ビールが苦いは時代遅れ?フルーツ系のクラフトビールが新たなトレンドに
■クラフトビール人気で変り種のビールが人気に
・本格志向の女性が増えている
ビール業界を牽引しているのがクラフトビールブームです。全国各地で様々なクラフトビールイベントが開催され、女性の参加者が増えているのも特徴になっています。ビールは苦いものというイメージは崩れつつあり、メーカーごとの個性を楽しむものにかわりつつあるのです。
ビール以外のジャンルでも本格志向で味を追及する女性は増えていて、詳しさは一つのステータスにもなっています。知ること自体が楽しいという女性も存在し、趣味として飲食を楽しみ、情報をシェアしつつさらに新しい分野を探る人も珍しくなくなっています。
コンビニで売られたクラフトビールがヒットするなど、ブームの発生源も自体の裾野も広がっています。ユニークな取り組みをしているメーカーが増えたことも影響し、ビールに親しむ女性が増えているのです。
・個性を楽しめるのがクラフトビールの楽しさ
クラフトビールは、地ビールと呼ばれることもあります。生産数が少なく、醸造所の個性が出やすいのが特徴で大手メーカーにはない魅力があるのがポイントです。ビールの生産量が多いことで知られるベルギーでは、町に一つ、あるいは複数のビール醸造所があることが珍しくなく、それぞれ個性豊かなビールを造っています。
あまり人に知られていないビールや、ビール醸造に関する様々なエピソードを楽しめるのも魅力になっています。
日本でもクラフトビールブームから独自のビールを生み出す都市が増えていて、中には行政も巻き込んだプロジェクトになる場合もあります。ビール作りは水が重要に成る部分もあり、土地ごとの個性を楽しめるのも特徴です。
また、コンセプトごとに複数のビールを造り分けるメーカーも多くなっています。コンビニでのクラフトビールの販売に成功したヤッホーブルーイングは次々と新しい製品を開発していることでも知られています。
『よなよなエール』『水曜日のネコ』など、名前で味が創造出来ないユニークなビールやパッケージングの商品も多く、見た目も含めて楽しめるようになっています。
■フルーツビールの人気が急上昇
・ビールの本場で作られるフルーツビールが人気に
クラフトビールのなかでも女性から熱い指示を受けているのがフルーツビールです。ベルギーではフルーツの果汁を混ぜてより飲みやすくしたデザート感覚のビールが人気で、そのまま本場の味として日本に紹介されるケースが増えているのです。
苦いだけでは楽しめない、甘いだけでは物足りないという女性に受けて、トレンドになっているのです。日本のクラフトビールメーカーでもフルーツを加えたフルーツビールを造るケースが珍しくなくなっていて、地元の特産フルーツとのコラボレーションを楽しめる機会が増えています。
また、ベルギーはビールだけでなく、チョコレートやワッフルでも有名です。
フルーツビールの酸味とベルギーワッフルの組み合わせなど、スイーツ好きからの支持も集めているのがポイントで、どちらも楽しめるお店が増えているのです。
夜カフェ感覚でベルギービールの専門店を楽しむ層も存在し、楽しみ方の幅の広さも人を惹きつける理由になっています。
・同じフルーツビールでも個性の違いが楽しめる
フルーツビールと一言で言っても、醸造所と利用するフルーツの組み合わせによって味は大きく変化します。ベルギーではチェリーを使ったビールがメジャーで、甘酸っぱい風味と苦味のハーモニーには待ってしまう人もいます。
また、苦味を出来るだけ抑える方針の醸造所もあり、違いを楽しめるのもポイントになっています。
フルーツビールの人気上昇に伴って、選択肢が増えているのも特徴です。中にはフルーツビールを樽で購入し、生のフルーツビールを提供する店もあります。ビールは生と瓶入り、缶入りで味が変わることが多く、同じビールでも別物と思えるくらい変わるものも存在します。
期間限定など限定品で提供されることが多いのも、女性のファンが増える要素になっています。輸入数自体が限られるため、非常にレアなフルーツビールが飲めるケースもあるからです。扱うお店の力量や目の付け所が重要なポイントにもなっています。
希少なビールを扱うお店ほど普段からビールの保存にも気を使っていて、本来の味を楽しみやすいのも魅力の一つになっています。保管方法によって味が変わる場合があり、よりおいしいビールを求める人のチェックポイントになっているのです。
【まとめ】
クラフトビールのブームの中でフルーツビールの評価が高まり、人気になっています。
女性にうれしい要素が多いことがトレンドを生む要因になっていて、ビール単体で楽しむ人も料理やデザートとの組み合わせを楽しむ人も生まれているのです。
瓶や缶のデザインにこだわったものが多いのも特徴です。写真にとったり、画像をアップすることも楽しめ、話題づくりに貢献してくれるのです。
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