殺伐とした環境を潤す、可愛いくてオシャレな付箋の勧め。

ハンズなどの文具コーナーに行くと、意外にも広いスペースを有しているのが、付箋コーナーです。もっと広いスペースを展開しているのが、ブライダルやベビー関係のペーパークラフトグッズコーナーなのですが、そちらとはまた一線を引いた感じの落ち着いた雰囲気の商品が置いてあります。
勉強、または仕事中に使う付箋、使い捨てグッズなのに…なんて高価なんでしょう!貼り替えの効く特殊な糊が1/3～1/2くらいついてるタダ同然のメモ紙なのですが、何故か気になってしまいます。色や形が氾濫する物づくりの現場にいると、メモ紙はミスコピーで十分なのですが、こと事務的な現場にいると、プリティーなメモ紙を使用したい気分にかられます。そんな殺伐とした環境を潤す、各種付箋のご紹介です。

No.1 王道3Mの付箋

メモパッドに付け外しの効く糊がついているからって、あんまりな値段!と思ってしまいますが、一番使っていて飽きがこず品質が良いのが、王道の3Mのメモ付箋です。ティーンズ向けのシールや、冠婚葬祭にからむペーパークラフトグッズのほうがよほど安くてバラエティに富んでいますが、3Mはやはりオフィスを意識してつくられている商品だけに、形や色、機能も完成品です。
バラエティグッズに近いユニークな物もありますが、3Mの場合は職場で使用していて違和感はありません。良い物だと思い、以前お返しの品としてセット品を差し上げたところ、周囲の反応はゼロどころか、ドン引きでした。
この趣向は、私だけなのでしょうか。

職場では色々な色や大きさの付箋を使い分け、注意を促しますが、時として、既に使用済み(注意終了)付箋と一緒に同様の物が重要な連絡用としてフツーに張られている時があります。コレを見逃すとは!コレは重要な警告だったんだ!と叱られた時、それくらい重要な連絡であるのなら、付箋の色や形、サイズを変えて注意を促すべきだと考えました。何も警告を意味するいやらし～い色やサイズでなくても、可愛くて大き目のサイズとか色でもいいじゃない?!と、思うんですっ!

No.2 ノートブック型の付箋セット

随分前でしたが、ヴィーナスフォートかまたはそれに似た高級文具専門店のショップで売り上げが良い物のうちの一つが、「ノートブック型の付箋セット」でした。A5～B5版くらいのバインダーサイズ、様々なサイズと色の付箋がセットになっているもので、プレゼント品としても人気があるということでした。TV中継で紹介されていたその商品に似たものは、時期によりあったりなかったりしますが、Amazonでもいくつか見かけます。最初はそんな物を沢山何に使うのかとも思ったものですが…職場や学校によっては有効に活用できるようです。数年前に話題となった“付箋ノート術”という、一つの情報を一つの付箋メモに記入し、優先順位や重要度をつけて色別にノートに貼っていき、脳を整理する記述や勉強に役立つ方法、と言うやり方に使用できる角形で大き目な付箋が複数セットされています。

No.3 100均セリアの付箋

一方、仕事と言うより趣味で使うことが多いタイプの付箋ですが、可愛い物が多く見つかるのは100均のセリアです。形・色・柄のバリエーションも豊か、明らかに中高生が対象なのですが、大人でも唸ってしまう物がちらほらあります。なんといっても、価格の安さに対して、製品の出来栄えが良いため大変お買い得です。物にもよりますが、幼稚すぎない程度の可愛らしさ、100円で100シート入りのコスト感は、購入後のプラスアルファの工夫でいかようにも使用が可能です。中でも、3Mや海外からの輸入品に似た付箋(またはシール)があるのが嬉しいかぎりです。

少々遊びが入りますが、これらの付箋にプリンターで印字したあと、織柄感のある用紙をつけてラミネートすると、少し立体感のある札ができあがります。
このような札を、進行中の書類が入ったファイルに入れておくことで、社内でファイルの行き来がある場合、他の部署のファイルと混ざらないうえ目立ち忘れ去られず見つけやすいという利点があります。