、そう考えている独身女性の方もいらっしゃるかと。ただここで問題なるのは、結婚率の高い地方だと独身女性は浮きやすいということ。地方の事情を交え、独身女性の移住についてお話していきます。
1.地方では独身女性は浮きやすい
地方に独身女性が移住しますと、結論からいえば”浮きやすい”です。理由は地方は結婚率が高いため。
①地方は結婚率が高め
地域にもよりますが、都会から離れるにつれて結婚率は高くなっていく傾向があるんですね。東京や大阪などの都会ですと、今3人に1人は独身であると言われています。一方で地方にいくとこの割合が変わってきます。中には独身女性が5人に1人、10人に1人の地域もあるほど。地方の結婚率が高いのは、「地元出身者で身を固める文化がある」、「仕事やキャリアより結婚を重視する文化がある」など、色々と理由はあります。
このため独身女性が地方に移住すると、”少数派”になりやすくなり、浮いてしまう事があるのです。
②30代以上は特に浮きやすい
地方は結婚率が高いだけでなくて、結婚する年齢も早めの傾向があります。大半は20代のうちに早期結婚する女性が多く、中には10代で結婚する女性、高校卒業後すぐに結婚し家庭に入ってしまう女性もいるほど。
このため、30代以上の独身女性というのはかなりに数が限られてきます。また独身でもバツ1のシングルマザーなど、過去に結婚歴のある独身女性が多め。これまで全く結婚歴のない独身女性というのは、特に浮きやすい傾向があるんです。
③移住者は浮きやすい
既婚・独身問わず、移住者というのは地方では浮きやすい傾向があります。都会は全国各地から人が集まってきますが、地方の場合はなかなかそうにはいきません。特に最近は再び「都会回帰」の流れが進んでいますので、移住者というのはやはり少数派。それもあって、地方では移住者は珍しい目で見られやすいんですね。
2.けれど、最近は地方も変わりつつある
地方移住を考えている女性にとって夢も希望のない話をしてしまいましたが、最近はそれが変わりつつもあります。独身女性にとってプラスになる追い風要素を少し書いていきます。
①地方創生が進んでいる
「都心回帰」のブームも起きていますが、同時に「地方創生」や「移住ブーム」も起きてきています。特に若者や女性の少ない自治体では、街をあげて移住者の受け入れに動いている自治体も。そのような自治体では、自分と同じように移住してきた独身女性も多くなり、街の人に歓迎され、心身ともに豊かに過ごせることもあります。
②地方でも独身率が少しずつ高まっている
地方は都会と比べると結婚率が高いです。でも最近は、全国的に独身率が高まっています。地方であっても。80年代90年代のひと昔前の時代から比べると、地方であっても独身女性が珍しくはなくなってきています。今後はより一層この流れが加速すると言われていますので、都会・地方問わずに独身女性が生きやすい時代になってきています。
③インターネットの普及により、地方でも過ごしやすい
ひと昔前は、独身女性が地方に移住すると不便なことが多かったんですね。独身女性向けの娯楽施設やファッション店なども少なく、地域によってはコンビニさえもないところも。けれど最近はインターネットが普及したことにより、地方でも殆どのモノやサービスが利用できるようになりました。またソーシャルネットワークの普及により、地方でも自分と同じような仲間も見つけやすく。
3.独身女性は地方に移住するべき?
最後に、独身女性は地方に移住するべきか。これについては価値観によるかと。
地方では、やはり独身女性は浮きやすく、普段の生活も不便に感じることもやはり多いです。賃金水準も都会から比べると低め。
けれどその分、都会のような雑踏感がなく、穏やかな生活をおくれます。満員電車の苦痛からも解放されますし、動物や虫の鳴き声を聞きながら心身ともにリフレッシュした生活がおくれることも。
それを天秤にかけた上で、自分はどちらを重視するかの話になってくるでしょう。
まとめ
以上、独身女性の地方移住についてとなります。
地方はたしかに独身女性は浮きやすい現実がありますが、最近はそれが変わりつつもあります。また地方ならではの良さというのも。もしどうしても都会の生活に疲れてしまった方は、地方移住を考えてみるものアリかもしれません。
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